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2015.04.11
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カテゴリ:パソコン

ああ、私は又いつもの癖が出た。

熱くなると(心が)相手がどう思うか、

というよりも

むしろ自分がどう思われるか考えない行動に出てしまうのだ。

クラブパソコンクラブ

今日は、私のパソコンのNPO活動の会議の日だった。
日頃からこの会のスタッフたちの人格に不満を持っていた私だった。
今日は今年度最後の会議とあってか、珍しく1年間全く姿を現さなかった高齢のKさんが出席した。
彼女はとてもおっとりとしたやさしい上品な人柄だ。
そして音楽なども好み、私が趣味とするコーラスの演奏会にも聴きに来てくれ褒めてくれたこともあった。

しかし、私の心はその日は緊張に満ちていた。
いろんな不満があって、今日先月の働いたお金をもらえたらこれでやめられるかもしれない・・・と覚悟していた。
私は何を言ったか今は思い出せない。

でも、話の流れで理屈で自己主張して、絶対に自分には自信があった。
これほどの熱弁はないと思えるほど頭が回り、口も回った。

気が付いたら自分は自分の世界にいたのかもしれない。
でも、これは私は親しい人間(家族や友人)の前では本音トークの激しい気性をあらわにしてしまう私としては実に自然なことだったのだ。

ほとんどのスタッフの人は結構厳しい意見を持ちながらもそれを言う勇気がなく陰で文句ばかりいう女特有のいやらしさを持ち合わせ、そんな私の性格から出る行動を最近は特に頼もしく好意的に見ていてくれていて、今日もそのことを不思議に思わなかったものと思う。
「ああ、いつもの○○節、いいぞ!」みたいな感じだ。

そして、私は熱弁の末に机に手がぶつかった。
私は今日は左手の薬指にホワイトトパーズの指輪をしていて、自然に机にその指輪がぶつかり一瞬ガチンと大きな音がしてしまった。

そしたら、その温厚なKさんが私の方を振り向いて「興奮しないで!」と言ったのだ。

私はすかさず、「興奮なんかしていませんよ。普通に理屈で冷静に話しています。」と言い、
一呼吸おいてから、「あなたのようなお上品な方にはそう聞こえるかもしれないけど、私が所属している別の団体ではこんなのは普通で、私以上の人がもっとたくさんいて私なんか大人しい方です。」と言ってしまった。

私はその後も自分のペースをくずすことなくきちんと自分の意見を述べた。
一つの事例から会の今後に関する憂いと今後の方針を私は理事長に対して述べたのであって、上品ぶった彼女など眼中にはなかった。
だって、私は彼女の悪口を言ったわけではなく、理事長相手に意見を言ったのだ。

彼女は場の雰囲気が和やかでなければ気が済まないだけであって全く彼女の言うことは理屈に合っていないし、私は会議の席上で間違ったことはしていないと思っている。
いつもはやさしい彼女が今日は一番の敵に見えた。

おまけに彼女は「町会でもなんでも皆それぞれの意見を聞いて和やかにやっているものよ」とさえ私に説教した。
彼女はそれでなくてもパソコンの知識がおぼつかなく、唯一資格試験に落ちた人間だというのに恥とも思っていないのだから話にもならないと思う。

やれやれ、年寄りの平和を好む説教か!
これではまるで私の母親と同じではないか!
私はうんざりして、今日一日で彼女のことが嫌になった。

その後、会議は続行され、会で立ち上げてきたブログのやり方に及んだ。
それを交代制ではどうかという理事長の話になった途端、私よりも10歳以上も年上の70近いスタッフたちが皆反対した。
そしてついに本音が出た。
今までで一番の本音だ。
「私達は争い事は嫌だ。気持ちよく仕事したい。もう歳だから余計な負担になる仕事はしたくない!」と。

実はこの会のブログに関して一番理事長にケチをつけたのは私である。
と言うのは、この会のブログがあまりにも役所的でつまらなく、しかも理事長が以前から勝手に添削してアップしてたことに端を発して、私がスタッフの報告の著作権を無視してるということをスタッフ公開メールに出したことでここまで話し合うことにまでこぎつけたのだ。

その前はこのお婆スタッフたちは全く疑問視もしてなく、黙ってきたのに、今になってかき回されたくない、平和で過ごしたいと来た。
こういうことを言うような歳になったらもう本当は終わりなのだ。

おまけに彼女等お婆スタッフの中の一人がこの会とは別に自分が代表で趣味の会のパソコンクラブをつくったのでできたら参加しませんか?と私にも誘ってきた。

つまり、このブログなどという知識も興味も全くないものなどやらされるのはごめんだから、そこまでするならこの会はなくなってもいい、そしてなくなった時のための保険の意味での「パソコン趣味の会」というわけだ。

しかし、私はこんなふうに5年近くもブログを書いてきて、彼女等とは全くその分野での興味が合わない。

彼女等はブログもTwitterもフェイスブックも知識も関心もない。

よくこれでパソコン教えてると言える。

年寄りが年寄り相手にエクセル、ワード中心の講座ばかりやってきたのだ。

私はもう飽き飽きしてきた頃だ。
彼女等のレベルにはとても一緒にはなる気になれない。
「私は別にいいです。」と即決で断った。

理事長は「まずは皆さんにブログの勉強会をしましょうか?」などと機嫌を取ってみたが、彼女等は全く興味ないようだった。

それから、私は今年度、理事長と副理事長のたっての強い要望と皆の推薦とやらでこれから二年の任期の理事職に就くことになった。

最後にお婆スタッフたちがお帰りになった後、理事長、副理事長と三人になり私は彼らに本音を暴露した。
「彼女等は自分が安心していられる癒しの場所が欲しいだけなのよ。今までのものを維持するだけで、そこには何の理想も意欲もない。新しいことなど興味ない。ブログの勉強会なんか彼女等みたいな人間たちに必要ないし、無駄、第一覚えれなくて大変なことになるに決まってる。」と私は言った。
そしたら、彼らも納得で「ブログ勉強会はやめよう」と言ったのだった。

こんなNPO団体はあと3年持てばいいとこだろう。。
私は今年から年下独身男性の理事長と副理事長二人から若い知識をしっかり吸収して、三人でリニューアルブログを研究する楽しみができた。
彼らは幸いにも私の能力を認めてくれるし、私も彼ら以外とはもう満足のいく対等の話ができなくなってきた。

彼らも私ととても仲良くしたそうで、私も楽しみが増えたというものだ。
若い人から新しいものを学ぶということを忘れないことが若さの秘訣なのに、バカなお婆たちだね・・・ 


下山さんの君子蘭.jpg


実は、この花の画像は、そのお婆スタッフの一人が送ってくれた画像だ。

私はこの会を辞めようと考え、今回の会議も欠席しようと悩んでいた時、私を励ましてくれた一人の先輩。

「私は歳だからもうあと1年も持たないかもしれない。あなたと○○さん(同世代の友達スタッフ)は会にとって大切な人材」と言ってくれて励ましてくれた人で、きつい部分もあるが、道理のわかった人だし、お婆たちの中では一番仕事のできる人でもある。

だから、この画像を見ると先輩のやさしさと期待も感じるんだよね。。。








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Last updated  2015.04.12 03:04:15
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