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【特色】葬儀請負、霊柩運送事業首位。社葬・個人葬とも強い。地盤の関西に大型会館多数、首都圏強化
【連結事業】葬儀事業93、運送事業6、他1 【横ばい】基準変更で見掛け減収。首都圏踏ん張るが、関西厳しい。福祉葬増え単価も退潮。営業減益。12年3月期は出店攻勢かけるが単価続落。施行数も伸び鈍る。外注費削減進め、組織改編費用負担を相殺。 【進 攻】互助会に押される関西圏は4月に大阪・旭区で改装、5月に神戸市御影に出店と攻勢。首都圏でもメモリアルアートの大野屋から田園調布の葬儀会館を賃借。 (会社四季報2011年3月発売号より) ------------------------------------------------------------ 【上記の感想】 上記は、燦HD(9628)について書かれたもの。 1単元保有銘柄である。 昨日、同社は2011年3月期の決算発表をし、あわせて株主優待を変更した。 優待の変更内容は、従来の年2回の花とみどりのギフト券を、年1回にするというもの。 むろん、株主にとっては面白いものではない。 前期の通期経常利益予想の推移を見ると、 2010年5月13日予想が、920百万円。 2011年4月28日予想が、1150百万円。 要するに、決算発表直前に上方修正をした。 実際の経常利益は1156百万円に着地。 別に悪い内容ではない。 次に、過去4期の売上高の推移を見てみる。 2008年3月期が、19238百万円 2009年3月期が、18122百万円 2010年3月期が、17968百万円 2011年3月期が、17416百万円 要するに、少なくとも3期は連続減収している。 しかも、4月28日の通期予想修正は、減収増益に修正している。 よって、会社側にしてみれば、厳しさを感じていると思う。 では、減収の理由は何か? 4月28日の会社発表を引用して、その辺を確認しておこう。 ---引用開始--- 収益面におきましては、主に株式会社公益社の葬儀単価の低下、および株式会社タルイの葬儀受注件数の減少により、前回予想の営業収益を下回る見込みとなりました。 しかしながら利益面におきましては、直接費率の改善による利益率の向上のほか、その他費用の支出を抑えたことにより、前回予想の営業利益、経常利益および当期純利益を上回る見込みとなりました。 ---引用終了--- 次に、配当性向を見ておく。 2011年3月期の1株配は40円で、配当性向は46%。 2012年3月期は減益予想だが、大きな変動ではなさそう。 よって、配当性向的には無理がなく、減配の心配はなさそうだ。 それでは、株価等を見ておく。 現在値は、1265円。 予想利回りは、3.16%。 優待を含めた1単元所有時の利回りは、5.53%。 総合的に見て、現在の1単元保有は、継続予定とする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/05/13 06:43:27 AM
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