テーマ:非鉄金属(16)
カテゴリ:非鉄金属
【特色】電線やネットワーク機器、光中継システムメーカー。ケーブル技術応用の医療チューブも展開
【連結事業】電線・加工品76(9)、電子・医療部品23(18)、他1(32) 【M&A】車載用ケーブルに震災の影響あったが、夏前に正常化。無線基地用・半導体関連ケーブルは順調、医療用特殊チューブ堅調。買収効果も加わり営業益急伸。土地売却特益の一方、役員退職金特損。増配。 【多展開】7月古河グループから四国電線買収。同社はベトナムに製販子会社設立、来5月工場稼働。本体もフィリピンに量産品の製造子会社設立、年内にも生産開始へ。 (会社四季報2011年9月発売号より) ------------------------------------------------------------ 【上記の感想】 上記は、平河ヒューテック(5821)について書かれたもの。 保有銘柄ではないが、指標的割安感があり、興味のある銘柄である。 まず、売上高の推移をみてみる。 単位は億円。 2009年3月期 182 2010年3月期 129 2011年3月期 149 2012年3月期 194(会社予想 8月3日) 前期に増収に転じ、今期も増収予想(30.2%増)である。 ただ、第1四半期の売上高は、前年同期比1.9%増と、ペース的には良くない。 次に、第1四半期の短信で、セグメント情報をみてみる。 「電線・加工品76(9)、電子・医療部品23(18)、他1(32)」と四季報に書かれているように、同社の売上構成は、「電線・加工品」と「電子・医療部品」で、ほぼ100%になる。 ---短信の引用開始--- (電線・加工品) 東日本大震災の影響により車載用ケーブル等の売上は減少となりましたが、無線基地局用ケーブル及び半導体製造関連ケーブル等の売上が増加し、売上高は26億89百万円(前年同期比2.1%減)となりました。半導体製造関連ケーブル等の売上増加により営業利益は1億81百万円(同2.1%増)となりました。 (電子・医療部品) ネットワーク機器、医療用特殊チューブとも売上が増加し、売上高は9億37百万円(前年同期比20.4%増)となりました。売上高の増加により営業利益は1億93百万円(同60.0%増)となりました。 ---短信の引用終了--- これを見ると、電子・医療部品が伸びているのがわかる。 最も、第1四半期の短信を見ただけなので、この四半期特有のことなのか、今後も続く傾向なのかは不明。 ただ、電子・医療部品の伸びが、今後の同社の成長には不可欠だと思われる。 最後に、株価と指標をみておく。 現在値は、764円 予想PERは、7.65倍 実績PBRは、0.39倍 予想利回りは、2.88% お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/09/24 06:58:18 AM
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