テーマ:建設(121)
カテゴリ:建設
【特色】土木主体から民間大型建築に積極展開。香港に地盤。本社再開発に着手。東洋建設と連携強化
【連結事業】建設89(2)、不動産4(-5)、他7(-4) 【資材高】前期比20%増の単体受注3300億円は再開発特需で達成圏。工事採算低下。子会社赤字解消が効き営業増益。12年3月期は受注反動減。資材高で営業反落。為替差損消滅。有証評価損減る。税軽い。 【育 成】ベトナム等東南アジアの港湾インフラ整備獲得目指し、競争少ない海上土木を強化。原子力や次世代送電網の関連技術磨き、電力各社向け案件獲得に照準。 (会社四季報2011年3月発売号より) ------------------------------------------------------------ 【上記の感想】 上記は、前田建設工業(1824)について書かれたもの。 保有銘柄ではないが、興味をもった銘柄である。 興味をもった理由は、多額の有価証券評価損を計上するとの記事を見たため。 NHKニュースの記事を、引用してみる。 ---引用開始--- 東京電力の株式は、業績が安定している銘柄として多くの企業や個人投資家などが保有しており、震災前は、時価総額で3兆4000億円に上る国内でも有数の銘柄でした。 しかし、震災の後の福島第一原子力発電所の事故を受けて、経営の先行きに対する不透明感が広がったことから、ことし3月末時点の株価は、震災前の5分の1に急落し、時価総額も7400億円にまで落ち込んでいます。 これを受けて、東京電力の株式を保有する企業の間では、ことし3月期の決算で、取得したときの株価との差額を評価損として計上する動きが相次いでいます。 建設会社の「前田建設工業」が38億800万円、「ハザマ」が7億1700万円の有価証券の評価損を計上すると発表しており、いずれも東京電力の株価下落が主な要因だとしています。 東京電力の株式は、取引先の金融機関や事業会社に加え、個人投資家や企業年金など幅広い投資家が保有しており、今後、株価の下落の影響が広がることも予想されます。 ---引用終了--- 同社の平成22年末3月末の保有銘柄上位は、次のとおり。 1.東京電力 5648百万円 2.住友不動産 3735百万円 3.東北電力 2893百万円 4.三菱地所 2472百万円 5.JR東海 2160百万円 なるほど、東電株を最も多く保有しているので、多額の評価損を抱えるわけだ。 それでは、株価と指標を見ておく。 現在値は、259円。 予想PERは、28.15倍。 実績PBRは、0.39倍。 予想利回りは、2.7%。 貸借倍率は、4.07倍。 関連日記 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/04/05 06:49:31 AM
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