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カテゴリ:日本酒
今、最も手に入りにくい日本酒のひとつといっても過言ではない而今(じこん)。新進気鋭の若き杜氏・大西唯克氏が醸す銘酒です。三重県名張市に位置する木屋正酒造は、家族経営の小規模蔵なので生産量が非常に少なく、それが入手難の一因ともなっています。
昨年末に、而今のにごり酒を飲んで、その上品な旨みにびっくりしましたが、今回飲んだのは一番標準的な味わいとも思われる“而今・九号酵母無濾過生特別純米”(一升瓶2,730円、いまでや)。ほのかに優しい上品な旨み・甘みがあふれていて、旨いの一言。新潟のように淡麗辛口の酒とはまた違いますが、とてもきれいなお酒です。今ではすっかり有名になってしまった飛露喜のような存在に、これからなっていくのかもしれません。その味わいは、飛露喜とは一線を画しますが……。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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