聖なるご一行様
なにかがちがう。。。そう、何かがちがうんです。昨日のこと。出勤までにあと15分という瀬戸際に、コーヒーをゆっくり飲むことではなく、お掃除することを選んだ私。しかも、ぞうきんまで出してきて棚という棚をふきまくり、窓まで拭き掃除。なぜかいつもは見逃すガスファンヒーターの噴出し口の埃まで、綿棒できれいにしちゃいました。このすばやい動き!こまやかなお掃除ぶり!抵抗感なくお掃除モードに入れる不思議な感じ!なぜかいつもとちがう。なぜ? 春だから?などと思っていたとき、はたと気がついた。「お雛さまがあるからだ!」いつもの日常の雑然とした部屋の中に、突如登場したお雛さまご一行の「聖なる存在感」が、自然と私にお掃除にむかわせるのだわ。きっと。あんなに美しいお雛さまに、ばっちいお部屋は似合いません。いわばお雛さまは、このきったないおうちにわざわざご来訪いただいたお客様。今回のお掃除魂は、お客さんが来るとなると必死で掃除してしまう、あの心理によく似ていますね。となると、お部屋を美しく保つヒントは、実はこのへんにあるのかもしれません。↓朝の日の光を浴びる「聖なるご一行様」