テーマ:小売業(914)
カテゴリ:小売業
【特色】門前薬局型を得意とする調剤薬局チェーン中堅。M&Aに積極的。処方箋データの販売も
【連結事業】調剤薬局99(5)、他1(-20) 【増 益】12年5月期は店舗純増10(前期9)。採算よい在宅治療患者、介護施設向け処方箋の枚数増えて既存店順調。卸への医薬品仕入れ値交渉の奏功、後発医薬品比率増による加算獲得で粗利改善。営業増益。 【増 資】第三者割当で4・6億円調達。新規出店に充当。増資を機に異業種出店ノウハウある伊藤忠、現地の医療情報詳しい地域医薬品卸3社など引受先と業務提携。 (会社四季報2011年6月発売号より) ------------------------------------------------------------ 【上記の感想】 上記は、ファーマライズホールディングス(2796)について書かれたもの。 保有銘柄である。 まず、昨日発表の上方修正をみてみる。 ---引用開始--- 平成23年5月期の連結業績予想につきまして、売上高は前回予想より微増となる見通しであります。 その主な要因は、花粉症の流行等の影響により調剤薬局事業の既存店売上が予想以上の水準で推移したことであります。 また、平成23年4月1日付け公表の通り、3月の東日本大震災が当社グループの店舗設備や稼動状況に与えた影響は軽微でありました。 利益面でも、営業利益・経常利益・当期純利益とも前回予想を大きく上回る見通しであります。 その主な要因は、後発医薬品の取り扱いや地域医療の新規開拓を積極的に展開したため、既存店の処方せん枚数や処方せん単価に占める技術料収入の割合が想定より増加したこと、労務管理を強化した効果により売上高に占める人件費の割合が想定より減少したこと、昨年8月に子会社のファーマライズ株式会社が運営権を取得した札幌駅前の医療モールが確実に利益貢献したこと、等であります。 これらにより、平成23年5月期の連結業績予想は、 売上高26,800百万円(前回予想比2.3%増)、 営業利益1,500百万円(同21.7%増)、 経常利益1,300百万円(同29.9%増)、 当期純利益550百万円(同34.1%増)に修正いたします。 ---引用終了--- 次に、売上高の推移をみてみる。 単位は百万円。 2006年5月期 14590 2007年5月期 15348 2008年5月期 18506 2009年5月期 19994 2010年5月期 23416 2011年5月期 26800(予想) 2011年5月期の前年比は、14.5%増の予想。 3Qまでの前年比が16.4%増だったので、3~5月はやや伸びを欠いたか。 次に、株価と指標をみてみる。 現在値は、97900円 予想PERは、4.45倍 実績PBRは、1倍 予想利回りは、2.66% なお、今回の上方修正に基づき、1株益を21998円、1株配を2600円として計算。 次に、同業との比較。 メディカルSN(4350)の株価と指標をみてみる。 現在値は、767円 予想PERは、6.39倍 実績PBRは、1.13倍 予想利回りは、2.35% 関連日記 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/07/01 06:23:44 AM
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