SELECCAO-PORTUGUESA

６泊８日の旅を終え、日本に帰ってまいりました。
２連勝でプレーオフ進出を決めたのも自分の応援のおかげということで、
その旅を何日かに分けて振り返ってみたいと思います。


試合前日の夜にリスボン入りし、さっそく翌朝、試合会場となるルスに向かった。
インターネットで購入したチケットの引き換えとベンフィカのグッズを買うためだ。

ベンフィカのオフィシャルショップでいきなり２００ユーロを消費。
数年に１度の機会なのでちょっとした買いだめといったところ。

午後は、お馴染みのサン・ジョルジュ城で日光浴をして、試合開始３時間前に
再びルスに戻った。

　

チケットの前売りは行なわれていたが、当日購入のサポーターが大勢いた。
６万５千人のキャパシティーを誇るルスはそう簡単に完売にはならない。
・・・結局、この試合の公式発表の観客数は５万１１５人。

開門と同時にスタジアムの中に突入。
あまりの暑さのためにコーラとビールを飲みながら、試合前のスタジアムの
雰囲気を楽しんだ。

そして、試合開始。
ケガで出場が危ぶまれたロナウドもキャプテンとしてスタメンに名を連ねた。

　

ドゥダのスタメン起用にガッカリしたが、追加招集されたペドロ・メンデスも
出てきたのでどんなプレーを見せてくれるのか楽しみだった。

良い意味でも悪い意味でも自分の予想が的中した。
左足のキックしか取り柄がないドゥダの左サイドが不安定でその穴埋めを
ペドロ・メンデスがカバーした。

試合を通して、ペドロ・メンデスの働きは自分の中のマン・オブ・ザ・マッチで
あった。ペペが復帰しても、ポジションを奪われることはない位の働きだった。

で、ここで不覚。
試合前にコーラとビールを飲んだためか急にトイレに行きたくなった。
試合中に催したのは初めてだ。

後ろ髪引かれる思いで席を立ち、トイレの入り口でしばらく試合を見ていた
矢先、あの先制点が生まれた。

　

当然、自席からのショットではない。
こんなことなら、点が欲しくなったら、またトイレでも行こうか（笑）

ご存じの通り、先制点の数分後、ロナウドがケガの再発で途中退場した。
それまでのプレーにおいて前触れは全くなかったから残念だった。

　

ハンガリー戦が行なわれていたルスでは、同時に売店の前のテレビで、
スウェーデンとデンマークの試合が流されていた。

スウェーデンが負けたのを受けて、サポーターが大盛り上がり。
ハンガリー戦に勝利すれば、自力でのプレーオフ進出が可能となるからだ。


試合の方は、その後、リエヂソンとシモンのゴールが決まって３－０で快勝。
義務であったハンガリーとの２戦を連勝できたので、とりあえずホッとしたと
いうのが正直な感想だった。

そして、スウェーデンが負けたことで俄然、ワールドカップへの夢が大きく
膨らんだ。そのためにも、次のマルタ戦に勝たないと・・・。

　


南アフリカ・ワールドカップ欧州予選　グループリーグ第９節

～１０月１０日　エスタディオ・ダ・ルス：リシュボア～
ポルトガル　３－０　ハンガリー

ポルトガルの得点：シモン（１８分、７９分）、リエヂソン（７４分）

ポルトガル
　１　エドゥアルド
　３　ボジングワ
　６　リカルド・カルヴァーリョ
　２　ブルーノ・アウヴェス
　５　ドゥダ
　８　ペドロ・メンデス
１６　ラウール・メイレレス
１０　デコ
１１　シモン　（８１分－１３　ミゲウ・ヴェローゾ）
　９　リエヂソン　（８３分－１４　ヌーノ・ゴメス）
　７　クリスティアーノ・ロナウド　（２７分－１７　ナニ）