線路脇のカメラマンのブログ

●若狭湾周遊の旅（福井鉄道）

のんびりユッタリ若狭湾の旅に出かけている続きです。

●たけふ新駅

ワンマン運転とドアが自動で開かないため親切な案内放送がある。

武生駅で降りると福井鉄道に乗るのだが、乗り場はすぐには目に入らない。

大きなスーパーを過ぎたところに小さな駅の入り口がある。

福井鉄道「たけふ新駅」はいかにも田舎の鉄道らしい雰囲気だ。

この駅は1924年に福武電鉄の「武生新駅」として誕生したが、2010年に市町村合併により「越前武生駅」に改称した。



しかし、2023年に北陸新幹線「越前たけふ駅」が登場したため混乱を避ける理由で再び「たけふ新駅」となったのだ。



列車本数も多く一部は「えちぜん鉄道」にも相互乗入れしている。

定期券などを発売する案内所があるのでのぞいてみると、この地生まれの鉄道カメラマン「南正時さん」の写真集の案内があった。







鉄道グッズがたくさんある。

福井鉄道の車両は路面電車的な小さな電車だが新しく導入した車両やドイツからやってきた車両もあり列車ごとに変わった車両が来る。

ドイツ・シュットガルト市電が走っている。


グループ会社のガソリンスタンドにある洗車機は電車の形。


自動券売機が変わっている。









タッチ画面で①回数券か普通乗車券の券種を選ぶ→②片道か往復ボタンを押す→③行先を選ぶ→④購入ボタンを押す→⑤お金を入れる→⑥発券ボタンを押す、と何度もタッチしないと発券できないのだ。



これは出札の発券システムを利用しているからだとか、しかし、カードやスマホ対応になっている。

構内は2面3線だが同じ線に2本が入っている。

ホームには4本の列車が停車しているのだが、改札は5分前からなので先にホームに入っての撮影はできない。

現在の福井鉄道は田原町～たけふ新までの21.4㎞を9種類ものトラム風の電車で運行している。








乗降ステップが出る。






2023年に導入したアルナ車両のＦ2000型。








これはえちぜん鉄道の乗入車両L型。
架線電圧がどちらも600Vなので乗入れが可能となった。



F1000型は新潟トランシス製。






2両固定編成でワンマン運転。


連接台車を採用。






















日本車輛製の770型は元名鉄。






駅窓口にある「本日の車両運用」はファンにとってはありがたい。
残念ながらドイツの車両は冷房改造のため検査入場中。