検査結果の悪化の原因
今日診療所に行くと診察の時に「お母さんのことなんだけど・・・」と医師が話し始めました。この診療所の医師は施設医でもあり、母の主治医です。医師 「今月のHbA1cの数値が10なんだ」私 「えっ!10!」母は糖尿病で毎日インスリンを注射しています。だから1ヶ月に1度血液検査をしてHbA1cの数値を調べています。HbA1c値とは・・・過去1ヶ月間の血糖コントロール状態を反映する数値です。4.3~5.8%が基準値で6.5%以上が糖尿病と判定されます。眼科医に7%を超えると発症している糖尿病性網膜症を悪化させる・・と忠告をされています。2ヶ月前が6.8だったのに・・・何故急に?・・・と驚きました。医師 「お父さんがね。パンを食べさせているようだ・・・」私 「えっ!父が?」私は知らなかったのですが、先月の検査結果は8だったそうです。数値が急に上がったので、医師が父に尋ねると「パンを食べさせている・・」と言ったそうで、「もう食べさせないから、娘には言わないでください」と頼んだそうです。だけど、今月の検査では10だった。まだ懲りずに食べさせているから数値が悪くなったと思われたのです。だから医師は私に言ったのです。医師 「今度、管理栄養士と話をしてもらわなければなりません。これではまた入院してもらうことになります。この間の先生(糖尿病の専門医)に紹介していいですか?」私 「はい、結構です。よろしくお願いいたします。申し訳ありませんでした。」(まだ、こんなことをしている・・・)私は父への怒りで体が震えていました。糖尿病患者の家族が患者に食べ物を与えて悪化させる・・・・よくあるのです。だから私はうるさいくらいに父に「ここは管理栄養士さんが食事のカロリー管理をされているのだから、母さんに食べ物をあげてはダメだよ」と言っています。一度母がガムを噛んでいるのを見つけて、両親を叱ったことがあります。私 「こんなことをしてたら、せっかく元気になってきたのに、またすぐに逆戻りだよ!」と怒って取り上げたんですが・・・・・まだ・・・・懲りていない。この間から血圧が高いままの状態が続いていたので、怪しんでいたんだけれど・・・やっぱり血糖値が上がってたんだ・・・(また・・・入院か・・・・)母が入院すると全介助なので、私か父が交代で24時間付き添わなければなりません。(お婆ちゃんの世話の時間配分を考えなければならないな・・・・)と思いました。