カテゴリ:果物
すももは日本原産の果物だそうで、流通している品種も多いです。ソルダム、サンタローザ、大石早生、プルーンなど聞いたことがありますよね。
その割には今一つ一般的ではない果物=すもも。価格が高めなので、積極的に買うことができないのですが、その中で大変おすすめなすももがあります。それが奄美プラムです。 奄美プラムはガラリとも言うそうで、台湾が原産のすももです。スーパーでは梅の大きめサイズぐらいの小さいものを良く見かけますが、実際にはかなり大きいサイズ(高価)まで出回るようです。 実は硬く、外側の皮は褐色がかったくすんだ赤です。包丁で半分に断ち割ると、果肉はかなり赤黒い色をしています。 実を頂上から下へ向かって包丁でぐるり一周に切り目を入れ、両手で実を持って切り目の左右を前後に回すと、片方の実が簡単に種から外れます。もう片方はさらに縦に半分に切るか、根性で(^^;)種を取り除きます。 普通のすももは実が薄黄色~桃色なので、かなり変わっています。 若い実はしゃりしゃりしていて酸味があり、あまり甘くありません。生食はできますから、砂糖を少しかけて食べるとよいかもしれません。 熟してくると実が柔らかくなり、甘みが出てきます。 皮もそのまま食べることができ、好みでむいてもよいでしょう。 奄美プラムの真価は、生食よりもジャムにあると思います。 実を4つに断ち割り皮をむき、適当な分量をほうろうやセラミックの鍋に入れ、好みに応じて砂糖をいれ、弱火で煮込みます。 沸騰するまで似て弱火で数分煮込めば、実が柔らかく崩れ、鮮やかな紫がかった赤へ変化します。そのまま冷ませば、強いとろみのついたジャムになります。 酸味は強めで香りがよく、ヨーグルトにかけたりアイスクリームにすると絶品で、レッドカラントを彷彿とさせるような鮮烈な味だと思います。 ジャム以外にシロップ、果実酒もおすすめだそうです。 奄美プラムの濃い赤はポリフェノール(主にアントシアニン)で、疲労回復とがん予防に効果があるのだそうです。 http://www.synapse.ne.jp/~kudamono/sumomo/sumomo.htm (以下引用) 2004年、鹿児島大学農学部の藤井教授などの研究調査によって、奄美すももの機能性食品としての価値が発表されました。食べ物は「栄養」「美味しさ」だけではなく、生活習慣病などの「病気の予防」も期待できるという意味で「機能性食品」という言葉が注目されていますが、その結果、奄美すももの成分は、疲労回復に強い効果あり、また白血病細胞HL-60の細胞増殖を抑制し、その他がん細胞の増殖も抑制したそうです。つまり、奄美すももは、疲労回復とガン予防効果を持ち、今後、機能性食品として、有効利用が期待されるという事です。 奄美すもものポリフェノール類(代表はアントシアニン)含有量は、IndianBileberry(ブルーベリー)の1.5倍です。(調査では色素100グラムに対して75.8ミリグラムを含んでいます)アントシアニンを豊富に含むということは、目の疲れにも、大変良いということですね(^○^) (引用終わり) 奄美プラムは5月後半~6月の短い期間のみ出回ります。 スーパーで1kg500円ぐらいで売っていることがあり、果実酒に最適などと書いてあることが多いです。 産地の奄美大島では、スーパー向けにかなり安く買い叩かれることがあるらしく、実際は1kg700~800円ぐらいが適正な価格かと思います。 私は「フルーツの里あまみ」より、5kg取り寄せています。送料込みで4500円前後と良心的な価格、新鮮な大きい実のおいしい奄美プラムを購入することができます。 今年も注文させて頂こうと思っています。頑張って稼がなければ! フルーツの里あまみ(6月にはHPが更新されるはずです) http://www4.synapse.ne.jp/frusatoamami/index.html 冷凍保存をして、1年間楽しみたいなぁ。 ジャムにしてジップロック冷凍がよいのでしょうか。詳しいかたどうぞご教授下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004年05月29日 12時46分45秒
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