2019394 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Shige & Happy の 気まぐれ写真日記

Shige & Happy の 気まぐれ写真日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Comments

Shige&Happy@ Re[1]:実践しているデンタルケア(12/24) mabo400さんへ 一旦始めると、毎食後やら…

Free Space

設定されていません。
2014/02/08
XML
カテゴリ:最近のニュース

自国中心の歴史観と大国意識

 2014年ソチ冬季オリンピックが始まりました。当初は施設設備が間に合うだろうかと心配されましたが、突貫工事によってなんとか開幕にこぎ着けたようです。

 開会式は日本時間の午前1時からでした。最初はテレビ中継を見ていましたが、延々と続けられる「大国ロシア」の歴史をテーマにした開会セレモニーにうんざりしてテレビを消しました。

「大国の影」
ソチ開会式140208
(新聞にも「欧米と価値観差」とある。開会式に首脳が欠席する国も多かった~2014年2月8日佐賀新聞)

 旧ソ連が初めて開催した1980年のモスクワオリンピックは、アフガニスタン問題に抗議する西側諸国のボイコットで不完全な形で終わりました。あれから34年、ソチオリンピック・パラリンピックは、「新生ロシア」のまさに国家の威信をかけた大会となりました。

 セレモニーにはピョートル大帝、トルストイなどが出てきたようですが、ソ連時代の恐怖政治の象徴スターリンはどうなったでしょう。歴史観は国の数だけ、国民の数だけある。ある国の英雄は、一方の国では侵略者となるし、ある国の暗殺者は、一方の国では救国の英雄となるのです。

 この寒い中、延々と自画自賛の歴史観を見せられた選手たちに同情します。座席には温熱ヒーターがあっただろうかと心配しました。

 ロシアは面積の上では確かに大国です。多くの国と国境を接しています。数えたことはありませんが、ロシアは、世界でいちばん多くの国と国境を接している国には違いありません。

 だからこそ、今大事なのはその隣国との友好関係です。冷戦時代が終わってもう30年以上になります。そろそろ旧来の大国主義から脱してゆくときではないでしょうか。

 開会式に参加した選手たちは、この時代錯誤的で大げさなセレモニーに圧倒されずに、自分をみつめてこれまでの成果を十二分に発揮して欲しいと思います。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2014/02/10 10:39:34 AM
コメント(0) | コメントを書く
[最近のニュース] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X