|
テーマ:パンを焼こう!(15224)
カテゴリ:東南アジア(インドネシア)料理
チャパーティー。
といっても、 「夕方時になると、アフターヌーンティーと共にデザートを楽しむ・・・」 といった、お茶でパーティーすることではない。 インドのパンのチャパーティーである。 (日本語で発音すると、チャパティーとも言える。こっちのほうが一般的) 今日はそんなインドの大衆食、チャパティーを紹介しよう! インドといえばカレー。 その味のつけ方と素材により、その種類は、極めて多い。 そして、そんなカレーには炭水化物が必要だ。 我々日本人は、炭水化物が大好き。 カレーに炭水化物と聞いて、 「やっぱ本場のカレーにはナンだよな・・・」 と言ってしまうあなた! 正しい・・・ 正しいのだが正確な答えではない。 「インドのパンと言えば、 ナーンもあれば、パーラーターもあり、プーリーなんかもあるが、 やっぱり、チャパティーが一番ポピュラーかなあ。。。」 これが正解。 チャパティー(チャパーティー)とは、薄い平たいパンであり、 アーターと呼ばれる小麦を精白せず丸ごと挽いた粉を水で練り、 発酵せずに鉄板の上で焼く。 その形は、ナンより薄く、少し小さい円形になる。 味はナンに近いものを想像してもらえばよいが、 ナンより少し固く、香ばしい香りがする。 素朴な味だ。 カレーや、ダール(豆のスープ)と一緒に食べるには、 淡白な味なので丁度よい。 ちなみに、ナン(ナーン)は、製粉した白い小麦粉を使い、 練った生地を一晩置いて発酵させる。 そして、タンドゥールと呼ばれる、地面に埋まった壷のような形のかまどに 貼り付けて、焼く。 簡単に違いを覚えておくと、 ナン(ナーン)は高級、チャパティーは庶民派ということである。 さて、このチャパティー、テーブルにたくさん積まれてきた時は、 必ず左手で取ろう。左手でとって自分の皿に置く。 重要なことなので、もう一度言う。 必ず「左手」で取る。 普通、インドでは右手が神聖で、左手は不浄を表すと言われる。 当然食べるのは右手なのだが、大皿から自分の皿によそうのは左手なのだ。 この辺のマナーについては、詳しくは専門家に聞いて欲しいが、 簡単に言うとそういうことである。 日本で日本人と食べる際には問題ないけれど、 もし、インドで食べる場合は、覚えておくといいかもしれない・・・ NAAN (ナン) 3枚 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[東南アジア(インドネシア)料理] カテゴリの最新記事
|
|