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カテゴリ:若狭湾周遊の旅
●若狭湾周遊の旅(武生駅・鯖江駅) のんびりユッタリ若狭湾の旅に出かけている続きです。 ●武生駅 宿泊先の鯖江に行くために武生駅に戻る。 出札カウンターや改札付近に龍の彫刻などがあり「越前打刃物・昇龍」とある。 この付近は昔から刃物産業が盛んなところで、700年の伝統を受け継ぐ工房が建ち並んだ刃物団地がある。 打刃物とは、日本刀のように二枚重ねて鋳造する方法で、農業用のナタやカマ、プロの職人も使う包丁などの刃物を製造している。 駅構内は2面3線でJR時代はサンダーバードなどの特急が停車していた。 ●鯖江駅(さばえ) 今日のホテルは鯖江にした。 改札の上には大きく「メガネのまちさばえ」と書いてある。 ベンチもメガネの形だ。 低気圧接近による大雨で太平洋側の関西地区からの列車が運転見合わせになるようだ。 今夜中に通過するので安心だが、災害の無いことを祈る。 ホテルは駅の目の前だ。敦賀のホテルは混んでいたのでここまで足を延ばした。 結局、名古屋できしめんを食べただけで16000歩いてしまった。 ホテル内に居酒屋チェーン店があるので栄養補給となった。 地元のテレビでも見ようとしたら民放は2チャンネルだけだった。 ニュースを見ていると鯖江の産業であるメガネ作りが衰退してきたと報じられている。 鯖江に国産のメガネ産業が根付いたのは、当時議員だった「増永五左衛門」が雪深いこの地に大阪などからメガネ職人を呼び農家の副業として1905年からパーツごとに分業する方法で始まった。 しかし、近年の安価で大量生産が得意な中国産やイタリアのベッルーノのデザイン力に押されている。 98年には1000軒あったが現在は700軒になり、後継者不足による廃業が続いている。 翌朝は早めに食事をして7:01発の敦賀行きに乗る。 鯖江駅も2面3線の長いホームの駅で、昔は福井電鉄も発着していた。
通勤時間帯は4両編成になるようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/06/21 12:10:09 AM
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