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カテゴリ:野鳥の写真
天然記念物ではないカササギ 今日は久しぶりにカメラを持って出かけました。気温はまだ冬ですが、柔らかい日射しに春を感じる1日でした。めぼしい写真は撮れませんでしたが、帰りに立ち寄った民家でとても珍しいものを見ました。 庭の松の木に、なんと「カササギ」が巣を作っていたのです。その松の木は2階の屋根に届くくらいの高さがあるのですが、中ほどの枝の分かれ目に巣作りをはじめたばかりのようでした。数本の枝を渡して基礎工事の段階といったところです。 「庭木に巣作り」
私は「カササギ」というより別名の「カチガラス」と呼んでいました。名前の由来は「カシャ カシャ」という鳴き方からきているそうですが、子どもの頃からカササギを見てますがそのような鳴き声はほとんど聞いたことがありません。 カササギは、国内では福岡県と佐賀県の有明海沿岸といった限られた地域にしか住んでいませんでした。そのため今から90年以上も前の1923年に、福岡県久留米市や佐賀県佐賀市など十数市町を対象として天然記念物に指定されました。 カササギは、近年は佐賀平野などでは数を減らし、県北の唐津市などでその姿を多く見るようになっています。しかし、唐津市は指定区域ではありません。だから、ここに巣作り中のカササギは「天然記念物ではないカササギ」ということになるようです。 「カラスとカササギ」 この松の木にカササギが巣をかけるのは初めてのことです。家の人は猫が襲うのではないかと心配しています。無事竣工の暁には猫よけの柵を作る必要がありそうです。 引き続きそっと観察を続けたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/12/04 02:17:02 PM
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