shibaの編集剣士ッ!

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• 24:00の恋するテレ電、なんで宣伝はいっちゃうの?　

  iモードで気に入っているコンテンツは、「駅すぱあと」。行ったことのないところに行くのに乗り換えと所要時間、金額がわかってとても便利だ。そんな実用的なサイトがもっぱらお気に入りの私だったが、最近、宣伝文句を見るなり、即登録したサービスがある。水曜日の夜、配信されてくるメルマガで、「24:00の恋するテレ電」。そのなかにあるシナリオ・ライターの北川悦吏子さんが書いているという「ケータイものがたり。」を読むのを楽しみにしている。ところが、今週の「ケータイものがたり。」は、ケータイの販売促進の宣伝そのもののずばりの内容で、「CMかよ」と私はげんなり・・。スポンサーからのかねての要望だったのだろうか。登録を取り消そうと思った。。。

  2005.03.10

• 新たなカレー移動車を発見！

  骨董通りから、裏へちょい入ったところ。かなり目立つ黄色のワゴン車がとまっていた。車のそばにはメッセージボード。。「これは・・もしかして」と車の後方に回る。やった！新たなカレー移動車を発見！北インドカレー、キーマカレー、などの濃いメニューが並ぶ、種類は意外に豊富だった。火曜日だけ来るという。「辛いんでしょうか」と聞いてみると、「辛くないです」といわれた。ためしに北インドのチキンカレーを購入。たしかに辛くはなかったが、なんだか、後味がこってりしていた・・。

  2005.03.08

• 殺人の追憶、スゴッ!

  亜細亜電影倶楽部で「面白い」と噂を聴いていた韓国映画「殺人の追憶」をついに観た!! (レンタルするだけでもなかなか大変な道のりでした・・。)観客を楽しませ、怖がらせ、犯人を知りたい、倒してくれ!と思わせる巧みな無駄なカットが見当たらない展開。俳優たちの「自然」な熱演。「連続殺人事件」を描きながら、その事件が起きた「時代」という背景までも描き切る技が心地よく(内容は全然、無気味そのものなのですが)、映画のおもしろさを十分堪能できました。韓国映画の「ペパーミント・キャンディ」もGetできたのでさっそく観てみた。残念だが、私には「苦手なタイプ」のアジア映画だった。過去に遡っていく構成、話の展開の仕方が「映画後進国の映像作家が、外国の支援を受けて、背伸びしてがんばってつくった映画」って感じがしてしまった。この素材にぴったりな表現はこれじゃないだろう、って思ってしまうと、なかなか入りこめなかった。まあ全部があたりでなく、時にははずれもあるのも、それがアジア映画を観ていて楽しいところ。

  2005.03.06

• 受け入れること、と「トニー・滝谷」

  前日の日記に、会社で起きた2週間の出来事についてあくまで私の感じたことをつらつら書いたけれど、時間がたつにつれて「環境を受け入れる気持ち」が勝ってきた。まわりの社員がどうであれ、私がその会社の一員であり仕事をして給料もらっていることは変わらないのだから、まわりを責めるより、自分がいまこの状態からどれだけ変われるか、それが肝心なんだと悟る。今日は、飯田橋の名画座に「2046」と「春夏秋冬そして春」がかかっていると知り、でかけていったが、満員立ち見と言われたので、きびすを返し、「トニー・滝谷」を新宿で観た。これらも土曜日だというのに、成人男女でにぎわっていた。まあ、村上春樹・原作、市川準・監督、坂本龍一・音楽、宮沢りえ・出演・・となれば、ふつーに考えれば、お客が来ないはずないというわけかしら。宮沢りえの演技が、10数年前、まだアイドルだった頃にくらべて格段に「まとも」になっていることに驚く。(二役やるには十分でないかもしれないが) それに、そのオーラがきれいではかなげで、この映画のヒロインにぴったりだった。しかし、ヒロインの設定がちょっと、だ。これは原作にある設定なのだろうか?、「編集者、ブランド洋服ショッピング中毒、スタイリッシュなモデル系美人」というのは、なんだか、男性作家の妄想で作られたヒロインのような気がした。非現実的な存在を美しく演じてしまう宮沢りえ、なかなかすごいと思った。

  2005.03.05

• 壁紙と、2割8割の法則

  先週からの二週間、「会社の古く汚くなった壁紙張り替え」をめぐって、社員の間でかなり激しいこぜり合いが起きていた。今夜、とうとう壁紙張り替えの前夜を迎えた。きれーに整理された社内を見て私は、ためいきをつく。いやなんとつらい嫌な暗い日々だったことだろう！・どこの壁紙をいつ変えるのか・それにはどんな準備をすればいいのか・準備から当日まで誰がなにをすればいいのかたったこの三つを「壁紙をはりかえよう」と決まった時に決めておけば大事にはならなかったのではないか。そもそも壁紙かえるぞ宣言がだされたのは、１月のなかば。誰も責任をしょいこみたくないために（？）あえてそのことにふみこまなかったからか、壁紙張り替え２週間前、たった５人（正確には４人）の間で、おそろしいほどの腹のさぐりあいや責任のなすりつきあいが行われていた。毎日のように、壁紙を変えることへのぐちやデマが飛び交い、それに伴って会社のぐちやいろんなあること、ないことが飛び交っていた。はっきりいってうるさくて、校正やりにくかったっすよ。「ちょっとみんな落ち着こうよ。壁紙変えるだけでしょ」と最初は穏やかに諭していた私もやがてほとほと疲れきり、ついにきつーいストレートなものいいに至るまでになった。私自身も、先週は業務では一ヶ月のなかで一番苦しい週を乗りこえつつ、私の机まわりに荷物を置いている前任者の荷物整理から始め、今週にはいると毎日２時間ほど、壁紙張り替えの準備のためだけの残業を「ふだんの残業」にプラスしてしていた。（私は裁量残業制職なので、そもそも「残業」なんて言葉はないのだが）あれだけ壁紙を変えるのは大変だ、大変だ、早く準備しないと、私だけがやることになるとかなんとかいっていた人たちにかぎって、「残業」もせずに「ほとんどＯＬ（つうか朝もこないから重役か）」のような生活を送り、壁紙を変える当日はもちろんのこと、前日の準備も最後はしらんぷり、夕方には消えていた…しね。この壁紙に振り回された２週間、おおげさだけど、私は会社の「暗部（暗い現実）」を垣間見たような気がしてる。私の頭を過ぎるのは、「会社は２割の人間が動かしている。あと８割は存在しているだけ」という誰かから聞いた法則。社員は５人。わたし以外にもうひとり、ごちゃごちゃいいながらもやることはやっている人がいるから、３対２の割合になるのか。＜でもこの人も病み上がりだしなあ。。。＞そりゃあ、人はみんなそれぞれ弱いところはあるし、完璧な人間なんていない。私も自分からは手をあげなかった、せこい人間です。でも、決めたことはやる、やる努力だけはやり通す。とんずらとかこずるいことができない不器用者だから損ぱかりしてるのかもなあ。私のいる会社は、社員同士で一緒に仕事やるということは少なくて、たいていが案件ごとに外部のスタッフと一緒に動いている。だから仕事の成果（とあるいみ売上）でしか、その人がなにをやったかはわからない。誰が頼りになって、誰が自己中なのか。誰が責任感があって仕事をやれ、誰が逃げてやり残すのか。たった壁紙一枚のことにへとへとになりながら、やっとわかった感じ。わかったからって、なにができるわけでもなく、あきらめるだけ、むなしいだけのことなのだけれど。「やっぱ、私のいる会社、やばいよ。他の会社のことなんか悪くいえないよ。自分もなんとかしなきゃなあ。おんなじとこでやってんだし・・・同じってことになってるよ」諦めと、空しさと、絶望っていうか。いまは肉体が疲れきり、絶望する体力もない。

  2005.03.04

• Ｍａｄｕのふかふかスリッパ

  わが社は、マンションの一室が仕事場。室内ではスリッパ着用である。いまの会社で使う2代目のスリッパ（足の裏があたるところが井草になっているもの。不本意にもこれで冬を越してしまった）が、もうぼろぼろになってしまってあまりに恥ずかしいので、新しいスリッパとの出会いを求めていた。青山には雑貨屋もあちらこちらにある。仕事で外出するたび、帰りがけにも毎日目を光らせていると、いかにも青山らしーというカフェに雑貨やが併設してあるＭａｄｕという店で、「ふかふか」な感触なんだけどみかけは「ふかふか」にみえない、柔らかめのスリッパに出会い、即購入。ねだんも手ごろ（青山にしては！）で、ストッキングやタイツをはいている時にはその柔らかにはきこごちのよさをいっそう感じる。

  2005.03.03

• 健康的な！？青山

  紀伊国屋書店やブックファーストで、企画の参考にしてみたい健康関係の書籍を探していたが、ここのところ、ぴったりくる本にずっと出あえなかった。なにも期待しないで、青山の本屋や健康関係のショップをぶらぶらしていると、私が以前から「勝負弁当（つくるのでない。今日はこの仕事をかたづける！という時の必勝のたために食すもの）」、「勝負料理（こっちはつくる方）」の時にだけ立ち寄っていたナチュラルハウスに、探していたものがあった！灯台もと暗しというか、「こっちの方向なのよねー」というねらいどころがぴっちりあったものに出会えて満足。青山には、いろんな店が軒を並べている。以前から気づいていたのは、メーク関係、洋服、美容室の数、バリエーションがすごい、と思っていたが、健康関係も実は多くて内容が面白いのね。

  2005.03.02

• 雪解けの予感

  「夢とblogと、偶然の一致」で書いた"その方"から、メールの返事が届いた。怒っているのではないか、と思っていたが数日前の"その方"のblogの文面にほんの少しの変化があったのを、私は見落とさなかった。しかし返事をもらえることまでは期待していなかった。私と"その方"との間の共通関係者であった"かつての相棒"へも、私のメールを転送してくれ(私は"その方"がきっと転送すると思っていた)、"かつての相棒"さんは喜んでいた、と伝えてくれた。以前のように、仕事を一緒にすること、夢を共有することは、決してないだろう。が、"その方"の書き続けていくblogを見届けるべく、これからもアクセスを重ねようと思う。

  2005.02.27

• 夢とｂｌｏｇと、偶然の一致

  過去にお世話になり、離れることになった方の近況を、その方のｂｌｏｇで知った。それも本当に偶然に、その方のことを調べたわけでもなく、他のことを検索している時に一緒にひっかかってきて、偶然目にしたのだ。そういえばつい最近、その方は夢にも出てきた。この日記にも書いた車の夢だ。ｂｌｏｇで、その方がいま車関係の仕事をしていることを知り、またもや驚いた。夢と、ｂｌｏｇ、と偶然の一致。私にはなんとも不思議な気がした。そのｂｌｏｇは、本当にいいｂｌｏｇだった。人柄や肉声がよく表現されていて、主張がある、あまりに面白いｂｌｏｇだったので、ほとんど全部あっという間に読んでしまった。そして当時関わっていたまた別の方にもそのｂｌｏｇのことをメールした。そうして、私はその方にｂｌｏｇを読んで大変面白かった、という内容のメールを送った。過去のことはいろいろ書かなかった。その方の生き方に感動し、強く心を動かされ、広く人間の一生について考えせられる内容だったと、まったく知らない人なら、そう素直に書いたろう。そのことも、あまりこってりとは書かなかった。とにかく、読んだ、応援している、という内容だけにとどめた。しかし、突然のメールに相手はどんなに驚いたろうし、もしかしたら受け取って不愉快だったかもしれない。いま、メールを出したことじたい、後悔しはじめている。ｂｌｏｇって難しい。人間関係はもっと難しい。

  2005.02.24

• 猫の日

  もう十年以上前から、この日は私にとって「やばい日」だった。今年もそう。親しい人とかなり深刻な喧嘩をしてしまった。唯一救いだったのが、朝聴いていたラジオでこの日は猫の日(にゃーにゃーの日)と知ったこと。私も猫になってしまえ。こんな日だからしょうがない、「にゃー」と鳴いているしか、もうないのかも。

  2005.02.22

• さようなら「ドラクエ7」

  今さらながら「ドラクエ7」、ようやく終わった。この週末は映画も読書も仕事もせず、「7」を終わらせるために頭と指を使いまくったかいがあったというもの。終わってしまうと、大変さびしいばかりで、「魔物をやっつけたぞ!」という充実感は少なかった。両手の親指と人さし指にそれぞれ固いたこができていた。激闘約170時間。実にまる1週間、ゲームをやっていたことになる。映画にしたら85本見れたことになる。ゲームをやるか映画をみるかどちらか選べと言われたら、私はたぶん映画、をとる。それよりもRPGで魔物をやっつけるより、パソコンの実技検定や試験を受けて自分を鍛える方がなんか楽しいような気がする。私はどうにもゲーマーにはなれる資質はなさそうだ。

  2005.02.20

• 生きててよかった、という台詞

  めまぐるしい仕事づくしの１日が終わり、夜は我が社の社長のサプライズ誕生会が開かれた。私は愛用の一眼レフを投入(しかも前々日には新品レンズを購入)し写真係をつとめる予定、が決定的な「おどろいたー」という瞬間には仕事の都合で立ち会えず、遅れてパシャパシャ撮ることに。遅れてきた上に、プロカメラマン数名を前にして「1＋1は?」になんてとてもいえない。緊張のあまりビールをかっくらい、たばこの煙からレンズを守りながらも激しくシャッターを切っていると、あっというまに「記念品贈呈」の最終プログラムに突入していた。記念品には、コピーライターの社長にふさわしく、ペンが贈られた。社長は嬉しそうに「僕の夢は、本を一冊、書くことなんです」(人の本はいっぱいつくってきているのに!)、と饒舌に語りはじめた。あんまり「語る」ので、やっぱり撮らないと形にならないだろうと私はカメラを抱え、レンズを覗き込んだ。すると、いつのまにか静かになり、、社長はぐすん、と泣いていた。そして「みんな、ありがとう。一生懸命働きます」と言った。翌日。社長から社員へメールが送られた。「生きててよかった、と思いました」と書かれてあった。胸がじん、とした。それはそうと、私の写真は、あんなに乱れた撮り方をしていたのに、他の人とのくらべると大人しかった。他の人のは、「あー、そんなところを撮られると後で哀しい気持ちになるだろう」というショットが容赦なく数枚あったが、自慢ではないが私のは、みんな美しく明るい表情で撮れていた。毎日顔をみているからかな。集合写真も仲良くとれていた。ほっ、とにかく役目は果たせた。社長の頭巾やちゃんちゃんこの赤色がとてもきれいにとれていた。私は六十歳のお誕生日をどんな風に迎えているのだろう。そんなことも思った。

  2005.02.18

• 仕事は、人との縁つながり

  今の職場、そろそろ一周年になる。思いかえしてみると、あっというまの日々。仕事には十分慣れたが、慣れで気分がだれて、モチベーションがさがっていた時期もあった。今も１日のなかで、あがったり、さがったりしてるのだが、まあなんとかそうやって働いている。それにくらべても、20代の頃は一年が・一日が、とても長く感じていたことが懐かしい。今は出社したかと思うとあっというまに五時になる。(重役出社をしているという意味ではない!)やっぱり、仕事は人の縁で運ばれてくる、と思う。この仕事を紹介してくれたOKさん＆前任で今も仕事のアドバイスをくれるICさんにとても感謝している。OKさんと出会うきっかけとなったASさんにも感謝の気持ちでいっぱいだ。これからの一年もいい仕事をしよう、そしてたくさんの素敵な人と出会って、笑顔いっぱいの年にしよう!!

  2005.02.15

• バレンタインのトリュフ

  バレンタインデー、今年はハーゲンダッツのアイストリュフにした。当日14日の夜7時。デパ地下に行ってはみ、チョコレートがいいなあ、と思ってみていたのだが、私の大好きなゴディバの前はとても込んでいるし、トップスは売り切れだったし。アイストリュフ、ちょっと横取りして食べたのだけど、これが美味しかった。なんせ、アイスだからその場で食べてもらわなきゃ困る、という切迫した感じがいい。固形チョコだと、どこかにしまわれかねない。青山の骨董通りのチョコの店では二週間前からバレンタイン用のチョコしか売らず、しかもたしか14日当日は予約者だけが買えるという、スペシャルぶりだった。正直、チョコの味のわかる男性は一部の方々だと思うのに、みんながんばっている!!! とひたすら感服している。

  2005.02.14

• １日ドラクエ漬け

  この週末で終わる・・かも、と思っていた「ドラクエ7」、しかしまだまだ終わらなかった。そういえばCDは2枚あった。その1枚がようやく終わっただけ・・。まだまだかよ～と思うと、嬉しいやら疲れたやら。

  2005.02.13

• 箱根日帰りの旅

  電車・バスをのりついで、箱根～熱海を日帰り旅行した。立ち寄った箱根神社では招殿参拝し今年一年のことを祈った。携帯用のストラップやお守りを今年用に新しく購入。ちなみに、おみくじは「大吉」!をひきあてた。今年のはじめ、日枝神社で「大吉」のおみくじをなくしたことがあったから、今度は大事にしまった。道々、ふかふかの蒸かし立ての温泉まんじゅうをみかけるたび買っていた。東京より寒い(昼間で1℃)の箱根で冷たくなった身体には、このうえなく美味しかった。

  2005.02.12

• GREEの、１ユーザーとして思うこと

  ある日、なにげに検索していたら、自分も参加しているGREEの掲示板がgooにひっかかっているのに気がついた。yahooで引いてみたらやっぱりひっかかる。GREEは「閉じた」サイトだと思っていたのでこれは衝撃だった。写真は出ていないが、ニックネームやコメントはばりばり見える。コメント登録や参加をしようとすると、ログイン画面に変わる。参加はできないが、外から見える構造になっているわけだ。つまり外から見えないのは、プロフィール(と写真)とどういう人とリンクしているかくらい。グループも見えるので、出身校なんかを登録していたり、会社を登録していたら、ニックネームとコメントから「会員」を推測できないこともないのではないだろうか。日記リンクも見ることができた。いつからこんな構造になっていたのだろう。　実際、私はGREEから来るお知らせメールはあまり熱心にチェックしていなかったし、規約にもあったのかもしれない。しかし、インターネット上の検索エンジンにあっけなくコメント内容が公開されるということであれば、なんらかはっきりとわかる形で前置きしておいてほしかった。通常のブログのサイトの会員規約はそうなっているはずだ。会員には「閉じた」サービスをしているように見せて、実際は外に丸見えというのは、、、。正直、いい気分じゃない。会員がなかでどんな会話をしているかがインターネットという情報公開されている世界から丸見えの、こんないまの状態で、GREEの「会員招待制」はどんな意義があるのだろうか? 私は「GREE会員同士(顔が見えている・プロフィールを公開している・招待制)だからOPENにできること」と、「インターネットの上にコメントを出すことは大いに発言の性質が異なる」と考える。SNSサイト・GREEのありように対して、なんだかとても不本意で、自分も会員として参加しているから複雑な気持ちだ。

  2005.02.11

• 昨日の夢。

  嵐のような雨のなか用事があって歩いていると、昔一緒に仕事をした●●さんが登場して車に乗せてもらう、という夢を見た。●●さんは以前よりぐっとふけて疲れている感じで、車も●●さんには似合わないずいぶん地味な白いバンだった。車に乗せてもらったはずなのに、いつのまにか運転しているのは自分。嵐はどんどんひどくなる。●●さんに話かけたかったのだが、●●さんはとても静かに座っていた。ふとみると●●さんはいなくなっていて、車にはひとりだった。そして用事を済ませたい場所からはえらく離れていた、という夢だった。雨の音と、「乗っていきなさいよ」という●●さんの声が耳に残って、寝覚めがなんだか悪かった。

  2005.02.10

• 赤玉スライム

  3か月くらいかけてたらたらとやっていた「ドラクエ7」がようやく、最終章近くになってきた。この週末、終わるか!!!という勢いだ。 私にとってのドラクエの楽しみは、「死」にあるのかもしれない、と思う。どんなに作戦をたてていても、武器で身を固めても経験が足りずにあっけなく負けて「死ぬ」ことがある。教会を利用したり、呪文を使ったり、アイテムを使ったりして生き返るのだが、その生き返りのあっけなさと同じくらい、死ぬのも突然であっけない。 この「死」ばかりは、実生活では体験できないバーチャルなもの。それにしても、いかにバーチャルといえ、はじめてドラクエをやっていて「死」に直面した時は「えー、死んだわけー！！！」とほんとうにショックだった。 そうやってゲームの中で死んだり、仲間と別れたりであったり、他人の生き様にかかわったりしながら、敵を倒すという目標にむかってすすまなければならない。その体験はあくまでバーチャルながら、プレイヤーに来し方行く末を考えさせる、実はまじめなソフトだと思う。　さて先日、パソコンをみようと秋葉原をぶらついていた時にも、やたらマニアックなゲーム関係のアイテムが売っている店の陳列棚に「スライム」のフィギュア？？のようなものが・・見えた。赤・青・オレンジ・緑の透明プラスチック系素材のた大中小のスライムが鎮座ましましている。つい、こんなものを買ってもいいのだろうか・・と迷いながら、購入した。　いま、その赤い水玉のようなスライムは、私の黒いキーボードの上にのっかって、「にっかり」している。今日も仕事をかたづけてドラクエやるぞ…、私はこいつに誓っている。「7」が終わったら、もちろん「8」に挑むつもり。そして携帯にもドラクエゲームをいれるつもりだったりして。ドラクエはどんどん「生活に欠かせないアイテム」と化してきている。

  2005.02.08

• ごきげんな土曜の午後

  　慌ただしく忙しい週末を乗り切った金曜の深夜、寝不足で頭がいたくなりながらも明け方までゲームやビデオに夢中になっていた。　土曜日は早起きして片付ける仕事もないわけでもないが、「いまこの瞬間にやっつけ、かたつけねばならない」仕事はとりあえずない。つまり、このまま安心して、掃除・洗濯、料理、そして「自分のこと」ができる。　ウィークディは忙しくて十分にやれないことを週末ゆっくりかたづけられるのは、なんとも幸せな気持ちに自分をさせてくれる。　今日はまた、あの腕のいいクリーニング屋に愛用のコートを預けに行こう、そしてこころゆくまで映画をみよう。ごきげんである! ・・・・・・　そして、だんだん日がおちてくる夕暮れ。こんなことをつらつら書いていたら、ケータイが鳴った。週末にかけて仕事をしているライターからの問い合わせだった。　この土日、仕事をしなきゃいけない彼等のことを考えると、そして疑問を持って電話してくるかもと考えると、私のごきげんは少し後ろめたくなり、普段のトーンに近いものになった・・。

  2005.02.05

• タイトルを最適化?「shibaの編集剣士ッ!」 に変えました

  「いきあたりばったり」で、半年ほどブログを書いてきたけれど、ブログのタイトルとジャンルを最適化しようときめた。週末を利用したほんの少しの旅と仕事の話が多い私の全体の傾向にあわせてみたつもり。しかし、楽天広場さん、登録ジャンルはもう少し増やせないのかしら・・。

  2005.02.04

• こころざしの高い名まえ

  友だちの第二子が、昨日、うまれた。朝、「あー仕事!!いかなきゃ」と私が極端にきばった気持ちでいる時に送られてきたメールで、第二子につけられた名前を知った。それはとても「志の高い」名前だった。夫婦ふたり、どんなにその子のことを思って、誕生をまちわびてつけたんだろうなあ、、とついこっちまでほんわか幸せな気持ちになってしまうくらいに。第一子もとても考え込まれたよい名前だったけれど、今度はそれを上回る。女の子にとって、こんなひびきのいい美しい名まえがあるだろうか。「さあ、いつネームいりあぶちゃんを買いにいこうか! ?」と楽しい想像がふくらむ。私までついつい笑顔いっぱいになっていた。そんな素敵な名まえだった。

  2005.02.03

• もう準備はできている！？

  映像づくりの先輩に、「こんどこういう準備をして●●を書こうと思うのだけれど」と漠然とした企画の話しをしていたら、「もうそういう勉強としての準備は必要ない。思ったとおりに書いてみたら。書けるから」とずばっといわれて、思わずひるんだ。さらに先輩は続けた。「とにかくつくりたいとおもうものをものにしてみることよ」。まるで、”ハイジにつめよられたクララ”の気持ちだった。はっきりしていることは、私はとにかく自信がない。自信がないから勉強しなきゃとか資格とらなきゃと思う。そしてまだ時期じゃない、と行動しない。それでも、最近、それでも希望２番目以降の無難なものを手にいれてもむなしい気持ちになる自分に気づいて、やりたいなあ、これは！と思ったものは、妥協せずに手にいれる努力、あるいは待つ努力をすることを、やっと自分に課すよう　になった。自分がしたいと思うことをまっすぐにやっていく勇気と行動力は、自分の力をしり、死ぬ気でやってみるところにしかうまれないと思う。ほんとうに書けるのだろうか？　ほんとうにやれるのだろうか？まだ、”ハイジにつめよられたクララ”の気持ちのまま、いすの上で気持ちだけうろうろしている。

  2005.02.02

• 海外「負け犬」ドラマに入門

  2大負け犬海外TVドラマともいうべき「アリーmyLove」と「セックスアンドザシティ」に私もいよいよ入門した! 吹き替えでなく、英語で聞くドラマはほんとうに楽しかった。あらためて日本にはこんな素敵なドラマはないと思った。ニーズはあるはず。日本でこれほど「少子化」が注目されて「子育て」が問題化している時期はこれまでにないはずだが。なぜいったいどうして、どこが、こんなに違いがあるのだろう? もしかしたら90年代まで日本でSF映画をつくるとなるとなにかいかにも人工的な嘘臭いものができあがっていたように、日本でかっこいい大人の独身者のドラマや映画をつくってもそもそも風土にあわないものなのだろうか。。　そういえば映画でもアメリカには「恋人たちの予感」とか「ユー・ガット・メール」などの「独身者が相手を探す」映画があった。いまこのジャンルは日本映画になない。「独身者が相手を探す」映画は過去の日本のプログラム・ピクチャーにあったが、「見合い」などで解決してしまう奥の手が日本にはあったので自力で探して傷ついて、とかアメリカ風の劇的展開にも制限があったように思う。　日本のテレビドラマでは、以前「トレンディドラマ」といわれたジャンルが近いといえば近い。「結婚」がテーマだったトレンディドラマのジャンルはもはや廃れたが、いまでも「結婚」「愛」を同じテーマをあつかっている日本のテレビドラマが、なぜいまいちなのか。　見ていて、「アリーmyLove」に非常に影響を受けていたと思われる熱心な視聴者である友人の言動をつい思い出した。アリーが大好き!という彼女は田舎に住んでいて、アリーのような専門的な仕事についていたわけではなく、環境は違っていたがマインド部分はとても共通していた。仕事への取り組みも恋も、愛を求める気持ちもアリー同様とても真面目なのだ。 話をドラマの世界に戻すと、アリーのキャラ、マインドはあのドラマ環境だから、輝くことができるのでは。仮に、ドラマのステージとなる環境がことなり、アリーのキャラがそのままで看護婦だったり、OLだったり、ドライバーだったりすると、アリー・マインドは悲劇または喜劇にしかならないかもしれない。　たとえ日本を環境とするドラマでも、子育て可能世代の独身者や既婚者の現実と求めるものを、新しい観点から的確な背景のもとに描けば、いまは海外の専売特許となっているこの分野を開拓することもできるはず。ようは作り手の視点で、日本の伝統的風習や環境が悪いわけではない。そう思えてならない。

  2005.02.01

• 仕事への「愛」

  　今日で1月も終わり。12月・1月と、定期出版物仕事の「運命(さだめ)」ともいうべき年末年始進行をなんとか乗り切った。思えば、11月に「そんなに仕事、好きじゃない」のブログを書いてしまって以降の日々も、自分の中でふっきった部分があるにしても、それでも実際の仕事のシーンではかなり痛かったりして。とにかく下がるモチベーションとあがるストレス度、アップ・ダウン、アップ・ダウン…もろもろ毎日乗り越えるのが必死、という状態だった。　きっかけはある本だった。それは主に「冷えた夫婦愛をいかに復活させるか」について書かれた本だったのだが、そんな全然関係のない本を読んで、いろいろと思いを馳せていると、「これは男女のことだけでなく、”いろんな愛”についていえること」と思いあたった。特に私の場合、”仕事”への愛がこれだ!とキタのだ。　初めて”仕事”と言える”仕事”をやりとおした時のなんともしれない感動や、「編集」の仕事をしているからこそ知り出会うことのできる人々や出来事。実際、仕事をはじめた時は失敗ばかりしていて、毎日恥をかきに会社に、現場にいっているようなものだった。いいことなんかまるでなかった。でもどこかで「これしかない。これこそ私に合ってる仕事」と思って、とにかくくらいついていた。この仕事をなんとかかたちにするために、というアツい思いはいつも私のなかにあった。全然、さめてなんかいなかった・・。　なぜそれがいまこんなにさめてしまったのか、思い返すときりがないくらいいろんな小さな事件が思いつく。しかしなにかがあったからいまの「さめ」があるのでない。私の読んだ本によるように、私自身に問題があったようだ。仕事に仕事以上の期待を抱き、自分の考えた理想を追った末に、あまりの落差に勝手に落胆して、暗澹たる気分になっていた。うまくいくのがあたり前だと思っていた。「うまくいくため」の努力ばかりやっていて、編集の仕事のもっている「やってみなきゃわからない」「面白くするためならとことん考え、行動する」より、無難なことに走っていなかったか。　そもそも結果を出すことの達成感や、ライバルより優位に立った勝利感は、編集の仕事からはなかなか感じられないのではないのでは。もともとが、勘と感性が頼りの、職人的な毎日の積み重ねによる、地味な現場の仕事。けれど、ひらめきや興味をもったことを追っていくとなると、心も体もうきうきする、それはまるで宝探しの気分だ。そして、みつけだして、磨きに磨きをかけたお宝をお披露目する。「オー!」と喜ばれる時のはればれしさといったらない。　編集の仕事に復活してもうすぐ一年になる。「そんなに仕事、好きじゃない」と告白してから、自分の仕事を見つめなおしはじめたら、仕事のほんとうの姿が少しわかってみえてきた。　本当は最初からわかっていたことなのだが・・・。失敗したり、道を変えたりしているうちに、わからなくなっていた、かつてのあのアツイ気持ち。いまは、前より「仕事を愛している」自分になってきたような。

  2005.01.31

• 次のタイトルはまだ秘密

  　いま、3月下旬のオンラインにむかって、映画専用の個人ブログの準備をしている。　前からつけているこのブログは決まりなどもうけず、ひたすら「気まま」「思うまま」「いきあたりばったり」を信条としていた。このブログもテーマをきめこんで並行して書いていくつもり。 しかし新しい方のブログは、ちょっとしたルールを設けて、テーマと訴求することをはっきりさせようとしている。端的にいうと、映画好きに向けて、おなじく映画好きである私による、映画好きのためのサイトにしたい。 さてそのルールとは。1.映画の批評だけ書く。感想文は書かない。2.800字で書く。3.作品について書く時は「構造主義」に徹する。作家について言及する時も同様の姿勢。4.作品に対する「構造主義」とともにその表現については「イニシャル主義」でいく。ブログに登場する人の実名は書かない。劇場や興業、販売について書く時も固有の名前は出さない。映画に出演する俳優・監督名もおなじ。映画タイトルはこの制約を受けない。5.悪口、否定的意見、批判は書かない。ただし、と前置きすればよい。と決めてみた。このとおりいくかはわからない。やってみる、という感じだ。　私は以前に、ある映画をある場所で観て「よかった」と思ったこと、「映画を観た感想」を雑誌に書いてきたり、編集していたことがあるが、感想文は書き手にとっても、気分的にマンネリ化しあきることがあった。　今回は趣向を変え、なぜどこかすばらしいのか映像となっていることを批評し述べることを自分に課し、制約することで批評としての「おもしろさ」に挑戦してみたいと思う。　　なぜイニシャル主義なのか。ブログでは俳優の名前や劇場名を書き込むことで記録になったり、検索しやすかったりすることもわかっている。私はそのwebの特性をとてもすばらしいと思っている。が、今回はあえて使わない。　情報がとにかくたくさんのっていて、なにかとひっかかってきて、アクセス数があがる。それがwebサイトの評価となる一面がある一方で、ブログに情報を詳細に載せることで、個人として大切にしたい情報や想像力までもが、読み手にとっても発信者にとっても破られることがある。本来伝えたいからオンラインしてきたのに、それは皮肉なことだと思う。あらわに表現するのでなく、想像することや探すことの楽しさをかもしだしていけたらいいな。　私は「構造主義」＋「イニシャル主義」のスタイルが、ブログコミュニケーションに新しいおもしろさを提供できるような気がしている。ちなみにブログタイトルはまだ秘密♪ってことで・・。

  2005.01.30

• 失われた「大吉」

  会社の一同で日枝神社に初もうでした。私は今年これで４社目の参詣。４社すべておみくじをひき、末吉→中吉と運気があがってきた(?)ところで、やおらとうとう日枝神社で「大吉」をひきあてた! 私は興奮し、みんなにみせてまわった。そしていかにもさわがしい風体でお神酒を飲んでいるとき(らしい)、おみくじを紛失してしまったようだ・・。幻の「大吉」。書いてあることはほとんとどみてなかったが、「調子づいてるとずっこけるぞ」というような事を告げてあったのだろう、、と今は推測するしかない。

  2005.01.05

• 仕事はじめと新しい靴

  仕事はじめの日。でも会社に来ているのはひとり（笑）、新年そうそう忙しくしていた。溜まった仕事を片づけて、クライアントからもらったＡ４版の手帳（でかい）に今年の予定を書き込んでいると、にわかになんだか楽しくなってきた。 帰り道、めっきり人通りの少ない骨董通りでこうこうと明かりのついていた靴屋さんの、ショーウィンドウにあった靴を購入。かかとを強く踏むと時折むぎゅっという音がする不思議な靴である。これでもイタリア製らしい。一見鈍重な感じなのだが、形や色がよく見るとかわいく気になってつい買ってしまった。面白いのでわざとむぎゅむぎゅっといわせて歩いた。

  2005.01.04

• いい人生を送るコツは、、

  　ここのところうまくいかなかったことを書き連ねていたら自分でも気が滅入ってきた上に、冬だというのに花粉襲来らしい。アレルギー体質の私は、なんだかむずがゆく、のどもいがいが、、変だったりするのだが、体質や環境に負けてばかりもいられない。一週間ほど前に見つけて以来、心の支えとなっている言葉がある。--いい人生を送るコツは、好きなことをするんじゃなく、することを好きになること--『現代用語の基礎知識』を隅から隅まで読んでいたら、ページ下方のはみだし欄にあった。アメリカのことわざらしい。原文はどんな英語なんだろうか。

  2004.12.14

• 羽田空港大パニック！

  ■結婚式の翌日もまたまた早起きし、富山空港から朝一番の羽田行きの飛行機に乗る。富山空港はお土産どころが充実していて、おいしそうなものがいっぱい。さばや鮭の押し寿司や、金沢を思わせる繊細な和菓子、日本酒、、。見ていて飽きなかった。■無事羽田空港に到着し、乗り継ぎ口で母と別れた。リムジンバスに乗るべく待っていたら、羽田空港周辺は異様なほど静かで、乗客も少ない。その理由がわからなかったが、都内に近づくにつれて、その前の晩から早朝にかけて暴風雨が吹き荒れたことを知った。羽田空港に向かう早朝の便のダイヤが乱れてもいたらしい。富山空港で、乗り継ぎの便の状況を聞いたが、「大丈夫ですよ」とスタッフは言っていたのに。母に電話すると、「乗り継ぎのロビーでじっと待っている」と言う。ネットで調べても北海道ゆきは欠航、遅れはないようだ。私は大丈夫かなと思って、横になっていた。■ところが一時間で事態は急変した。母から電話がかかってきた。突然、北海道行き一日一便の飛行機が欠航になった、という。母が欠航などの取り扱いの窓口に並んでいる間、私はネットで北海道の情報を調べ、今日中に帰る便がないかどうかを調べた。私も羽田までもう一度行くつもりで準備していたら、札幌行きに乗ることができる、という電話がかかってきた。その時間なら、ＪＲを乗り継いでいけば、たどり着ける。■ほっとしていると、また電話がかかってきた。窓口の人が薦めてくれた便は欠航となった便から荷物を搬入する時間がないので乗れず、２時間後の便に乗ることになったという。２時間後の便だと、乗ろうとしていた電車には間に合わず、夜行に乗らなければいけない。母の住む稚内は、今日は暴雪雨、札幌も雪で荒れている、らしい。電車だって止まるかもしれない。私は、雪に不慣れな母が両手いっぱいの荷物を持って、夜行を待つ姿を思い浮かべてかわいそうでしかたがなく、とにかく羽田にいくことにした。■羽田第二ターミナルはまさに大混乱の渦のなかにあった。台風と大雪とで欠航になった便の後始末をする窓口には、この上もなく長い列（1時間待ち？）ができていた。そんな列に並んでいたら、母の持たされた切符の飛行機が出発してしまう。私は一瞬目のあったスタッフのところに駆けつけて事情を説明し、いまだったらどんな方法ができるのかを説明してもらった。結局、チケットを戻してもらい、明日の朝5時からの稚内行き空席待ちの勝負にかけることにした。■遅い昼食をとり、ホテルを予約し、夕暮れのモノレールに乗った。くたくたに疲れながら、祝日料金でめちゃ安になっていた一流ホテルの部屋にたどりついた。都会の真ん中にありながら高級住宅地のせいか静かで落ち着いた雰囲気のＭホテルは、一度母にも泊まってほしいと思っていたおすすめのホテルだった。■そこでこれからの作戦を練っていると、意外なことに気がついた。稚内には、この冬の時期、一日一便だと思っていた。ネットで検索してもスタッフに聞いても、同じこたえしかかえってこなかったから、そう信じていたが、運行予定表によるともう一便ある。それは、札幌経由の便だった。直行便より時間がかかり、値段もあがる。しかし、これならまだ予約がとれるかもしれない。仮に、直行便が天候不良でも、札幌までたどりつければ、他に陸路も選択ができる。予約センターに電話をすると、あっけないくらいに予約がとれた。特割という割引も使えて今日中にコンビになどでチケット購入すれば少しは安くなる。おかげで朝５時に羽田にいる必要はなくなった。■羽田では１時間は並びそうな列に並んでも（いや並んだからか）、十分な選択ができなかった。渦中にいると、なにもみえなくなるのか。いろんなことがあったが、私は某航空Ａ社のスタッフは優秀だと思った。彼女らの対応は、本当に一生懸命で誠意があった。■夜のニュースを見ていると、北海道が大雪であること、西日本、関東地方には温帯低気圧の影響で異常気象になったことが繰り返し報じられていた。とにかくその日に出発することをやめ、経由便にしたことで、母の無事帰還の可能性はぐんとあがった。私たちはビールとてんぷらで乾杯した。もうラウンジで一杯いこう、という気力はなく、寝心地のよい大きくてふかふかなベッドでぐっすり眠った。

  2004.12.05

• 美男美女の結婚式

  結婚式の朝は、五時に起床した。正装（振り袖）を着るなどの準備のためだ。とはいっても、よくきくと、私は７時の朝食後に着付けてもらうらしく、ゆっくり準備ができた。伯母からスナップ写真を撮ることを頼まれていたので、愛用の一眼レフを持参。振り袖を着た状態での撮影は困難だろうから、三脚ももってきていた。三脚を調整し、レンズを磨いていると、あっというまに時間が来た。 朝食には、富山の名産物がところどころに並んでいた。めずらしくて、あれこれとってたくさん食べる。コーヒーをおかわりしようとして「そうだ、私は今日は着物」と気づいて、やめた。 着付けは福岡から伯母が頼んできてもらった美容師さんがひとりで数人を担当していた。さあ、私が２０才の時に母親が買ってくれた自慢の振り袖の出番だ。正直、２０才当時より体型が大きく膨らんでいたのでまだ着れるか心配だったがちゃんと着られた。髪をまとめ、ぐるぐるとなんだかんだしてくれて、あっというまにできあがった。 今回で２度目の着用だったが、明るい紫色の生地で今年の流行と偶然にも大きく外れていなかった。それで主におばさんたちに大好評（笑）。母も「私が買った、私が見立てた」と自慢していた。 しかし、それから事態はいろいろと急変していくのだった。。興奮のあまり、母はお祝いものを入れたバックをＺホテルから式場に移動するバスの中に置き忘れた。式場専用のバスだったから、スタッフに探してもらいながら、私たちは結婚式に参加。前から二列目の通路際に陣取った私は、三脚を立ててカメラのシャッターを切る。自分でも披露宴で飲む前の、この結婚式のショットは秀逸だったと思う。 式がおわり、披露宴に移る間の時間に、親族紹介などがあったのだが、母はスタッフが探しきれなかったお祝いの入ったバックを探しに出て、親族紹介にも親族写真にも入れずしまい（ドジ、哀れすぎ）。私がかわりに探しに行ってあげればよかった、と後悔しながら披露宴の席に座っていると、「あったよう！」と母が現れた。とりあえず、ほっ。 花嫁であるいとこは、わがいとこの中で一番の美女で、小さい頃からあの子はハーフ？とよく聞かれるくらいほりの深い顔だちをしていた（インド系美女）。花婿はいとこより年下のいかにもスポーツマン（サッカー選手）のさわやかイケメンで、お似合いの見映えのするカップルだった。この美しい被写体に、私はスナップ係としての使命を果たすべく、がぜん精力的に撮りまくった。式場のカメラマンよりも我先にベストポジションにかけつけて立っていることもしばしば。にらみをきかすカメラマンに、私はにこにこと「あ、どうぞ。私はもう撮ったので」とぬかし、一層白熱した撮影となった。 しかし振り袖と一眼レフの組み合わせもまずかったらしく（面積もとるし）、私が熱心に撮影すればするほどその姿は、会場からますます浮いていくようだった。そこはかとなく「この人はいったい…」という雰囲気が感じとれた。私は花嫁側の参加者を主に撮影していた。撮る前には、知らない方には自己紹介をしてから撮らせていただいた。失礼はなかったと思うが、花婿側にも撮りに行けばよかったのかな。 とにかく、半日がかりの結婚式・披露宴が終わった。最後に、花嫁の母が嫁ぎ先の近所にお祝いを持って伺うという儀式がとり行われるらしく、私と母も連れていかれた。いとこの嫁ぎ先は富山市の隣町にあり、三世代が暮らす農家だった。そこでおばあさんのつくったという富山のおいしい郷土料理の振る舞いを受けた。花婿のお父さんはこの地域の世話役で、お酒を飲むととにかくよくしゃべった。母にとってはこの嫁ぎ先がいささかショック（あまりにも文化が違う）だったようだが、私はいとこのおかげで私にもこんな農家の（少し遠い）親戚ができたことが嬉しかった。

  2004.12.04

• 富山へフライト

  いとこの結婚式に出席するために、富山へ。仕事を終わらせて、羽田空港にひた走る。 飛行機はここのところＡＮＡと決めている。新しくできた第二ターミナルの広大さにいささか疲れながら、Ｖ社携帯がいたるところで圏外になってしまうことになぜだと叫びながら、三ヶ月ぶりに母親と落ち合う。 できたばかりのターミナルはきれいではあるが、広すぎて、なにがなんだかよくわからなかった。そもそも羽田へのアクセスも１、２年ごとくらいに変化がある。私は来るたびにわからなくなる。方向音痴の母は私以上に地理的に混乱していた。 金曜日の夜の第二ターミナルの出発口は異様に込んでいた。みなビジネスマン風だ。とりあえず行列に並び、博多弁の高いトーンで母としゃべりまくる。手荷物検査に時間をかけているらしい。靴まで脱いでいる人がいて、走って汗だくの私はこの蒸れた状態をさらすのか、とぞっとしたが、脱がなくて済んだ。 搭乗口に着くと、近くに見慣れたスタバがあり、スタバのない地域に住む母は懐かしがって、フラペチーノを買い求めていた。コーヒーを手にすると、私たちはまた博多弁の高いトーンでおしゃべりを開始。やおら飛行機に乗りこむと弁当を広げ、食べ終わると新聞を開いて日経新聞の某連載小説の浅はかさをあざけり飛ばした。振り返ってみると、５０代の母はともかくとして、すさまじいオバタリアンぶりだったと思う。。睡眠時間も短くほとんど一日食事ができない忙殺された仕事の戦場から、隙をかいくぐって飛行機になんとか乗れた安堵、そこから来るハイ状態のせいだろう（と思いたい）。 富山空港に到着。私が使っていた中では長野の松本空港よりは大きい。そうだ、大分空港くらいの規模だった。バスに乗って、Ｚホテルへ。富山城が見える、きれいな部屋に通される。隣の部屋では、伯父伯母（花嫁の父母）が明日の準備をしていた。甘えびを肴にビールで乾杯していると、いとこ（花嫁）が来た。ひどく疲れているようだった。聞くと、嫁ぎ先は農家でその地域の習わしである嫁入りの儀式を今日一日やっていたらしい。明日の段取りについて聞こうとしたが、伯父叔母は疲れていることもあり、詳しい段取りが頭に入っていないようだった。一抹の不安はあったが、もう一杯いこう、と母と最上階のラウンジへ。おいしいカクテルをのみ、熟睡した。

  2004.12.03

• スモーキーカフェの夜

  骨董通りのスモーキーカフェは、毎日のようにその前を通るのになかなか中に入る機会のない店。会社の同僚などと一緒に、夜、入ってみた。チーズがおいしいことで知られているけれど、前菜もサラダもパンもパスタもなかなかおいしかった。ちょっと一杯の予定が地下鉄の終電間近の時間になるまで盛大に飲み食べ、語る。割り勘だと思っていたら会社の人がゴチするという。その後が話題がなんともいけない。「冬の賞与は来年に持ち越しになる」とか。私は入社して日が浅いし特に派手な予定はいれてはいなかったが、家族持ちの人たちは寂しい年末年始となるかもしれない。そんなことも知らずばかみたいに飲み食いした自分が哀れだったが、とりあえず、笑ってごまかした。

  2004.12.02

• もめごとに仲介が入る…みんな、いい人

  先日、もめごとになった同僚とのことで、会社の役員の方が力になってくれた。それで、社長が仲介に入り、お互い、仲直りということに。こう書くと大きな会社ならなんかすごい大事件を起こして、始末書とかいうレベルに聞こえるかもしれないが小人数の会社だから、３０分くらいのミーティングでお互いの状況と言い分を確認しあい、これからもよろしく、ということに。小さなことでもいさかいの火種は消しておこう、とつとめてくれる上の人たちの気持ちはありがたかった。しかし後日その同僚が陰では悪口を言いまくっているよというタレコミ情報もあり、もめごとになる前とまったく同じではない状態だ。覆水盆にかえらず。人の（特に男性の）鼻をへし折るようなことはなるべくしない方がいい、後が面倒、とつくづく思ったり。

  2004.12.01

• 「そんなに仕事、好きじゃない」

  原稿書きのあいまの調べもので、自分のエゴグラムというのをチェックしてみた。今週はいろいろあったし、メンタルヘルスチェックにはいいかもしれない、と。私の場合は、プライベートと仕事で人格を分けている、かなりギャップがあるから苦しむ面があるが、今の職業は向いている、という結果だった。思い返すに、私は職場が変る回数は多かったが、大きく業界が違う転職は１度。違う業界に入ってみたことが自分の能力の幅を知ることになり、知識も経験も広がり、面白い転職になったと思っているが、結局今は、最初の職業に戻っている。最初の就職は25才。人より遅く、向いているとかどうかというより、自活のため、食べていくための選択だった。故郷を離れて、まわりは自分よりできる人ばかり、経験１０年以上の職人にまじり、泣かされることが多かった。それで「仕事なんてそんなに好きじゃない」と思いながら、２０代の後半をすごしていた。なかなか叶わない夢のこともまだひっかかっていた。はっきりいってプライベートの自分の方をかなり優先させていた。そんな私が世の中の荒波をもかぶりはじめ、一般的な会社員があまりしないような経験を世の中より少し早くイッキに体験し（倒産、リストラ、新規事業立ち上げ、創業、各１回ずつ）、いつのまにか転職せざるをえない事態になり、、気がつくと、仕事に熱中というかしがみつき、価値を見出す人になっていた。正直、状況があまりに大変だったので、食いつなぐために生き伸びるためにがんばってきたのだ。今も「仕事がそんなに好きじゃない自分」というのは真実なんだろうと思う。だからこそ、仕事で同僚の失敗を一緒にかぶったり、手伝うときについ厳しい態度に出てストレスを与えてしまうのだろう。一緒に苦笑いしていたらいいのに。。エゴグラムに、思いがけず出てきた私の素の顔に…なんか力が抜けて、ちょっと笑えた。ちなみに試してみたサイトは以下。http://www.stresscare.com/info/ego.html

  2004.11.28

• 明日は試験！

  明日はマルチメディア検定を受けるので、試験勉強中。でも、ゲームしたり、すぐ別の本読んじゃったり、Ｇｒｅｅしてたりして、緊張感ゼロ！！前に２級を取得するのにも、３年の月日と４回のチャレンジを要している。３度目の正直もかなわず、４度目を受けるときに奮発して対策講座を受け、ツボをこころえ、やっと合格した。（ちなみに初級シスアド取得も、２年間自主的にもくもくと参考書だけで勉強してて３度目の受験でようやく合格）。歩みののろい亀そのもの。今回も一度なにもしないで痛い目にあい、くやしいという思いでちょっとお金と少し頭を使って作戦を練る、というゲットパターンをねらっているがそううまくはいかないかも。試験の機会が年に１回だからだ。しかも３次まである。１次試験は知識を問うもの。それを突破し、２次にたどり着ければ、実技試験がどういうものか実態が知れる。３次にたどり着ければ、プレゼンテーションの試験がどういうものかわかる。受けてみないとわからない。対策本はみつからない。そのせいか、合格率は一桁台。これって受ける側からしてみたらなんだかとても効率の悪い資格！？かもなあ。。

  2004.11.27

• アジアンランチ

  原稿の締め切りに追われるなか、私の興味関心はひたすら昼のランチに向かうようになった。ここのところ、青山の各種移動お弁当車を熱心にチェックしている。いつも並んでる列がはんぱじゃない「アジアンランチ」。この日は列が短かったので、えいや、と並んでみた。やっぱり５分以上待つことになったけれど、激辛タイグリーンカレーその他のランチを確保。会社に持ち帰った。食べてみると、激辛という名にふさわしく、ものすごく辛い！それににおいが強烈！香辛料の効き方も身体全体がほっかほっかしてくるのでなく、頭の先端にぴーん、とくる感じ。舌はかっかっ、している。水、ミズーッ！と求めずにはいられない。会社の同僚と席を囲んでいる手前、激しい動作は控えようとしずしずと食べているが、顔はしだいに赤く、のどもとも苦しくなってきた。そこに社長が登場。隣にすわり、「僕は、わずかな水で、薬を飲むことができる」と自慢と実演を始めた。わずかな水で飲むためにはテクがいるそうで、その実演は笑いを誘う（ちょっと情けない系）ものだったが、いま笑うと口のなかのものが隣の社長の方向に向かってふきだしていきそうだった。辛さと笑いに耐えつつ、その日のお楽しみランチは終了した。

  2004.11.26

• 反省中

  また失敗。同僚相手に怒りをあらわに攻撃し返してしまった。たとえ私が当然の正しいことを言ったとしても、言い方が問題で、相手は一度へしおられた鼻（※比喩）のことをなかなか許してくれないと思う。理不尽に責めこまれたとき、同じ土俵で戦うまい、とぴしっとさばける時とついむきになって相手になってしまうことがある。これは20代の時からずっと同じ悪い癖。怒る回数や激しさはぐんと減ってきて、もうプライベートではほとんどでない。仕事では「違う人格で仕事をしている」無理している部分があるせいか、特に自分が入れ込んで仕込んでいいたり、いつもやらない無理をしている時に、おもわず出てしまう。これをやると敵ができるし、私に対する周囲の評価も当然さがる。激しさは、自分への厳しさと仕事への緊張感と責任感、使命感があるからおこる。他人への厳しさは少しでもへらせねば、チームワークに傷が入る。「仕事の人格」をチェンジしていくしかないのだろう。少しずつでも。

  2004.11.25

• 職人の技

  先日、近くのクリーニング店に洋服を出したら、ものすごくきれいな仕上がりで、できあがってきた。その店は、古くて、店主のおじさんの動作ものろくて陰気な感じだったのだが、知人の「あそこに着物を出したらすごくきれいにやってくれた」という情報をもとにたずねたのだった。服を受け取る時に、おじさんは今回のクリーニングのポイントをつらつらと話してくれた。革ベルトつきのロングスカートのその革をなめらかにしあげるスキル（本当に「スキル」と言っていた）とか、素材を生かすクリーニング術とか、、。おじさんは店を開いて30数年らしい。「安くはないけど、きれいにできますから。ぜひまたどうぞ」とセールストークしていた。さて、このおじさんのクリーニングしたキャメルのジャケットを着てみた。恥ずかしながらこのジャケットを購入したのは８年前。九州で雑誌編集・記者をしていた時、友達の経営していた古着屋で購入したブランドもの。しかしデザインがいまいち古かったので、県庁取材用（笑）に使っていた。おじさんのクリーニングの仕上げは鮮やかで、買った時よりぐっとかっこよくシャープなシルエットで、素材の発色もよくなっていた。買った時よりいいなんて、すごい。このジャケットでかけたら、「きれいな色だねー」と賞賛され、すごくいい気分♪新品の服で「素敵～」といわれるより、思い出のある服を大事に着てることを「いいね」と認められる方が、なんかいいなあ、と思ったり。

  2004.11.19

• ボジョレ・ヌーヴォー解禁の日

  今日いよいよ解禁となりましたね。私も一ヶ月前から予約してこの日を楽しみにしてました～。今日は早く仕事終わらせるぞう。。。（後日談）で、結局仕事は持ち帰りにして、ワインを楽しんだ。仕事のストレスのせいか、飲みすぎてしまい、そしてそのままドラクエに興じて、寝坊。持ち帰りの仕事は、朝急いで会社で仕上げた！

  2004.11.18

• 脇役症候群

  どうもこころが「脇役症候群」にかかっているらしい。アイデンティティの喪失、の一種かもしれない。私の「脇役症候群」とは、自分が自分の所属する環境(=舞台)のなかでほとんど無力、影響力のない、主役的存在になりえない、脇役であることについて、きちんと認識できず、対処もみつからないため落ちつかなくなり、さまざまな症状に見舞われること。脇は脇なりの出方や役割があるのに、自分の中で「脇」だという自覚がないから、環境(=舞台)のなかで認められることに重きをおき、役をめぐっての醜い葛藤を自分のなかにこしらえる。こだわりをなくすには主役になるか、環境(=舞台)を離れるか、それとも環境(=舞台)を愛するか。私の場合、はっきりいって、10代20代は脇役、30代は代役・影武者の役まわり。こんな自分を情けなく思い立つべき舞台を恨んだ。若い頃は最悪、退場することで気を晴らしたりもした。主役をめざしてみても自分のなかの「どうせ脇役」根性が邪魔をしてうまくいかない。脇も代わりもうまく固められるようになってこそ次の舞台も来るというもの。どうせ脇役なら楽しい印象的な脇をつとめたいものだ。すぐ消える影の淡い役でなく、ずっと最後まで立っていられるように。よし、今日もがんばっていこう。

  2004.11.17

• 幸せ疲れ?

  「どう調子は？うまくやってるのは君だけみたいだね」と社長から声をかけられ、「いーえ、年末進行のストレスでやばいです。ちょっともう狂いそうー・・だったり」とつい答えてしまった。こころのところいつもなら言わないようなことを言ってしまう傾向にある。すると、同僚からもうわー、私も！私も！という声があがり、しばし、いかにやばいかという話でもりあがった。これがボーナスの査定に直結してるなら、あの場にいた私たちはかなり下げられたに違いない・・。仕事の思うにいかないことは多いが、プライベートでも。。ここのところ人の幸せをひたすら祝っている。それ自体はいいことだ。まわりの人が楽しく暮らしていると自分までいい気分。年の暮れまで週末はお祝いごとの予定でいっぱい。当然出て行く費用もあるが、受ける幸せもあるし、人とあうのは楽しい。しかし「自分発」の幸せ行事はない。正直、あんまり続くと少し疲れる。という思いを、口にしてしまった。すると、他の人からも「私も昨日、結婚式に出て～」。幸せで手たたいてるのになんか疲れてる、という話が。私ってやば。こころが汚れているのかも、ってひそかに思っていたのに、そうなんだよね、とすっきり共感してくれる人がいて、一緒に笑えてちょっと救われた。

  2004.11.16

• 安曇野そばの教訓

  長野・安曇野2日目。午前中は友達の愛児（3才）と遊び疲れ果てる、午後は友達のホームパーティに参加。つまりは新築祝い、なのだが、元の職場で一緒に働いていた人たちと再会でき、楽しい時間を過ごした。一年ぷりの再会に、元の職場の変わりようと、みんなの暮らしの変化を、興味深くきいた。私も結構自分は激動系なんじゃないか、と思っていたが、この一年の元同僚たちの仕事と生活は、まさに激動そのものだった。ほんの2年前まで、私たちはとなりや前後の席に座り、毎日決まった時間に一緒に食堂のランチを食べ、仕事のことや生き方なんてものを話すことに興じていた。その光景はおだやかそのものだった。あの時話していた「ああなったらどうだろう」「こうなったらどうだろう」というようなことがあたりもはずれもあるにしても、いまいろいろな形で現実になっていることに、すごく驚いていた。本当に女の人の20代から30代の人生は、一年ごとにいろんなことが起きるものだ、変らないものなどなにひとつないんだ。特に、一見安定しているように見える大企業のなかで女性（も男性も）が生きていくのは実はそうとう大変。。みんなの受けたストレスや試練を想像すると、なんだかすごくつかれてしまった。帰り道、転職したばかりの友人に、「●●さんは元の専門職に復帰できたからよかったね」といわれ、「専門でもなんでもないよ。ただ、やれるだけ。少しの経験があるだけ。頭なんか使ってない。東京に来て一年たって、くらしがマンネリ化しちゃった、毎日流されてばかりで勉強もしてない」とせきをきったようにぐちってしまった。友達は、「そこを乗り越えるとあなたはきっとよくなるのにね」と辛口のコメントを返してきた。ぐっとつまる。高速道路のパーキングエリアで、安曇野そばを購入。深夜、家に帰りつき、茹でて食べる。長野時代、よく食べていた思い出の安曇野のそば。ちょっと白っぽいのだけど、さらっとした中に、きっ、としたコシがあって、そば湯にすると、滋養あふれる味がする。私にとって安曇野そばは、長野の「おふくろの味」そのものだ。3年前、初めて長野についた日、もう四月になろうというのに、雪が舞っていた。部屋にはストーブ。近くのスーパーで、なんてことない乾麺のそばを買って、茹でてみるとその味に驚いた。こんなの九州でも東京でも食べたことなかった。。雪とそば。なにもないような寒い寂しげな土地でも発見や出会いがあるのだ、と思った。「ここを越えよう、静かに歩きつづけるだけでいいから」と、私は自分にいいきかせていた。あの春の冷たさを思い出し、ここを越えよう、といま、また思っている。

  2004.11.14

• 安曇野へ

  仕事の合間をぬって一泊二日長野の安曇野へ。友達が建てた一軒家の、新築祝いのパーティーに参加した。長野に向かう途中、高速道路の梓川のパーキングエリアで、外の空気を吸うと第二の故郷に帰って来たぞう！と胸が一杯になった。夜風の冷たさにいろんな思い出が蘇って来た。三十代の最初の三年弱、ここに暮らし仕事をし、友達も出来た。いくつかの資格をとり、人生の再起をかけた日々だったりした。すごく懐かしい。バスから友達の車に乗り換えていざ家へ。外見は普通の二階屋だが中は完全に北米スタイルの家で、天井が高くて、スペースが広くゆったりしていた。友達は来年二月に第二子出産予定。子供部屋はたっぷり広くて家のなかは幸せムードで一杯。友達の夫は英語の先生で、一年ぶりの再会だったが一年まともに英語を話してなかったので会話にならなかった。あまりの惨敗ぶりに勉強しよう！と決意をあらたに。。気持ちよく広い新しい部屋で私は一週間の疲れが出てくたびれていてすぐ眠ってしまった。

  2004.11.13

• 骨董通りのスペシャルキーマカレー

  骨董通りに好きなカレー屋台車（？車でお弁当などを売りに来ている移動する店）がある。なかなかタイミングが合わずにいたが、今日久しぶりに遭遇♪いつもメニューはハヤシライスか日替わりカレーなのだが、今日の日替わりカレーは「スペシャルキーマカレー」とある。なにがスペシャルかというと、この屋台車（というのかどうなのか知らない）が商売を始めて一周年の記念メニュー、素材を選んで心をこめてつくったカレーだという。「美味。」でした！

  2004.11.10

• 京都一日ぶらり旅

  朝早いのぞみに乗って京都へ、夜一番遅いのぞみで東京に帰ってくるというＪＲ東海の1ｄａｙ京都の切符（以前、日記にも書いた）を買っていざ17年ぶり（笑）の京都へ！御所→嵐山→広隆寺→祇園のルートで、バスと電車と徒歩！でぐるぐる。嵐山の紅葉はまだだったけれど、広隆寺は何本かの樹が色づいていた。歴史の教科書で見ただけの弥勒菩薩半跏思惟像がすばらしく美しかった。畳があって「お上がりください」とあったので座り込んでじっと拝む。。。祇園では食事の後に街をぶらぶら。にぎやかできれいな京都弁をたくさん聞いた。きれいな街や樹や色をたくさん見られた♪帰りののぞみではさすがにぐったり。翌月曜日も歩き回りすぎの筋肉痛で、体がぎくしゃくだったけど、たった一日の滞在だったけど、すっかり京都ファンになっていた！！

  2004.11.07

• こんにちは、あかちゃん

  今日はいとこの赤ちゃん(女の子)に初対面。こんにちは、あかちゃん♪私がママよーと続く歌があったけれど、私の場合、私がおばちゃんよー♪となんのためらいもなく自己紹介。同僚が薦めてくれた「カラカラ」のネーム入りあぶちゃんをプレゼントし、写真撮影し、いとこのだんなの手料理をいただき、、ケーキ食べつつ授乳するいとこと近況話をし、、。赤ちゃんをだっこさせてもらった時の、頭のぐりぐりした感触、不安定でぷよぷよした感じがひたすら良かった。。私が北海道旅行の写真を見せたら、ハワイで撮った遅めの新婚旅行?の写真(ちょっとエロティック)や子供時代の私も登場するいとこの子供の頃のアルバム、いとこのだんなの赤ちゃん時のアルバムも見せてもらった。まるでアルバム合戦。。すっかり楽しい気分♪　幸せエネルギーをいっぱい充電したような気がしてる!

  2004.11.06

• こんにちは、あかちゃん前夜祭

  ここのところ私のまわりはベビーブームである。仕事が奇跡的に６時に終わり(というか終わらせ)、明日会ういとこのあかちゃんに貢ぐために「ネーム入りあぶちゃん」を買いに新宿まで走る。☆☆そもそも、数々の出産祝いを送られ送ってきたベテラン主婦!?の同僚たちに「ねー、あした、いとこの赤ちゃんと初対面なんです。。なに送ったらいいかなー」とアドバイスを求めると、もらって嬉しかったものを実に経験豊富に語ってくれた。(いつも話しがあわなくて苦笑していたのがうそなくらい、盛り上がる・・)いろいろ話を聞いた結果、京王プラザホテルの「カラカラ」というタオルの店にあるあぶちゃんがいいらしい。閉店は七時、６時すぎに会社を出て、駆け込みセーフで購入できた。ネーム入りあぶちゃんは超ラヴリーだった。私は三ヶ月まで着られるのと、2さいくらいまでつけていられるのを二種類購入。その場で名前を縫ってくれた。あまりの可愛さにこっちまで甘い気分に。。。☆☆素敵なプレゼントを準備でき、そして、私は次なる「こんにちは、あかちゃん」へ、もとい、入院中の後輩のお見舞いにでかけた。病室は彼女ひとりで個室状態だったので、すわり込んでいろんなことをおしゃべりした。金曜日、仕事の疲れもたまっていた私は、病院にただよう静かな癒しムードに気をよくして、すっかりくつろぎモード。そしてお腹のなかの写真をみせてもらった!かなりリアルでのけぞったが、影の写真でなくリアルでご対面できるが楽しみだ。。 ☆☆ここ数年、知人や親戚が亡くなり続け、旅といえば聞こえがいいけれど実はお墓参りだったりして寂しい思いをしていたが、東京に来たとたんベビーブームとは嬉しいもの。。おせっかいおばさんを決め込んで、この機会にいろいろ情報収集しようっと♪

  2004.11.05

• Gree、ネットワーク不調？？

  Ｇｒｅｅにアクセスできず（ログインするとネットワーク不調のためというメッセージが出る）やむなく日記にアクセス中。この日は、出身大学のサークルのＯＢ会に出席。大学では学園祭開催の前夜で、雨の中、屋台準備はできそうにない天気のなか、教室でも展示などの準備に奔走する学生たちを見かけた。わが出身サークルでは毎年、ギター喫茶を開催してているが、準備は既に整っていたらしい。会では、現役メンバーと自己紹介をし合い、ゲームに興じ、現役・ＯＢのギター重奏を聴いた。最後はみんなで記念撮影。はじめはどこかまじめでおとなしやかな雰囲気だったが終わり近くには現役学生たちは普段の表情らしき雰囲気を醸し始め、おかげでこぢんまりとした、楽しい時間を過ごすことができた。私の現役時代、みかけはややワイルドだが気持ちは人懐っこい素朴なサークルというイメージがうりのサークルだったが、素朴さは今も変らないことがうれしかった。ＯＢ会のあとは、会に誘ってくれた後輩と、学生の時よく行ったカジュアルな南欧系料理店Ｋに行き、ワインを飲み、パエリアをぱくつき、昔話に花が咲いた。最近の話題では「ＳＮＳ（ソーシャルネットワーキングサービス）はなんの役に立つのか」ということも話題に。私はＧｒｅｅをやっていて、大いなる暇つぶしとたまには発見もある、役に立つかどうかは人それぞれだからやってみなきゃわからない、と私見を話した。そのやってみる、というのが問題だという声もあるようだ。やはり自分の交友関係やプロフィールを会員登録系であってもインターネットに公開することには、抵抗がある人がいるだろう。例えば、ヤフーのｅグループのように、メンバーだけでクローズドできるのならば参加したい、という声も聞く。また、Ｇｒｅｅではメール機能が弱くて使いづらいという声やページが閲覧できない、という声はよく聞く。ネットワークも安定してほしいものだ。ＳＮＳへの評価は今の機能で判断すべきは時期尚早でその発展はいまここで終わりでない。まだまだ開拓・発展すべき機能、ビジネスモデルが隠されているように思う。さて、そろそろネットワーク不調なおったかなあ・・。ログインしてみようっと。

  2004.10.30

• 久しぶりの「ハラハラ残業」

  納品したプログラムがうまく動かない、、という相談があり、久しぶりにかなりハラハラしながら残業した、金曜日の夜。。。結局、問題解決は月曜日に持ち越された。このトラブルのおかげで、日曜日・月曜日早朝、と仕事をすることに。仕事の苦労は辛いけれど、いつもいろんなことを考えされられる。オペレーション改善のチャンスも潜んでいる。しかし、スタッフにはいろんな人がいる。クライアントの悪口をこぼして仕事を後回しにする人や指摘を後ろ向きに考える人もいる。そんな外野のぼやき声がうるさくて仕方ないが、「こういう時が自分の正念場。だから前向きにとらえたい。こんなことには負けていられない」と自分に言い聞かせている。仕事の修羅場を前向きにとらえる自分であり続けたい。

  2004.10.29

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