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テーマ:ニュース(100177)
カテゴリ:最近のニュース
平成から令和へ 本日11時半過ぎ、菅官房長官は新しい元号を「令和」と発表した。これは日本の古典「万葉集」からの言葉ということである。今回は中国の古典からの言葉は使われなかった。これははからずしも、ここ数日自分が予感していたことだった。 昭和の「和」がまた使われたことはやや新鮮さを欠く。しかし、「万葉集」をきっかけに我が国の伝統文化について国民が再認識してくらたらいいと思う。 「新元号の発表」 前昭和天皇の時は逝去された1月7日、すぐに皇太子(現天皇)が即位し、新しい元号「平成」が発表されて翌日から平成元年1月8日になるという慌ただしい日程だった。元号法による規定がそうなっているからである。 今回の新天皇の即位の礼は5月1日なので、新しい年号「令和」は5月1日から使用される。新憲法になって初の「生前退位」により、皇室行事や政府の段取りも取り組みも新しいことづくめとなった。 新元号に日本の古典を使うことは、保守的な首相の考えの反映であろう。有識者の意見を取り入れるのは古来からの慣例ではあるが、そこに当時の政権の以降が反映されるのは避けられないことだろう。 自分自身は、今回の元号「令和」が中国の古典から離れたことは賛成である。漢字は中国が発祥地だから、中国の古典から離れることは難しいだろうが、平安時代からは日本の風土や季節に合った国風文化が発達してきた。だから、改元はそう何回もあることではないが、今後も日本で使われた感じの中から年号を考え出すことはそんなに困難なことではないだろうと思う。 「首相の説明」 伝統文化である年号を民主主義的な手続きで維持し、「平成」、「令和」と改元が続いた。そこに一番意義があると思う。使う使わないはそれぞれの自由(政府も言っている~だけど公文書は原則年号)である。自分は、結構西暦派(社会科の教師だったこと、国際化の時代だから)なのである。学級通信や学校通信、年賀状にも西暦を中心に使ったし、必要に応じて年号を併記する方式だった。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/04/08 01:20:05 PM
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