|
テーマ:民族楽器について(63)
カテゴリ:最近買ったもの
音を出すことすら難しい 一昨年の南米の旅では、レストランや駅前などでケーナやサンポーニャとギターで歌っている人たちをよく見た。多くの人は横目にただ通り過ぎていたが、アンデスの山間に響き渡る楽器の音は、平和な時代のアンデス文明を思い起こすようで心にしみた。 小さなサンポーニャを土産代わりに買った。吹き込めば音は出るが、竹の筒が二段に組み合わされているので、曲を弾くとなると上下に口を動かすのが難しい。 「サンポーニャ」 帰国してから、楽器店でケーナを見つけた。それも教本付きで安かったので買った。しかし簡単に音は出ない。リコーダーのように吹き口がなくて、唇の形を平行にして音を吹き込まなければならない。しかも腹式呼吸でないとすぐに息が切れて頭がボーッとしてくる。 カルチャーセンターのチラシにケーナ個人レッスンが載っていた。幸いに卓球練習(月・水・金)に重ならない火曜日の夜である。ともかく基本を習おうと申し込んだ。 「ケーナ」 しかし、最初からとても難しかった。家では音が出ても、先生の前に出ると音が出ない。こんなことが2回ほど続いた。そのうちに何とか音は出るようになったが、練習曲を吹く段になると、うまくメロディにならない。このようにしてワンクール6回(1回は欠席)終わった。 「吹き口」 2クール目になると、なんとか何曲か吹けるようになったが、自分の音は半音ほど低いという。それは最初から指摘されていたが、楽器のせいだと思っていた。しかし、自分の吹き方が悪いためだという。これを今更言われてすっかり自信を無くしてしまった。 正しい音程にするには、口唇の形と息の吹き込み方が大切だと言う。自分はまだ音を上から吹き込んでいるからそれがダメなんだとか。 折角始めたから定番の「コンドルは飛んでいく」ぐらいはモノにしたいが、もう挫折気味である。正しい音(音)が出ないので音(ね)をあげている、といった感じである。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/01/18 12:20:52 PM
コメント(0) | コメントを書く
[最近買ったもの] カテゴリの最新記事
|