テーマ:精密機器(54)
カテゴリ:精密機器
【特色】手術用縫合針、眼科用ナイフ、歯科用治療器中心。ベトナム、ミャンマーに続きラオス拠点開設
【連結事業】サージカル関連製品32、アイレス針関連製品37、デンタル関連製品31 【海外】67 【増 益】眼科ナイフやステイプラーなど外科治療器が好調、新製品寄与。前半低調の歯科用治療器は徐々に回復へ。海外生産規模拡大で粗利率も向上。研究開発費の積み増し約1億円あっても営業増益に。 【現 地】ベトナム子会社で生産品の現地販売を開始。まずは歯科用から。新興国市場調査も兼ねて今後の中国進出に応用。ベトナム工場からの直接出荷は拡大継続へ。 (会社四季報2011年3月発売号より) ------------------------------------------------------------ 【上記の感想】 上記は、マニー(7730)について書かれたもの。 かつての保有銘柄である。 本日の引け後に2Qと下方修正を発表した。 同社の下方修正は、最近は恒例化している感じですね。 もちろん、今期は震災という想定外のことがありましたが。 その下方修正は、次のとおり。 売上高 9943→9180 営業利益 3738→3268 経常利益 3779→3329 当期利益 2373→1809 短信には、その辺の理由が、次のように書かれている。 ---引用開始--- 平成23年3月11日の東日本大震災被災により、本社清原工場の建物・設備・棚卸資産等に、被災前の生産規模回復に概ね1ヶ月を要する程度の被害を受けた結果、製品在庫の毀損および生産の一時停止による生産遅延の影響を受け、その今期売上に与える影響額は約600百万円と見込んでいます。 報告セグメント毎の被災による影響額については、 アイレス針関連製品(以下アイレス)で約300百万円、 サージカル関連製品(以下サージカル)約230百万円、 デンタル関連製品(以下デンタル)は比較的軽微な影響で約70百万円となっています。 一方で被災の影響とは別に、アイレスの大口顧客の在庫調整等にかかわる減少277百万円とデンタルの一部途上国での復調やニセブランド対策の一定の効果による112百万円の増加等により163百万円の減少があり、結果として、763百万円の減少となる見込みです。 営業利益については、上記売上減等の影響により、期初見込みから470百万円減の3,268百万円(前期比8.0%減)となる見込みです。 減少額のうち、被災による影響額は約412百万円程度と見込んでいます。 また、特別損失として、震災関連の損失・費用等約400百万円(第3四半期以降計上)およびコンプライアンスの観点から時間外勤務の点検を行った際、始業前の自主作業等について、時間外勤務手当の支払対象となる可能性があるとの疑義が生じ、専門家の意見に基づき、是正措置を講ずるとともに、過年度分を計上した過年度損益修正損43百万円(第2四半期計上済)等を見込んだことから、税引前当期利益では期初予想の3,807百万円から、880百万円減少し、2,927百万円(前期比19.4%減)を見込んでおります。 結果として当期純利益も564百万円減少して1,809百万円(前期比19.4%減)となる見込みです。 ---引用終了--- それでは、株価と指標を見ておく。 現在値は、2930円。 予想PERは、14.69倍。 実績PBRは、1.98倍。 予想利回りは、2.05%。 優待を含めた1単元保有時利回りは、3.07%。 株価と優待を含めた1単元保有時利回りは、 2900円で3.10% 2800円で3.21% 2700円で3.33% 2600円で3.46% 2500円で3.60% 関連日記 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/04/15 07:21:10 PM
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