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テーマ:世界各国に食めぐり(409)
カテゴリ:タイ料理
バンコクの街を歩くと、屋台にトリがぶら下がっている。
一瞬、トルコ料理のケバブか・・・ と思うほどではないが、 鶏が何羽もぶら下がっているのは、興味深い景色だ。 この屋台で、出される鶏料理は、 カーオ・マン・カイ タイ風チキンライスだ。 カーオ(ご飯)・マン(香ばしい)・カイ(鶏肉) 鳥のガラで炊いた米に、トリの切り身をのせた料理だ。 上にのせるトリは、”茹でたトリの切り身”か”揚げたトリ(から揚げ)”を選択できる。 そして、輪切りのキュウリと各店秘伝のタイ醤油ベース甘辛いタレが添えられる。 さらにタイ料理には珍しくスープ(瓜の角切りが一つ浮いた鶏出スープ)が必ず付く。 このスープの具は大根やパクチーの葉など、単純なもので、さっぱりした味だ。 さて肝心の味だが、 とても香ばしい鶏の香りがするご飯で、 パサパサしたタイ米が苦手という人にはいいかもしれない。 だがタイ料理には珍しく、基本的にご飯もスープも薄味だ。 各店秘伝のタレを思いっきりかけて、ガツガツ食べるととてもおいしい。 値段は屋台で食べると、20~30バーツ程度。 日本円でいえば60円から100円ぐらいだ。 や、安い。 この料理、日本のタイ料理店でもだしているところは少ない。 この為だけに、鶏だしでご飯を炊くのが大変だからなのか、 庶民の味なので、レストランでは出さないのか・・・ 不思議だが、日本で見かけたら、もしくはタイに行ったら是非食べてみて欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 16, 2005 06:40:47 AM
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