|
テーマ:ニュース(100168)
カテゴリ:最近のニュース
ちょっと計算しにくい8% 消費税が導入されてどれくらい経つのかすっかり忘れていました。調べてみると、税率3%の消費税が実施されたのは今から25年前の平成元(1889)年4月1日でした。 税率3%の時代は9年間続き、平成9(1997)年4月1日から税率は5%に引き上げられています。その後は、税率5%の時代が17年間と、これは結構長く続いたんですね。そして、1週間後の平成26(2014)年4月1日から消費税率は8%(うち地方消費税が1.7%)になるのです。 「切り替えのタイミングは?」 税率を3%から5%に引き上げる法案が議決されたのは自民党・社会党・さきがけ(自社さ)の連立内閣だった村山富市内閣のときでした。そして、それが実施されたのは自民党の橋本龍太郎内閣のときでした。 5%から8%への引き上げ法案が議決されたのは民主党の野田佳彦内閣のときでした。そして、今回その増税を実施するのは自民党の安倍晋太郎内閣なのです。 面白いのは、とかく国民世論の批判が高い消費税率アップ法案を苦労して成立させたのは自民党以外の内閣で、増税を実施する段階で政権を握っていたのは自民党という構図です。 単純にいえば、やっかいなことは他党にさせて、苦労知らずの自民党という感じです。 すでに、8%から10%へのアップは1年半後の2015年10月からと決まっています。景気は回復しているといいますが、その恩恵はまだ大企業だけに限られています。 政府は今回の増税分の使い途をきちんと説明し、国民生活の安定と向上を図って欲しいものです。10%へのアップに国民の理解が得られるかは、今後の経済の動向にかかっています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/03/27 08:40:05 PM
コメント(0) | コメントを書く
[最近のニュース] カテゴリの最新記事
|