若狭湾周遊の旅(京都ー熱海)
●若狭湾周遊の旅(京都ー熱海)のんびりユッタリ若狭湾の旅に出かけている続きです。●京都駅&近鉄山陰本線に乗り、数か所のトンネルから保津川が見え隠れすると嵯峨野観光鉄道の線路が見えてくる。車内も外国からの観光客が多くなりオーバーツリズムで話題になっている京都に近づいてきた。到着した京都駅では、外国でも人気の「ハロー・キティ」は野洲・京都・大阪から関西空港を結ぶ特急「はるか」が停車している。珍しい0番線のホームはあるが1番線が無い。駅構内にこのような「授乳室」が数か所あるので赤ちゃん連れには安心だ。ヨーロッパで何度もお世話になった「HOP on HOP off」は京都ではスカイポップバスとして京都市内の観光地で乗り降りできる巡回観光バスだ。3コースあり多国語のヘッドホンが付いて1日券は4,000円。駅前の中央郵便局前には丸型ポストと茶色の四角いポストがある。上には、平安建都1200年記念のマスコットである「京のぞみ」が乗っていた。ここでランチをしようと思って駅上の飲食街に行ってみると、10数件あるラーメン店に修学旅行の生徒たちが各店に10数名ならんでいる。諦めてイタリアンの店に行ってみた。近くに鉄道模型の「カトー」の京都店があったのでNゲージ用のレイアウト部品を買ってきた。この205系は奈良線用でしょうか。●近鉄京都駅新幹線入り口の近くに近鉄の京都駅がある。入場券を買おうとしたら「サービス券付き入場券」とあるが、これは駅構内の売店で入場券代をサービスするというものらしい。ホームには、樫原神宮前行きの30200形「ビスタカー」が停車中だ。こちらは普通列車の1020系。特急券出札カウンター近くには外国人用の案内デスクが用意されている。帰りの新幹線も「こだま号」を使うのだが、ホームに行ってみると反対側に故障中の車両が停車している。このために12番線はラッシュ時並みの着発が続いている。●熱海のんびりユッタリ若狭湾の旅の最後は、熱海で僅か4分で伊東線に乗れたのだが、混雑している熱海の駅付近を見てみようと途中下車してみた。しかし、とんでもない光景だ。アーケド通りには観光客は全く居なくなり、飲食店も早々にシャッターを降ろしている。確かに宿泊客は旅館・ホテルにチェックインしている時間だし、日帰り客は帰ってしまったので商売にならないのだろう。夕食と思っていたが、しかたなく熱海駅ビルの飲食街に行ってみると有名な中華レストラン店の「五味八珍」が開いていた。この店は、静岡を中心に50店舗ほどのチェーン店で伊豆半島内にはここ熱海と函南店くらいなので珍しいのだ。浜松餃子やラーメン、チャーハンが人気だ。短い日数だったが中身の濃い保存車めぐりを中心にした北陸若狭湾沿線の旅だった。次は何処に行こうか今から楽しみだ。