カテゴリ:うまい店
呉に引っ越して3ヶ月目。久しぶりに呉市内に出かけました。
日曜日の午後1時、お昼ご飯にはちょうどよい時間です。 蔵本駐車場(1時間200円、広島市内の半額!)に車を置いて、まずは仙八来来軒へ行きました。 仙八来来軒とは呉で有名なラーメン屋さんで、学生の頃はよく食べに行きました。しばらく前に店主ご夫婦が体調を崩し閉店したのですが、閉店するには惜しいと新しい方が名前を譲り受けて新しく開いたそうです。 前の店主が新しい方に指導をしたとのことですので、期待して行きました。 広島ラーメンの特徴である醤油豚骨系のラーメンですが、以前と比較して味が今風になっていました。 (昔) ・スープは豚骨メインで背油が浮いていて、塩と醤油が薄かった。こってりだが臭みは少ない。 ・チャーシューは豚ばら肉で、かなりやわらかくとろけるような感じ。 ・具はねぎ、もやし、メンマ、チャーシュー。 ・麺はストレートでかんすいのにおいは薄い。もっちり感は少なめ。 (現在) ・スープは豚骨メインだが、昔と比べてこってり度は少なくなり、醤油と塩味が増してちょうどよい感じ。 こってりだが後味はさっぱり、化学調味料は使っていないかも。 ・チャーシューは豚ばら肉だが、とろける感じではない。 ・具はねぎ、もやし、メンマ、チャーシュー。 ・麺はストレートでかんすいのにおいは薄い。もっちり感はさらに減って直線的な感じ。 これなら広島市内でも十分商売できると思える味です。 広島市内の醤油豚骨系(陽気、つばめ、すずめなど)よりこってり度は高く、麺がもっちり系ではないのが差別化になるかと思いました。 昔と比較して味がどうかというと、基本は変わらず方向性を少し変えた感じなので、評価しにくいです。 私の主観では昔の味が好きなので、残念な気がします。 仙八来来軒は前店主が完成した味なので、同じのれんを出す以上は同じ味にして欲しかったです。その上で、今の店主の味を別メニューで出すのなら納得でした。 店の名前を引き継ぎ味を変えたところに、今の店主の野望と前の店主を軽視しているような姿勢を感じてしまいました。 とはいえ、私は陽気より仙八来来軒の方が好きです。 まだ発展途中なのだと思い、半年後ぐらいにまた行ってみようと思いました。 その後は福住のフライケーキとメロンパン、天明堂の鳳梨萬頭(おんらいまんとう)を買いに歩いて行きました。 福住とメロンパン、蜜饅頭で有名な蜜屋本舗は同じ通りにあります。 まずは福住に行きました。お客さんが数人並んでいます。 1個70円で消費税は無し、揚げたてを紙にくるみ、さらに新聞紙にくるんで袋に入れてくれました。 フライケーキはすごく油っこいので、新聞紙まで油がしみでてくるのです。(食べるとそれほど油っぽくないのが不思議です) 次にメロンパンへ行くと、日曜日だからか売り切れたからか、お店が閉まっていました。メロンパン、コロッケパン、あんぱんが食べたかったのに(´д`) 次回は土曜日に行こうと誓い、天明堂へ行きました。 鳳梨萬頭とそっくりでレモン風味の「檸檬」というのがいつの間にかできていて、鳳梨萬頭と檸檬を5個づつ(1個100円)買いました。 家に帰ってさっそくフライケーキを食べました。 外の衣はさくさくして、油っぽいはずなのに香ばしくておいしいです。中の薄紫色のこしあんが上品だからでしょうか、続けて3個食べてしまいました。 檸檬は見た目、食感が鳳梨萬頭と同じで、香りが少しレモンかなという感じです。固いジャムの餡が美味しいです。 久しぶりに呉の美味しいものを満喫しました。 私の連れ合いが、「鳳梨萬頭 = オンラインまんとう」と思っていたようです。 「オンラインまんとう?何でまんじゅうじゃないんだろう、何でオンラインなんだろう」ってあんた、饅頭にオンラインはないだろう・・・ 鳳梨萬頭を手渡すと、袋に大きく「鳳梨萬頭」ふりがなで「おんらいまんとう」と書いてあり納得した様子でした。 私達は夫婦でSE兼プログラマやっているからとはいえ、恥ずかしい限りです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004年03月15日 02時32分45秒
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