テーマ:化学(163)
カテゴリ:化学
【特色】トヨタ系合成樹脂製品の総合メーカー。自動車内装用レザー大手。環境対応商材の開発を強化
【連結事業】車両用54、壁装用17、産業資材用13、家具・履物・雑貨用16 【海外】14 【底打ち】下期は原料ナフサ高響く。納入先、仕入れ先との価格調整効くが黒字幅縮小。通期一転営業減益。12年3月期は自動車向けがモデルチェンジ効果等で伸長。雑貨用堅調、壁装用底入れ。のれん償却一巡。期初からのナフサ高こなし営業益底打ち。 【拡 大】自動車用は売れ筋車種のシートなど採用対象拡大に向け営業強化。壁装用は住宅エコが追い風。中国合弁の増強継続。 (会社四季報2011年3月発売号より) ------------------------------------------------------------ 【上記の感想】 上記は、共和レザー(3553)について書かれたもの。 まず、経常利益。 前期は2度の下方修正をしており、業績的にはイマイチ。 つぎに、売上構成を見るために、3Qの短信を引用する。 ---引用開始--- 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、高失業率やデフレなどが継続する中、政府の経済対策によって一時的に持ち直しの動きが見られていたものの、エコカー補助金終了や円高の定着による輸出の低迷などから再び減速し、足踏み状態となりました。 このような状況のもと、当企業グループは、自動車市場の需要回復等に支えられ、連結売上高は212億5千8百万円と前年同期(200億2千9百万円)に比べ6.1%の増加となりました。 売上高を用途別にみますと、 車両用につきましては、121億1千3百万円と前年同期(104億2千7百万円)に比べ16.2%の増加となりました。 壁装用および産業資材用につきましては、市場低迷により壁装用は34億1千1百万円と前年同期(35億8千9百万円)に比べ5.0%の減少、 産業資材用は23億9千8百万円と前年同期(28億2千6百万円)に比べ15.1%の減少となりました。 家具・履物・雑貨用につきましては、拡販努力により33億3千5百万 円と前年同期(31億8千6百万円)に比べ4.7%の増加となりました。 ---引用終了--- まとめると、 ・車両用が、121億で、57.1% ・壁装用が、34億で、16.0% ・産業資材用が、24億で、11.3% ・家具・履物・雑貨用が、33億で、15.6% 思ったよりも、車両用の構成比が少ないですね。 8割くらいはトヨタの自動車用と思っていました。 最後に、株価と指標をみておく。 現在値は、295円。 予想PERは、71.95倍。 実績PBRは、0.3倍。 予想利回りは、2.54%。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/05/04 10:43:18 AM
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