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Shige & Happy の 気まぐれ写真日記

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Shige&Happy@ Re[1]:実践しているデンタルケア(12/24) mabo400さんへ 一旦始めると、毎食後やら…

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2016/11/09
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テーマ:ニュース(100174)
カテゴリ:最近のニュース

番狂わせの要因は?

 第45代アメリカ合衆国大統領に、大方の予想をひっくり返して共和党のドナルド・トランプが当選した。不動産王のトランプは、軍役経験も政治家の経験も無いという点でも、1期目の就任時では歴代最高齢(70歳)となるという点でも、合衆国始まって以来の当選者となる。(正式には12月19日に行われる選挙人の投票によって決定する)

「トランプ優勢」

(選挙人の多い州で接戦を制したトランプがクリントンを引き離していった)

 一方民主党のヒラリー・クリントンは、ファーストレディ、上院議員、国務長官という政治畑を歩んできた。当選すれば、アメリカ初の女性大統領となるはずだったし、大方の予想では勝率70~90%と、当選は確実視されていた。

「トランプ当選確実の第一報」

(現地時間では午前2時近く、日本時間の9日夕方だった~NHKのライブ中継より)

<とりあえず現時点で…>

○トランプの当選は全世界にショックを与えるだろう。彼の不法移民に対する差別的な言動や
女性蔑視の発言をマスコミは大きく取り上げた。暴言や嫌われ者のイメージは彼の計算のうち
だったと思える。国情は違うが、フィリピンのドゥトルテ大統領の手法と似ている。

○マスコミも大半がヒラリー・クリントンを支持していた。しかし、現状に不満を持つ大衆は
マスコミも既得権益者の代表と見て叛旗をひるがえした。マスコミが、ヒラリー・クリントン
やや優位の報道を続けたことが、「隠れトランプ支持者」を増やしていったのかも知れない。


○選挙の経過と結果を通して、世界一の「超大国」といわれるアメリカ社会の矛盾が浮き彫り
にされた。矛盾の一つとして、富の集中が進み、所得の再分配がうまく機能していなかったと
いうことがあげられる。


○日本の教科書では、アメリカは「人種のサラダボール」と書かれる。いわれる多民族国家であ
る。そのサラダは、今やとてもまずい、単なる野菜の切れっ端の集まりになろうとしている。


○グローバル化も現代を読み解くキーサードである。しかし、経済活動が流動化してヒト・モノ
・カネが国境を越えて大量に移動したり、や地域紛争の激化による大量の移民の発生は、先進国
 の経済的社的会不安を増大させ、一部では移民排斥の動きも高まっている。


「トランプの勝利宣言」

(激しい対立の亀裂の修復を意識してか、選挙戦とは一転して穏健な第一声だった)


 民主主義の陥りやすい問題点「ポピュリズム」が、今や民主主義のお手本の国といわれるアメリカで表面化したのかも知れない。イギリスのEU離脱をめぐる国民投票も、本当に国民がその是非をきちんと判断した結果が「離脱」という投票結果になったのか問題点が残る。


 トランプはいわば「Joker」である。アメリカにとっては「切り札」でもあり、「ババ抜き」の「ババ」でもある。


 今回の結果は、日本にとっては文字通り対岸の大火事だ。しかし、日本人一人ひとりが冷静に自国のあり方を考えるいい機会になるだろう。


※写真はNHKのライブ中継より


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Last updated  2016/11/16 01:41:37 PM
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