カテゴリ:果物
かりんと言えば、果物ではなくて柏原芳恵の「花梨」を思い出す方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。
(30代以上限定) 谷村新司作詞・作曲のこの曲は名曲で、ボーカルも今のアイドル以上に上手だったような気がします。 今日は果物のかりんの話です。 かりんはバラ科の落葉樹で、庭植えにされることも多い木です。 秋に結実し、甘い芳香を放つ実は、部屋に置いておくだけで幸せな気分になります。 実はカボチャ並に堅く、生食ではなく砂糖漬け、蜂蜜付け、ジャムなどに加工されます。 スーパーでは10月~12月に出回るようで、先日、生協ひろしまで売っていたので、早速4個(1個150円ぐらい)買ってみました。 1個500gぐらいはある大きいかりんです。 本で調べて、まずは定番の砂糖漬けにしてみました。 かりん1個を洗って、種と芯を取って、皮ごと薄切りにします。切って放置しておくと、酸化するために茶色く変色しますので、酢やレモン汁をかけます。 ガラスや陶器の容器にかりんの薄切りと砂糖を交互に入れて(かりんと砂糖は1:1、好みに応じて砂糖をはちみつにしてもよい)、発酵防止に焼酎を100~200cc入れ、ふたをして放置しておくと、かりんから水分が出て砂糖漬けになります。 かりんの砂糖漬けはシロップがたくさんできますので、これをお湯で薄めて飲むとよいです。 かりんの薄切りと氷砂糖、酢でサワーにしてもよいでしょう。 サワーは、酢の香りが勝つと今ひとつなので、かりんを多めに入れるとよいと思います。 かりんはせき止め、利尿作用の効能があるそうで、香りもよくおいしいので、ぜひ砂糖漬けを作ってみて下さい。 ----- 今年の春につけた梅サワー、奄美プラムサワーがちょうどよい具合になり、春の思い出を楽しんでいます。 かりんサワーはまだつけて1週間なので、酢の香りが強過ぎますが、来年にはおいしくなりそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004年12月11日 16時41分01秒
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