新着記事一覧 | 源にふれろ

模様替え/祝杯

いま、この日記を書いている間に座っている椅子が、もう古くなってきたので、買い換えたいと思い、ホームセンターへ行く。大して座り心地もデザインも良くない椅子が、なぜかとても高かったりして、不思議だ。座り心地もデザインも良くて、値段も耐用年数を考えれば、妥当だと思われる椅子を購入。敷き布団も、へたって来たので、購入。ふすまも、古くなりすぎているので、ふすま紙を購入。玄関のカーペットも、購入。先日のドッジボール大会の地区優勝を祝って、父兄と子供たち集まって、居酒屋で祝杯。子供たちがうるさくて仕方ない。静かな子は、ずっとゲームばかり。こうやって集まってみると、わが子が一番かわいくマシだと思う。ほかの子の「親の顔」が見られた。

November 12, 2011

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完成視聴

新作のラジオドラマのＣＤが届いた。1～3話まで聞いた。疲れていたので、4話あたりから気づいたら眠ってしまっていた。自分の作品で寝るなんて、ショック！

November 11, 2011

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ステキな１日/『ステキな金縛り』

マリオンでＮさんと待ち合わせて、一緒に『ステキな金縛り』を観る。Ｎさんとは３年前にも『ザ・マジック・アワー』を一緒に観た。前作は笑いが絶えないケッサクだったが、本作は笑いに加えて、最後、ホロッとさせられるシーンがあって、これがいい。震災後、日本中の書き手が、これから何を書くべきか己の心中を見つめたと思うが、このラストのメッセージは、被災者への三谷さんの思いだと、僕は受け取った。ふたり良かったね、と満足げに声を交わして、暗闇からロビーに出ると、二人ともの携帯にそれぞれメッセージが入っていた。僕の方は、新作をいま視聴していますが、これはかなり傑作です、というお褒めの言葉。Ｎさんの方は留守録で、かけ直している。ちょっと離れて待っていたので話している内容はわからないけど、ひょっとして、と思うことあり。終わって、Ｎさんがドラマのコンペで脚本が採用された、と知らせてくれた。やっぱり、そんな気がしたんだよね。おめでたい。我が事のように嬉しい。４丁目交差点近くのスペイン料理店に行き、豪勢なランチを食べる。Ｎさんのお祝い……は振って沸いたグッドニュースで、また別の機会にあらためて。今日のお祝いは、拙作が先日、ＡＢＵ賞という賞を貰ったことの報告。ニュースになり、新聞にも出たが、誰も気づかない。よって、自分から一人ひとりに報告していくのだが、盟友Ｎさんは、栄えあるその一人目。我が事のように喜んでもらう。ランチはすごくおいしかったのだが、話に夢中になって、細部の味をよく覚えていない……。おいしかったのは、相手と、話題とのコラボが加味してるかも。気づけば、ランチタイム終了。自分たち以外、もう誰もいなかった。さっそく今夜収録、というＮさんはいったんお家へ帰り、自分は暇つぶし。三越をブラブラして、近所に本社のあるＰへ会えないか電話してみるが、つながらない。しょうがないので、交通会館へ行って、献血する。これで今年は新宿、秋葉原、有楽町とＭＡＸの３回したことになる。夕暮れも終わりつつある頃、表参道へ移動。さっき三越の屋上から電話したＰから連絡、来る。ギャラの話、満額回答。まんぞくまんぞく。３月に予定されていたラジオドラマの授賞式に、関係者面して出席。スピーチが長くて、おいしそうな料理を食べる時間、ほとんどなし。関係者といろいろ話する。２次会は当初、行くつもりではなかったのだけど、話し足りない人もいたので、流れで行くことにする。こちらも食べる暇なく、話ばかり。すると、Ｎさんが収録を終えて駆けつけた。まさか１日に２度も会うなんて、それにしても今日は長い１日だったね、と笑って語り合った。

November 10, 2011

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『家政婦のミタ』第5話

『家政婦のミタ』第5話を見る。生まれつき備わっている母性に対し、父親は生まれつきの父性というものを持たない。なんとなく父親らしくはいられるけど、本当の父親になるには、父親とは何をなすべき存在なのかを自らに問わなければならない。家政婦を通して、失った母親の存在の大きさを描くと同時に、実は、父親とはどういう存在なのかも、問うているところがすごい。そして、「家族を守りたい」というミタさんの代弁落書き。

November 9, 2011

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ケーキでお祝い

今日から自分のセクションにも繁忙期の臨時スタッフが2人配属された。館内を案内しながら、仕事の内容を説明する。ケーキを買って家に帰る。おめでたいことがあったので、家族と福岡の親に報告する。

November 8, 2011

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脱稿

3週間前から取り組んでいたプロット、今日でＯＫが出て、提出された。ラジオドラマが終わってすぐだったので、息も抜けぬまま書き続けたが、これでようやく一息つける。

November 7, 2011

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『下町の空』

部内の方々で、作業がおっつかない状況なので、自主的にどんどんあっち入ったり、こっち行ったり。少しはスムーズに回ったが、どうせもうすぐパンクするのは目に見えている。パンクすれば、作業フローも変えざるを得ず、少しは改善されるだろう。『下町の空』（芝木好子・著）読了。昭和40年前後に書かれた短編集。背筋をぴんと伸ばして生きているような女性が出てくるのが、とてもいい。下町でありながら、泥臭くないのは生き方が洗練されているからだろう。中学高校で読んでいた小説の匂いがして、何だかとても懐かしい読書になった。こういう小説に比べると、今の小説の文章は、お子様だなあ、とつくづく思う。本を出すレベルが下がっているのだろう。巻末の年譜を見て、『洲崎パラダイス』とあって驚く。川島雄三の佳作、原作はこの人だったのだ。ますますいい、と思った。

November 6, 2011

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『ポーカー・フェース』

沢木耕太郎の最新刊『ポーカー・フェース』を読了。久しぶりのエッセイ集なので、読み終わるのがもったいなかった。【送料無料】ポーカー・フェース

November 5, 2011

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決定稿に向けて

プロットの肉付け。もう、これでそろそろ終わりにしたい。いや期日は決まっているので、後どこまで頑張れるか。これでＯＫが出るか。出て欲しい。図書館に行ったら、休み。第一金曜日は休みなのに、またまたまたまただよ。

November 4, 2011

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先輩なりの

新宿で同業者のＵさんと飲む。同業者といっても、こちらの方がずっとキャリアは長いので、先輩風を吹かせないように気を付けながら、悩んでいることについてアドバイスする。誰もが通る道、回り道はしないように。自分にもそういう先輩がいたら良かったなあ、と思う、そんな先輩になりたい。

November 3, 2011

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打ち合わせ

朝から、家事にいそしむ。風呂場を徹底的に磨く。汗かいた。ミタさんが、欲しい。銀行、図書館と買い物、散髪。買って来た「激落ち君」で、さらに磨く。夕方、打ち合わせで局へ。月曜に出した2稿、まあまあだったようで、後は細かい部分の肉づけをしていくことに。大直しなどなくて、ホッとした。よかった。『家政婦のミタ』第4話、見る。

November 2, 2011

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パンク担当

職場の方は本格的に立て込んできた。ホントはもう1週間前に終わらせておくべきことを今やっている体たらく。皆、テンパってイライラ。冗談言ってたら、笑い声がうるさい、と頭修理女に2度も言われてしまった。今回、自分の部署に割り振られた職務がヤケに少ないのが気にかかっているのだが、おそらく遊軍的立場で、他がパンクしたら手伝わされることになるんだろうな、と推測している。差し入れに貰ったサンプルを、コバヤシさんとサイトウさんに振る舞う。大袋入りのプルーンだけ、どうやって分けようか悩み、余ってしまった。

November 1, 2011

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ハロウィン/『あかね空』

ハロウィンが何のお祭りなのか、よくわかっていない。プロット、朝送る。ラストの盛り上がり、爽快なものにしたいのだけど、アクション以外でそれをどうしたらいいかが、なかなか難しい。繁忙期、明日からスタートなのに、準備が進まず、これでは初日からコケたな。忙しいので、終わらないところを手伝って残業してる時に、社員が何をしているかといえば壁時計の修理。まず、お前の頭の修理をしろ。ＮＨＫ青春アドベンチャー『家電の極意』、第1回を聴く。独り言の多い主人公だ。独り言じゃドラマにならない。ドラマなんだから、ぶつからないと。録画で『あかね空』を見る。内野聖陽が二役。映画は映画で悪くなかったのだけど、たっぷり読み応えのある小説も、映画にすると、豆腐が豆乳のようになってしまうんだなあ、と限界を感じる。内野聖陽／中谷美紀／あかね空

October 31, 2011

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ドッジボール大会

息子、朝7時半集合で、地域の小学校対抗のドッジボール大会へ参加。9試合戦って、8勝1敗で優勝したとのこと。最近いちばんのいいニュース。よく社内のレクリーエーションでボウリング大会なんかやってるけど、ドッジボールの方がいいんじゃないか。嫌な同僚や上司に向かって、思いっきりぶつけられる。

October 30, 2011

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遅々としてアイディア沸かず

朝は、酒が抜けるまで寝ていた。起きたら10時半で、それからお風呂へ。午後になって、プロットに取り組む。細部を描いてみると、打ち合わせで話した大雑把なアイディアは入らなかった。何か、それをうまく盛り込むいい案はないか、考えてもなかなか浮かばない。

October 29, 2011

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焼き鳥を肉片に変えるバカ

繁忙期にそなえ、職場のレイアウトが変更に。もっと早く行うはずだったのに、予算がないとかで、直前で延期になり、このくそ忙しくなり始めた時期に決行。頭がおかしい。そして、この手の引越しも何度目か。みんな、愛想を尽かして、投げやりに。馬場で大学のサークル仲間と飲み会。前回、フェイスブックで予想以上に集まったから、今回もフェイスブックで呼びかけたら、あんまり集まらなかった、と幹事が言った。飲み会というのは、ちゃんと飲みたい人をピンポイントで誘わないとダメなんだよな。そこが、あまりわかっていないようで。焼き鳥の盛り合わせを頼んだら、誰かが串を全部外しやがった。やめろ！　まずくなるだろ！自分の箸ではずして、その方が汚いじゃねえか。外しといて、食べないってどういうことだ。嫌がらせか！

October 28, 2011

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『アイス・カチャンは恋の味』

プロットの直し。マレーシア映画『アイス・カチャンは恋の味』を見る。舞台は80年代。青春初恋もので、手垢のついた内容だけど、アジアのいい雰囲気が出ている。笑わそうとしてあまり笑えないけど嫌いじゃない演出。男勝りの凛々しいヒロイン、10代の役だけど、調べたら、30くらいだった。やるなあ。

October 27, 2011

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打ち合わせ

各部署から来る依頼や問合わせに対し、相手の要望以上の仕事をしたら、相手が調子に乗ってきた。これがお客様相手なら、また利用します、となるのだろうけど、社内の他の部署から信頼を得ても、給料が上がるわけでもない。それでもなぜ、やるのか、というと、やっぱり働く以上は人から信頼を得たいから、というところに行きついてしまう。徳ではないが、何かを積んでいると思いたい。なんて思っていたら食品グロッサリーのバイヤーからまた差し入れが送られて来た。ほら、ちゃんと見てる人は見てくれてるんだよな、なんて。こっそり早退して、東銀座で打ち合わせ。プロットの初稿の直し。明日の朝から書くつもりなので、珍しくお酒はたしなむ程度に。ビール1杯とワイン2杯で、やめておく。

October 26, 2011

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昔馴染み

納品が始まったが、商品の一覧が載っているカタログが届かないので、自分が張り付いていなければどうしようもない状況。まあ、こうやって過去の経験と知識が生かされることに、それなりの自己満足感は得られるが、評価してくれる人もいないので、さしてやり甲斐が沸くでもなし。納品に来た昔からの顔なじみのドライバーの爺さんたちに久しぶりに会えたことがちょっと良かったくらいかな。最近は通勤中、文庫を2冊鞄に入れているので、片方の短編を読んだら、取り替えて、もう片方の短編を読んでみたり。

October 25, 2011

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心はドラマに

明日から歳暮用の積込み商品が1401定番、数万個納品されるというのに、相変わらず準備が進んでいない。現場サイドは、もうこりゃダメだとやる気も起きない。パンクするなら、早めにパンクしてしまえ。中元期に来てくれた派遣の子たちは、誰も来ず、新しい顔ぶれだと知らされる。またゼロからか……。派遣だったから、ちゃんとした職が見つかっているといいけど。そんなことはまあ、今の自分には関心も薄くて。昨日のプロットのこと。脚本家の仲間のこと、で頭がいっぱい。月9をちらっと見たが、ほとんど興味をそそられなかった。香里奈に吉高由里子と、好きな女優が出ているのになあ。しっかりとは見てないのでなんとも言えないが、これで共感を呼ぶんだろうか。あんまり魅力的には見えなかったけど。ドラマとしての構えが狭いような感じを受けた。

October 24, 2011

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授業参観

授業参観。保育園の時からの付き合いのＵさんが、生まれたばかりの赤ちゃんを連れて来ていた。メールでは聞いていたけど、見たのは初めて。赤ちゃんはもっとぽっちゃりしているかと思ったら、すっきりと面長。イケメンになるわ、と初めての男の子に愛情もひとしおの様子だった。商店街のお店屋さんでインタビューしてきた内容を紙芝居や紙人形劇に仕立てて、2年生の前で発表する総合学習。息子のグループが発表を終えた後、2年生からの質問。「なんで、紙人形をくるくる回していたんですか？」「そこですか……」と先生。親も苦笑。「きっと、忙しく働いてる様子を表していたんですよ」12時に家に戻ってから、ちょこちょこ間は空いてるが、結局夜中の2時半までずっと、明日締切の約束のプロットを書いて送った。いろいろ取りこぼした、というか、書いてたらキリがないので、書かなかったことがいくつも。スジを追うので精いっぱいで、感情の細かな機微にまで目が行き届いていない。それは、打ち合わせで出たことも含めて、次の稿で。

October 23, 2011

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10年たてば

10年前、まだＮＧＯをしていた頃に、大学1年生で仲間になったチアキが、今日、結婚式を挙げるという。そんなにまあ成長しちゃって、感慨、ひとしお。来月あたり、お祝いのご馳走をしようとは言ってあるんだけど、さて、どこで何を食べようか。

October 22, 2011

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『11人もいる！』

プロット書き。苦しいわけではないが、いろいろ調べたりすることがあって、なかなか進まない。いちばんの理由は、怠惰で、結局、昼寝してしまった。『11人もいる！』第1話を見る。宮藤官九郎・脚本。終始、笑っていられるということの、なんと楽しいこと。

October 21, 2011

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会議ばかりのカイシャ

お中元で大規模な遅配を生じさせたので、上が集まって、7月末からずっと歳暮のフローの打ち合わせをやっている。中元がパンクするのは、現場ではもう始まる前から分かっていたのだが、上としては経費節約を優先したのかもしれない。いくつもあった委託先を１つに絞ったのが間違いのもと。今回は、結局その委託先を復活させたようだが、例年ならもう決まっていること、いけないこともまだ全然決まっていない。また、パンクするんだろうな、と現場ではもう、諦めムードだ。会議ばっかりやってるカイシャはダメだ、という言葉があるけど、なるほど、これはたしかにダメだ。

October 20, 2011

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『家政婦のミタ』第2話

23年目の10・19。カンボジア人の知り合いのパスポートが切れるので、延長をしに、大使館まで付き合う。自分で行かせればいい、と妻は不機嫌。妻の知り合いがカンボジアに送金したい、というので、それもやってやる。自分でやればいい、と今度はこっちが不機嫌。配偶者の交友関係を良しとは思わないことは一般的にあることなのか。午後、プロットの整理。要点を書き出してみて、ようやく筋が頭に入ってくる。図書館へ。『家政婦のミタ』第2話、見る。

October 19, 2011

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考えたくないこと

職場に行ったら、今日は自分のセクションは一人だった。それでもまあ、なんとかこなす。ここのところ、人身事故で電車が遅れてばかり。その度に、人身事故って、飛び込み自殺なんだろうか、と思ってしまう。電車でも、飛行機の離着陸の時みたいに、運転席からの映像が車内のモニターに映ったら、飽きないと思うが、それでもし、飛び込まれたら、それはちょっとたまったものではない。昨日の企画の件、さっそく書き出す。

October 18, 2011

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新規案件

急にお声がかかった企画の件で、ゲラとＤＶＤに目を通す。夜、銀座で打ち合わせ。口述筆記ならぬ口述メモを取る。お鮨屋さんへ。巨匠のエピソードをたっぷり聞かせてもらう。

October 17, 2011

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「居酒屋もへじ」

先月放送していた「居酒屋もへじ」を見る。たしかに昔はこんな雰囲気のドラマをやっていたような気もするが、さすがにこれはちょっと脚本が……。これでいいのか、もっと面白くするには、という視点が、感じられなかった。全てが、水谷豊に、寄りかかり過ぎ。

October 16, 2011

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『累犯障害者』

『累犯障害者　塀の中の不条理』（山本譲司・著）読了。秘書給与流用で実刑判決を受けた元議員の筆者は、獄中で知能障害者の世話を受け持つ。福祉をテーマに議員活動していたが、まさかこんなに多くの知能障害者が刑務所にいることを知り、刑期が終わると、知能障害者の犯罪と裁判、それを生み出す社会背景を取材していく。福祉の存在すら知らない環境で育ち、善悪の区別がつかず、裁判では何が行われているのか分からぬまま、自分の意見も述べることなく、刑務所に入ってくる知能障害者は、実社会に受け皿がないため、この刑務所にいる時が実はいちばん、安心して生きていける、という逆説的な現実。事件が起きても、犯人が障害者だと分かった途端、マスコミも報じないため、ほとんどの人は、その実情を知らない。私たちには、何も見えていない。【送料無料】累犯障害者

October 16, 2011

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ラジオドラマ収録2日目

雨。風も強い。朝いちばんで、昨日のラストシーン、テンションＭＡＸの続き。順調に収録は進む。細かい語句のチェックや多少の台詞の加除くらいで、そんなにやることがない。魅力的な女優さん、俳優さんを飽かず眺めていた。予定より30分早く終了。昨日、TUTAYAで100円のサービス券を貰ったので、もう一度寄って、じっくり棚を見回った上で、芝木好子の小説を買う。家に帰る。打ち上げの意味をこめて、今日は発泡酒ではなく、プレミアムモルツ。

October 15, 2011

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ラジオドラマ収録

渋谷マークシティへ。スルガ銀行の口座に入っていた残金を引き出す。海外送金のWESTERN UNIONとの提携がなくなってから、もう使うことはないので。それにしても、こんなオフィスで働く人がいるんだよなあ。ラジオドラマの収録。作者としては、特にやることはなし。多少のてにをは違いは流れを重視してスルー。帰りに、BOOKOFFへ立ち寄る。エド・マクベインの87分署シリーズでまだ持ってないものが4冊あったので、すべて買っておく。

October 14, 2011

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ドラマ「幸福の黄色いハンカチ」

ドラマ「幸福の黄色いハンカチ」を見る。阿部寛、夏川結衣、堀北真希、武田鉄矢など。船からアプローチするラストシーンなど工夫も見られるけれど、本家には遠く及ばず。邦画マイベストで何遍も何遍も見ているので、1シーンごとに比べてしまう。健さんが刑務所から出てきて、食堂でビールとラーメンを頼む。久しぶりのビールを有難く、一気に飲むシーン。また久しぶりのラーメンを食べるのに、箸を持つ手に力が入り、肩がぐぐぐと上がってしまう感じ。これを出すために、健さんは数日前から食事を抜いていた、と聞いた。なのに、阿部寛はふつうにカレー食べてた。ミットもない、もダジャレの解説セリフがあって、全然笑えない。ダジャレを言いそうもない人が言うから、笑えるというシーンなのに。渥美清の役を武田鉄矢がやっているのだが、お釣りの会話に見られる人柄を感じさせるような余裕もないし。島が前科者だとバレる件りは、まるで意味不明。一事が万事、そんな感じ。

October 13, 2011

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『家政婦のミタ』

『家政婦のミタ』第1話を見る。もう少しコメディー色を想像していたのだけど、結構、コワーイ感じの家政婦になっていた。さて、どんな方向に向かうんだろうか。晴美家政婦紹介所の「ハルミ」って、市原悦子ので、世話している猫の名前だね。

October 12, 2011

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見てね

先週末くらいから、ふだんはあまり打たない携帯メールをいっぱい打っている。ドラマが始まる時の恒例行事。一人でも多くの人が見てくれるように。

October 11, 2011

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『コール』

午後のロードショーで放送していた『コール』を観る。シャーリーズ・セロン。誘拐された娘のダコタ・ファニングが喘息持ちなんだけど、そういえばこの映画は７年前にビデオを借りて来たんだが、喘息で入院してしまい、見ずに返した（妹が返しに行った）のだった。誘拐の動機など、ご都合主義的なストーリーだったが、まあまあ楽しめた。

October 10, 2011

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『農業がわかると社会のしくみが見えてくる』

昨日、田舎から新米が届いた。『農業がわかると社会のしくみが見えてくる』（生源寺眞一・著）読了。東大の先生が、高校生向けに、授業の講義口調でやさしく噛んで含めるように書いた、日本の農業と食糧事情についての入門書。【送料無料】農業がわかると、社会のしくみが見えてくる

October 10, 2011

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『下町ロケット』

『下町ロケット』（池井戸潤・著）読了。とうとう、本丸に手をつけた。そして、これもまた１日で一気読みしてしまった。読んでいて、途中で気づいた。この著者の小説は、あれだあれ、「忠臣蔵」。会社の屋台骨を揺るがす事件が起きて（刃傷松の廊下）、取引先がどんどん契約を解除（お家取り潰しの危機）、動揺が走った社内が二分するところを社長がまとめ（血判）、雌伏して巨悪の隙を様々な方法で伺い、遂に本懐を遂げる。リーダー（大石）、側近（吉田）、意気盛んな若者（堀部）はもとより、陰ながら応援する第三者（土屋主税）や、敵ながら一目置く重鎮（色部又四郎、清水一学）、離反するもの（大野）など、小説の登場人物と忠臣蔵の登場人物を頭の中で照らし合わせながら読むと、ああ、日本人の大好きな話だあ、とすとんと納得してしまう。プライドにこだわっていた自分を捨てて、腹を決めて突き進む。こういうのは、たまんないね。シド・ハーレーを思い出した。【送料無料】下町ロケット

October 9, 2011

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『空飛ぶタイヤ』

『空飛ぶタイヤ』（池井戸潤・著）読了。三菱のリコール隠しを題材とした小説。巻措く能わず、の面白さで、２段組み４８９頁を１日で読んでしまった。【送料無料】空飛ぶタイヤ

October 8, 2011

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ほんとうの戦争

いつか戦争を舞台にしたものを書くかもしれないので、という思いもあって、今日は1日、戦争にかかわる本を読んでいた。昭和戦争文学全集14「市民の日記」コレクション戦争×文学3「アジア太平洋戦争」焦土の記憶どこで刷り込まれたのか、おそらくテレビだろうけど、今まで持っていた戦争のイメージは、どこか偏っている。食べ物といえば、さつまいもに、すいとん、とか。しかし、丹念に読んでいくと、そういうイメージが先入観であり、固定観念であったことを次から次に思い知らされる。戦後まだ数年の時から、マスメディアで報じられるイメージについて、当事者は「それはちょっと違うぞ」という違和感を抱いていたことがわかる。しかし、死んだ人に対する思いを冒涜するのでは、と言い出せなかったり、実際はあまりに惨すぎて、言葉にできなかったり。さて、自分なら、と考える。まず、きちんとした視座を持たなくてはいけないな。【送料無料】【コレクション戦争×文学】アジア太平洋戦争【送料無料】焦土の記憶

October 7, 2011

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そこにドラマはあるかい？

一緒に送って貰った台本を読む。……人の心を揺さぶるほどのシーンがどこにあるか。あまり面白みがわからない。ＯＡされる作品でも、そういうものが結構ある。ドラマっぽいけど、実はただのストーリーが。

October 6, 2011

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台本完成

書き上げた台本が届いた。嬉しいのだが、ちょっと残念だったことが２つ。１つは、表紙タイトルのフォントが明朝で、工夫がないこと。もう１つは、ナンバリングの番号が、4冊ともバラバラな上に2ケタであること。作者なのだから、001～005くらいが欲しかった。まあ、こんなことは作品が出来上がってしまえば、気にもしなくなる、些細なことではあるけれど。

October 5, 2011

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『エンディング・ノート』を見るべし！

午前中、掃除。半袖シャツをしまう。机の周りの整理。反故になった原稿を選り分ける。数年前のものなんかも出てくる。新宿に行く。ピカデリー、久しぶり。すっかり綺麗になっていた。『エンディング・ノート』を鑑賞。癌を宣告された父が死ぬまでを追ったドキュメンタリ。悲壮感はない。というのも、このお父さんの持つ人柄のおかげ。たくまざるユーモアに、何度も何度も笑った。営業マン時代のクセなのか、段取りがよく、避けられない（発見時ステージ４）自分の死を冷静に見つめて、やるべきこと、やりたいことを順々にこなしていく。おかげで、こちらもこのお父さんの死を受け入れる準備ができていく。年賀状にしようか喪中にしようか、なんて笑いながら迷っている辺りからの家族とのやり取りは、もう思わず涙がつう、と頬を伝うことが何度もあった。場内で鼻をすする声が聞こえる。死というものを、こんなに間近にリアルに感じたことは今までなかった。今年、必見の一本。伊勢丹の食品フロアで、口福コロッケ、最後の１パックを購入。息子に、とケーキも買って帰る。コロッケ、旨い。何回食っても旨い。

October 4, 2011

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『寿フォーエバー』

『寿フォーエバー』（山本幸久・著）読了。お気に入り作家の最新刊。著者お得意の「カイシャ」小説で、今回の舞台は結婚式場。会話の後の地の文での、ヒロインのつっこみ捨て台詞は相変わらず面白いが、そのヒロインの魅力が今回はちょっと弱いかな。ずっと読んできた身からすれば、同工異曲な感じもあるし。ライバルのレストラン・ウェディングをプロデュースしたデザイン事務所が、『凸凹デイズ』の登場人物だと読んだ後で気づいた。池井戸潤の「会社」がロケならば、こちらの「カイシャ」は「セット」。それぞれに魅力がある。【送料無料】寿フォーエバー

October 3, 2011

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君はランジェリー・フットボールを見たか

昨日の帰りに続いて、今朝の行きも遅れた。公用遅刻でも良かったんだけど、まだバスがいたので、久々にダッシュした。ほんの数百メートルで息が切れるんだから、イヤになってしまう。ヒマだったこともあり、ほかのフロアのほかの部署に行って、仕事を手伝う。女の子2人だけで力仕事も厭わずやってたので、差し入れもどっさりあげる。貰い物だけど。同僚と、「お客様の声」を読んで、どれだけ変な客、偉ぶった客がいるか、見つけては楽しむ。あとは昨日、WOWOWで放送していたランジェリー・フットボールの感想とか。キワモノかと思ったら、リーグ戦で、真剣にやってるんだからアメリカはスゴい。休憩の時、おばさん（つうかおばあさんか、孫いるんだから）たちが『渡る世間は鬼ばかり』の最終回の話をしていた。プロデューサーって監督とは違うの、と訊かれるが、普通の人には説明が難しい。プロデューサーといっても様々だし。適当に、そうそう、とだけ言っておく。

October 2, 2011

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『ポトスライムの舟』

帰宅途中、武蔵境で人身事故があったとかで、中央線の運転再開は1時間後、と放送。振替輸送たって、すごく遠回り。しょうがないから、同僚と停車駅を出て、駅ビルの洋食屋で夕食を食べる。なんか、無駄な出費。自殺なのか知らないけど、本当に迷惑なこった。毎年、3万人も自殺するなんて、異常もいいところだ。『ポトスライムの舟』（津村記久子・著）読了。仕事のディテール描写。嫌なことがあっても、こうやって何とかやってんだよ、ほとんどの人は。【送料無料】ポトスライムの舟

October 1, 2011

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『消滅　空の王国「パンナム」の興亡』

『消滅　空の王国「パンナム」の興亡』（高橋文子・著）読了。著者は元パンナムの客室乗務員。パンナムというと、子供のころは何かよく聞く航空会社だったが、いつの間にか、太平洋路線がなくなり、いつの間にかつぶれていた。そうそう、ウルトラクイズの決勝もパンナムビルの屋上だった。空の王者で、給料は一般ＯＬの10倍くらい、機内では物品の横領しまくり、という「栄光の時代」から、石油ショックと価格競争で没落していく最期までが、著者自身の目で見、肌で感じた様子と、関係者の証言で、ありありと描かれていた。外的要因もさることながら、内部からシロアリに食われていった感あり。『機上の変人たち』にある「マイル・ハイ・クラブ」みたいな話は一切なし。（ちょっと期待して、借りて来たのに）奢れる平家は～で、どんな大企業だとつぶれるものはつぶれるのだな。

September 30, 2011

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『僕たちは世界を変えることができない』

脚本の尺調整のため、細かく手を入れて、送信。『僕たちは世界を変えることができない』を観に行った。実際に学校を建ててきた身としては、どれどれお手並み拝見、といった気分で映画館に乗り込む。初っ端から自分探しなナレーションのオンパレードで思いやられ、資金集めに奔走し始めてから、カンボジアに行ったことないのはまずい、と思うという展開に、気づくの遅すぎだろ、と観客全員が突っ込んだはず。実際、現地に行ってからのシークエンスは、ドキュメンタリータッチになり、ガイドのブティさんが、自らのポルポト時代の体験を語り出すと、場内の至るところでは涙がこぼれた。が、また日本に戻って来て、資金集めの段階でサークル、友人関係、恋愛関係もうまくいかなくなり・・・・という展開は、結局、学校作りはモチーフで、こっちをやりたいのかよ、とグズグズぶりにイライラ。自分と違って、脚本家も監督も、カンボジアに学校を作ること、そのものに興味はなく、そんなことをする若者の青春のもどかしさにしか興味がいってない感じ。原作がこうだからそのままそうしました、なシーンも少なくない。どうして、活動がうまくいってない割に、資金がどんどん貯まるんだ。アプローチの仕方は人それぞれなので、こんな人もいたんだな、と思えば、腹も立たない。ただし、これを現代の若者、と思ってもらっては困る。自分が連れて行った大学生は、こんな情けなくなかった、もっとしっかりと自分を持っていた、と見ながら、何度も思った。

September 30, 2011

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目指せ、４０００本安打

野球記録好きなので、毎日毎日その手のＨＰをチェックしているのだけど、今年は夏前から、イチローの２００本安打は危ういペースだった。９月になってからはほぼ完全にないな、と見えてきたのだが、そんな時になってから新聞では２００本まで残り○試合で×本、などと書き出した。イヤミか当てこすりか、と思えたほど。そしてとうとう昨日なんか、「残り２試合であと１７本」というテロップを、電車内のテレビで見た。そんな表現がまかり通るなら、もうなんだってありじゃねえか。１回を三者凡退に抑えた時点で、完全試合まで残り２４アウト、とか。○年連続２００本安打というのも、記録が途絶えてみれば、もうどうでもよく、今後は再来年達成と思われる日米通算４０００本安打、そしてさらに２年後には日米通算でピート・ローズの４２５６本を抜いてもらうことが、何よりの楽しみ。

September 29, 2011

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『東京島』

『東京島』（桐野夏生・著）読了。アナタハン事件については多くの人が知っているけれども、では、これをモチーフにしてフィクションを作ることになった時、どこまで飛躍できるか。独自の世界観を構築できるか。いい刺激になった。映画化されてたなあ、と思って、公式サイトを見てみたら、原作の持ち味を「改ざん」して、食欲＞性欲とした、と書いてあった。見てないので、なんとも言えないが、それ違うんじゃないか。原作で40代でややデブのヒロインを、木村多江にさせるのもなあ。評価が低いところを見ると、どうも見てみようという気が湧かない。【送料無料】東京島

September 28, 2011

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