テーマ:銀行(134)
カテゴリ:銀行
【特色】旧富士、第一勧業、日本興業の3行が前身。傘下に法人向け銀行、リテール銀行、信託銀行、証券等
【資産】現・預け金6、有価証券28、貸出金39、他27 【融資】中小企業等向け57、住宅・消費者向け22 【増 益】資金利益は国内軟調だが海外貸出拡大。役務益も海外貢献。証券の改善見通しに過大感。前期多い債券益しぼみ、与信費用が平常化。株減損一巡で増益は保持。傘下企業の完全子会社化で負ののれん特益。 【ワンバンク化】02年に次ぐ3月の大規模システム障害で経営体制を抜本見直し。傘下2銀行は2~3年後メドに統合へ。銀行、信託の事務や勘定系システムを一元化。 (会社四季報2011年6月発売号より) ------------------------------------------------------------ 【上記の感想】 上記は、みずほFG(8411)について書かれたもの。 昨日、新規に買い付けた銘柄である。 まず、経常収益の推移をみてみる。 単位は億円。 2009年3月期 35144 2010年3月期 28176 2011年3月期 27167 2012年3月期 26500(四季報予想) 連続減収中である。 次に、配当性向と純資産配当率をみてみる。 22年3月期 49.1% 5.4% 23年3月期 29.3% 3.2% 問題なし。 会社発表によると、今期の1株配予想は前期と同じ6円。 1株益予想は、5月13日発表では20.69円だったが、7月29日発表では19.58円。 よって、19.58円を基に配当性向を計算すると、30.6%になる。 ちなみに、5月13日の短信による会社の考えは、次のとおり。 ---引用開始--- 当社は、「規律ある資本政策」として、「安定的な自己資本の充実」と「着実な株主還元」を推進しておりますが、自己資本をめぐるグローバルな議論や経済・市場動向の不確実性等を考慮し、「安定的な自己資本の充実」に力点を置いた運営を行っております。 こうした方針のもと、当期の普通株式年間配当金につきましては、連結業績の状況等を勘案し、従来の予想と変わらず、1株につき6円といたしたいと存じます。 また、優先株式の配当金につきましては、所定の配当(第十一回第十一種優先株式は1株当たり20 円、第十三回第十三種優先株式は1株当たり30 円)といたしたいと存じます。 来期の普通株式配当予想につきましては、金融機関の自己資本充実の重要性が一層高まる中、「安定的な自己資本の充実」と「着実な株主還元」のバランスを考慮し、年間配当予想については、当期と同様、1株当たり6円とさせていただく予定であります。 また、優先株式配当予想につきましては、所定の配当とさせていただく予定であります。 当社は、従来、期末配当のみを実施してまいりましたが、株主の皆様への利益還元をより適時に行うため、来期より中間配当を実施させていただく予定であります。 ---引用終了--- 次に、株価と指標をみてみる。 現在値は、113円 予想PERは、6.35倍 実績PBRは、0.64倍 予想利回りは、5.31% 最後に、その他いろいろ。 関連日記 みずほ株を買ったのは初めてであるが、過去日記に書いたこともあるので、多少は興味をもっていた。 理由は、利回りの良さ。 ただ、メガバンクの収益構造がどうなっているのか把握するのは、自分の能力では難しい。 よって、無理はしない。 今回の買付株数は1400株だが、買い増し予定はない。 また、買い値を10%下回る損切りラインに達したら、撤退する予定。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/08/30 08:00:51 AM
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