カテゴリ:からだのおそうじ
いつも読んでいる写真家の方のブログで、整体治療家の岡島瑞徳氏の訃報を知った。
もう一ヶ月も前の10月12日に亡くなったのだという。 知らなかった。 全然知らなかった。 61歳。がんだったとのこと。 治療家って、やはり短命なのだろうか。。。 そしてもうひとつ驚いたのは、岡島氏が再婚された現パートナーが、田淵久美子さん(NHK大河ドラマ「篤姫」脚本家)であったとのこと。 そ。そうだったのですね。 ・・・もういろんなことにびっくりです。 スマトラ沖地震での数少ない生存者として新聞でお名前を見たときもびっくりしたが、ほんとうにいろんなことにびっくりのお方だった。 岡島瑞徳氏は、私にとっては岡島治夫さんという名前のほうがなじみがある。 お会いしたことはなかったが、彼の本はずいぶんたくさん読ませていただいた。 妊娠中にずいぶんお世話になったのは、「母と子をつなぐ出産術」。 とても良い本だった。 それからずいぶんいろんな本を読んだ。 野口整体をわかりやすくかみくだいて教えてくれた貴重な本の数々。 特に、整体協会から離れて、ひとりで独自の整体の道を歩み始めたときの経緯とか、津村喬さんらとのいろんないざこざ(?)も含めて正直にお書きになっていたこととか、そんなことが私にとってはとってもおもしろかった。 私が一度は離れた野口整体への道をつないでくれたのも、実は岡島氏だった。 それは数年前、冬になるとひどい風邪をこじらせて寝込んでばかりいたある夜のこと。 真夜中に寒くて寒くて体が震えてどうしようもなく、しかし高熱で動くことも出来ずにいたとき、ふと岡島さんの本にあった呼吸法(野口整体の呼吸法)を思い出し、布団の中で自分なりにやってみた。 背骨から息を吸い込み、しばらく腰にためて腹にもどす。 そんな呼吸法だったと思う。 するとどうだろう。 数回試しただけで、からだがぽかぽかと暖かくなり、しばらくすると汗まで出てきた。 そして、からだがす~っとラクになっていったのだ。 す、すごい! これ、ほんものジャン!! それ以来、再び野口整体へのリスペクトを取り戻した私。 たまたま縁あって出会った、野口整体の道場に通うようになったのでした。 岡島瑞徳さん(治夫さん)、ほんとうに本当に、お世話になりました。 ご冥福をお祈りいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.12.01 18:59:20
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