マルタ割りでプレーオフ進出!
ポルトガル最終日は、マルタ戦のあるギマリャエンスへ。初代ポルトガル国王アフォンソ・エンリケス生誕の地として知られる町だ。 ポルトから列車で1時間余り。観光なら日帰りの旅が楽しめる距離だ。 お昼に現地に到着したので、早速、観光地巡り。やはり目玉は、北に位置するギマリャエンス城だ。塔から眺める景色はなかなかのものだ。写真は試合が行なわれるエスタディオ・ドン・アフォンソ・エンリケス。 その後、ブラブラして過ごしながら、試合開始3時間前にマルタ戦が行われるエスタディオ・ドン・アフォンソ・エンリケスへ。平日の昼間だというのに大の大人が大勢試合を待っていた。・・・ちゃんと仕事してんのかな?しばらくすると、ポルトガル代表一行を乗せたバスが到着。大勢のサポーターから拍手と歓声で迎えられた。 こちらの面には、ペドロ・メンデスやロランド、ヌーノ・ゴメスが座っており、サポーターの歓声に応えていた。代表の出迎えを終えると早速、スタジアムの中へ突入。外観はスポーツセンターのような感じであったが、中は非常に見やすい作りとなっていた。 2階席で選手との距離は離れてしまったが、試合の動きは良くわかる座席であった。そして、選手入場。 ロナウドは残念ながら欠場となったが、ペペが復帰。・・・ブルーノ・アウヴェスのベンチ入りは寂しい。この試合のスタメンでのサプライズはミゲウ・ヴェローゾを左サイドバックで起用したことだ。確かにドゥダの左サイドバックは限界に来ていたが、よりによって本職でないミゲウ・ヴェローゾを左サイドバックとは。・・・パウロ・フェレイラやセザル・ペイショットという選択肢はなかったのか。ただ、相手がマルタということもあり、この起用が正しかったのかどうかは結局わからずじまいであった。試合はご存じの通り、ナニのゴールを皮きりに4ゴールを決めて圧勝。見事にプレーオフ進出を果たすことができた。 さて、この2戦を振り返り、当初の目標である2連勝でのプレーオフ進出を決めることができた。ただ、過去をああだこうだ言っても仕方ないが、やはり予選序盤で勝ち点を稼ぎ、この2戦でワールドカップ出場を決めたかったのも事実だ。我々の目標はワールドカップ出場ではない。やはり本戦最後の試合で栄冠を勝ち取ることだ。そのためにも、プレーオフも予選終盤のように勝ち続けなければならない。 南アフリカ・ワールドカップ欧州予選 グループリーグ第10節~10月14日 エスタディオ・ドン・アフォンソ・エンリケス:ギマリャエンス~ポルトガル 4-0 マルタポルトガルの得点:ナニ(14分)シモン(45分)、ミゲウ・ヴェローゾ(52分)、エディーニョ(92分)ポルトガル 1 エドゥアルド 3 ボジングワ15 ペペ 6 リカルド・カルヴァーリョ13 ミゲウ・ヴェローゾ 8 ペドロ・メンデス16 ラウール・メイレレス (62分-7 ヌーノ・アシス)10 デコ17 ナニ (73分-13 ジョアン・モウティーニョ) 9 リエヂソン (62分-4 エディーニョ)11 シモン