東南アジアの『LOHAS』 ----- カンボジア編
東南アジアの『LOHAS』 ----- カンボジア編大変ご無沙汰をしてしまいましたが先月ASEAN諸国へ出張へ行ってきましたので久しぶりに報告方々お伝えしたいと思います。 まず今回の出張の目的を簡単に紹介しておきますと1、ASEAN各国に「LOHAS」というライフスタイルを紹介すること。2、まだ日本に紹介をされていない製品を探して、5月から7月まで 行われる「日本アセアンセンター」主催の展示会に出展をする 企業を選定すること。 そのときのテーマは「ヘルス&ウエルネス」。 これは「LOHAS」の一部分のコンセプトです。 各国の「商務省」が紹介する企業と、我々が街を探して見つけて きた企業の中から選びます。 今回は最初に訪れた国「カンボジア」について報告いたします。カンボジアは人口が1350万人で東京都の人口(1250万人)より少し多い位の規模の国家です。国民のほとんどが仏教徒で街のあちらこちらに寺院があります。この国で一番有名なのは「アンコールワット」でしょう。「ワット」というのは「お寺」のことです。首都はプノンペンです。 まず今回の出張の1番目の目的である「LOHAS」コンセプトを紹介するためのセミナーを行いました。 それと日本でもこれからの「LOHAS」というコンセプトが、もともとそのような暮らしをしている東南アジアの国々に伝わるのかどうかがとても不安でした。「LOHAS」はアメリカ発祥であること、日本ではポピュラーになっていること、LOHASの5つの分類、などを説明をし「ヘルス&ウエルネス」市場との関わりを話しました。 その中で日本でもよくやる「LOHAS度チェック」をやってみました。これは3カ国すべてでやりました。日本バージョンではなく、ポールレイ博士が書いた「Culturaral Creatives」の中にある「YOU ARE A CULTURAL CREATIVES IF......?」という「カルチュラルクリエイティブスであるかどうかの18の質問」を使用しました。結果はなんと出席者の8割以上の人が18の質問の9割にあてはまるという日本ではいまだ聞いたことがない結果となりました。当然といえば当然ですが現実にこの結果を見て考えさせられました。 ある方から質問がありました。「日本は世界で一番長寿の国なのに、なんでLOHASなんかが流行ったりしているのか?」日本の平均寿命は81.1歳、それに対してカンボジアの平均寿命は54.0歳。その国の人からこういう質問をされて答えに窮しましたが、LOHASをそういう観点から見るのかと新たな発見をしたとともに、カンボジアの人からすればそうなんだと納得したりしました。 その後は各社とのミーティングで商品選定を行いました。現地でとれる植物を原料にしたシャンプーやエッセンシャルオイル、SPAサロンで使えそうなソファやチェアなどインテリア関連商品などを紹介されました。正直パッケージデザインなどはまだまだのレベルですが内容的には良いものもあり、あるショップなどは今そのまま日本で扱えるような競争力のあるところも存在していました。 今回選定した商品は5月17日から7月31まで、銀座にある日本アセアンセンターで行われる「ASEANヘルス&ウエルネス」展でご覧いただけます。是非お立ち寄りください。 発展途上の国ではありましたがポテンシャルをとても感じて次の国マレーシアへと発ったのでした。 もっとお伝えしたいことはありましたが、あまりに長くなるのでこの辺にさせていただきます。次回は「マレーシア編」です。因みにショップリニューアルしました。SOL Sense of Life for LOHASキャンペーンもやってます。一度お立ち寄りください。