2019917 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Shige & Happy の 気まぐれ写真日記

Shige & Happy の 気まぐれ写真日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Comments

Shige&Happy@ Re[1]:実践しているデンタルケア(12/24) mabo400さんへ 一旦始めると、毎食後やら…

Free Space

設定されていません。
2018/02/08
XML

​​​​<先生の前書きの文>                
  ぼくたちは、この日まで、とても明るい気持で
 とてもよくわかったという顔で勉強してきていた。
  ところが、この日になってみんなの顔には急に
「なやみのしわ」がよってきた。                     
   でも、ぼくは、そのみんなの顔をとても美しいと思
 った。
   みんなの目には、あのそこ知れぬ大海のような、深
 みのあるかがやきが、ただよっていたからだ。
    今日は、その日みんなが書いてくれた「ハダカの王
 様」を勉強して」という文の中から、そのいくかをえ
 らんで、文集にまとめた



<自分の作文>                            
  本を一回よんだあと、王様はせいじ          王様はせいじを考えないで、遊んで 
 のことを考えないので、自ぶんの着物        いるのでわるい王様と思っていたが、
 のことばかり考えていたので悪い王様        王様にはほんとうは二人の作った着物
 と思っていた。                               は見えないものだから、王様はばか者
  ふたりの男は、はじめはとても悪が        になってきた。
 しこい男と思っていた。                        それは、前に、二人の男のさぐり方
  大臣や役人は、ほんとうのことを言        が悪かったのかもしれない。
 う正直者と思っていた。                       二人の男が外国に行って
  二人の男は、しらべてみると、             「大ばか者には見えない着物を作っ
  「大ばか者には見えない着物をつくる」    て見せる」
 などど、つごうのよいコトバを見つけた       と言って、着物を作り、その国の人が
 ので、頭のよい二人になってしまった。       みんなばか者であったら、二人の男は
   そして、大臣たちは、ほんとうは見         よい男となる。
  えないのだから、大ばかものだ。二人         それと同じことだ。
 の男がいったとおりにあっている。だ         二人の男をもっとさぐらなければい
 から、よい二人になったのだ。へんな        けないのだ。
 ことだ。                  (右上へ)​​​


 国語の教材にアンデルセンの「ハダカの王様」が掲載されていたのだろう。それを読んで、話に登場してくる、王様・大臣や役人・二人の男のうち、誰が悪いのか、だれが大ばか者なのか、誰が正直者なのかを話し合ったのだろう。自分の作文も分かりづらくて混乱しているが、他に掲載されている8人の作文を読んでも、それぞれに迷っていることがわかる。

​ N先生は、前書きの文で次のように書いている。
 
「ぼくは、そんなきみたちの顔をとても美しいと思った。みんなの目にはあのそこ知れぬ
 大海のような、深みのあるかがやきがただよっていたからだ」

 何という柔軟な考えだろうか。子どもたちの考えをとても大切に考えている。一人一人が迷いながらも、自分ながら真実にせまろうという子どもたちの姿を、N先生はとても誇らしく思っている。そんな教師としての姿勢がとても素晴らしいと思った。



​ 
​ ↓ランキングに参加しています。良かったらクリックをお願いします。​


にほんブログ村





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2018/02/24 12:58:52 AM
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X