カテゴリ:果物
ベリーといえば苺、ラズベリー、ブラックベリーなどバラ科の小果実を思い浮かべます。バラ科以外にもベリーはたくさんあり、ブルーベリー、マルベリー(桑の実)、ふさすぐり(レッドカラント、かりんず)、黒実のふさすぐり(ブラックカラント、カシス)、たますぐり(グズベリー)、クランベリーなどいろんなベリーがあります。
お菓子作りが好きな方は、レッドカラント、ブラックカラント、グズベリー、クランベリーの輸入冷凍果実を使われているかもしれません。 これらは冷涼な気候を好むので、日本で栽培できるところは限られています。すぐり類は東北地方、北海道で作られていますが、知っている限りで国内でクランベリーを生産している所はありません。 クランベリーはかなり背の低い潅木なので、広い沼地のようなところで実った果実をトラクターで池に浮かべて収穫するのだそうです。 すぐり類、クランベリーはかなり酸味があるので、日本人に受け入れられにくいのかもしれません。 欧州では一般的によく食べられているそうです。 フィンランドへ旅行に行ったときは、ビルベリー(ブルーベリーの一種)、クラウドベリー(黄色いラズベリーのようなもの)、リンゴンベリー(クランベリーの別種)をよく食べました。 ブラックベリー、レッドカラント、ブラックカラント、グズベリーは日本でも入手可能です。 6月後半~7月上旬に、北海道の観光農園「紅果園」(http://www2s.biglobe.ne.jp/~koukaen/index.htm)で、1kg1000~1500円ぐらいで販売しています。 私は5~6kg購入し、フォークで実をふさから取り外した後に、ジップロックに入れて冷凍保存しています。 1年間は余裕で保存できます。 レッドカラント、ブラックカラントはかなり酸味があるので、そのまま生食するより加工するのがおすすめです。 砂糖と果実を軽く似てソースやジャムにし、ヨーグルトにかけて食べると北欧の朝食になります(^^;)。 フィンランドのホテルの朝食に、必ずビルベリー、いちご、レッドカラントの冷凍ミックスフルーツが置いてあり、ベリー好きな私は毎朝たくさん頂いていました。 ムースやアイスクリームにすると、酸味がほどよくなり大変美味しいです。 今日はいろんな本を参考に、レッドカラントのムースを作ってみました。 寒天を入れずに凍らせれば、アイスクリームになります。 冷凍レッドカラント 350g 砂糖(果糖もおすすめ) 100g 生クリーム 200cc 粉寒天 4g (作り方) 1.レッドカラントと砂糖をステンレス、ホーロー、ガラスなどの鍋に入れ、中火で沸騰するまで煮込みます。 時々かき混ぜて下さい。 沸騰後5分くらいで火から降ろし、熱いうちにざるで皮と種をこして取り除きます。 こしたソースを冷やしておきます。 2.生クリームを角が立つまで泡立てます。 3.粉寒天を水50ccに溶かし、沸騰するまで溶かします。 4.1~3を全部混ぜて、冷蔵庫で冷やして固めます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004年03月07日 00時55分09秒
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