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カテゴリ:アジア料理(韓国料理・モンゴル料理)
雨。
こんな雨が続く日々は湿気臭さを感じる。 ふと、いい香りがしてくるではないか・・・ 少し甘く、ほんのり香ばしい香り・・・ これはご飯だ。 ご飯が炊ける匂いと、焦げる匂いが、 なんとも言えず、芳しい香りをだしているのだ・・・ その香りの先にあるのは、 ビビンバだ。 ビビンバ、読み方により、ビビンパッとも、 ビビンパプとも言える。 ピビン=混ぜる パプ=飯 韓国風混ぜご飯だ。 ビビンバは、辛子醤油で味付けしたご飯の上に、 各種ナムル(大豆などの野菜を醤油とごま油などで味付けしたもの)、 炒めた牛肉またはユッケ、 生卵をのせ、最後にコチジャンをのせることで完成する。 味は、ごま油の風味が効いたナムルが、辛めのご飯とマッチするとともに、 生卵と牛肉が甘みを出す。 さらに、ご飯が焦げた部分の香ばしさが加わり、 とても食欲をそそる味である。 ビビンバには冷製ビビンバと石焼ビビンバがあり、 石焼ビビンバは、トルソッという石の器を用いて作られる。 この器は他の器より冷めにくいのだ。 ただし、間違って舌をつけると、その場でのたうちまわり、 しばらく違和感を感じて、生きることになる。 (ここに、おっちょこちょい一名・・・) ビビンバは韓国の全州が本場だ。 また、晋州でも有名だが、 全州は大豆もやしを、晋州は緑豆もやしを使う点がことなる。 また、ビビンバの起源は、 宮廷のまかない料理から始まったという説や、 祭祀ときに用いた料理が元だという説がある。 焼肉店に行くと、ビビンバを店の人が混ぜてくれるが、 実は美味しいといわれる混ぜ方がある。 それは、まず卵の黄身を石の器で焼くのだ。 その後、鬼のようにまぜる。 これは卵の生臭さを消すためでもある。 店の人が混ぜそうになったら、 ちょっと待った!と忠告してみよう。 きっと嫌な顔をされると思うが・・・ ビビンバ酒盗 (1kg×5袋) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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