2009年ありがとう
あっというまの一年。子どもたちは二人とも思春期になり、親としての自分を試されることも多々あり。それにつれて、私も「いい年」になってきた。からだの変化と記憶力の衰退がいちじるしい。そんな私のこの一年は・・・【歩きました】万歩計をつけ続けること1年以上。毎日7000~10,000歩は達成。自転車に乗ることが全くなくなり、徒歩圏がかなり拡大。【始めたこと】わけあって朝のランニング。【印象に残った本】「タッチハンガー」三砂ちづる著からだは恩寵。毎日同じことをするということ。思うようにならないことを学ぶ、ということ。ブラジル版アリとキリギリスの美しいお話。他にも「大人のための仏教童話」(東ゆみこ)「なぜ勉強させるのか」(諏訪哲二)など。【心に沁みたこと】ここには詳しく書けないが、友人が「闘病記」を出版した。病を得たことで、彼女は自分だけの「神さま」に出会ったのだった。一時期すごく近くにいたのに、絶望と死の淵をさまよっていた彼女の状態を私は知らなかった。その彼女は今、彼女の「神さま」と二人の子どもたちと共に暮らしている。良い本を、ありがとう。もうひとりの友人、この彼女も今年「神さま」(←こっちは日本の神さま)に出会ってしまった人だ。いさぎよく仕事もやめて、地方に引越しまでしてしまった。はたで見ていて気持ちいいほどのいさぎよさにほれぼれする。彼女に迷いが見えないのはなぜか?それは「神さま」といっしょにいるからなんだね。【心に残った言葉】「同居が毎日お祝いしているようなもんさ」「はたらくことがわたしの祈り」 【心に残った旅】伊勢神宮。京都。円教寺。【一区切り】今年、ここ10年以上勉強してきたことに、一線をひいた。これでよし。来年はまた、新しくなるはず。【このブログについて】検索などで偶然見つけられることがあるらしく、はからずもこのブログを目にする知人もいる(らしい)ことを知り、あまり具体的なことが書けないなあ、と思うようになった。そう簡単に「見つけられる」と思うと、自由に書けなくなる。そういうこともあって、今年もうやめようかと思ったこともあったが、やはり自分の忘備禄のために残すことにした。(もの忘れが激しいもので、自分の記録のために・・・)2005年に始め4年近く続けてきたこのブログで、自分なりに守ってきたことが三つある。・読んだ人が不幸になることは書かない・書いた自分が不幸になることは書かない・うそは書かないこの三つは守れてきていると思う。今年一年、無事終えることができました。来年も良い年でありますように。