Shige & Happy の 気まぐれ写真日記

​​茶畑と桜​​

　この桜も数年ぶりである。久しぶりに来たら大きな枝が１本折れていて、以前を知っている人が見たら少し寂しくなったように感じるだろう。

　午後になっていて茶畑が日影になりかけていた。しかし、幸いにも雲が切れて茶畑に陽が射す瞬間があった。

「茶畑と百年桜」

(茶畑がもっと明るい若葉なら言うことないが、それは時期的に無理な話だ)

　ここでも逆光で狙ってみた。桜の樹が「百年桜」という名のとおりに年輪を感じさせるように撮れていたら合格なのだがまだ不十分である。最近の撮影には広角レンズを多用しているが、画角が広いのでどこまでカットするかが難しい。

「ボリューム感」

(こうして見上げると、「百年桜」という名前にふさわしい古木である)

　昼過ぎの時間帯に来たが、ここの「百年桜」は午前中の方が撮影にはいい感じがする。何といっても茶畑がきちんとそれらしく写る時間帯を選ぶ必要がある。

「背景を選んで」

(山影の部分をバックにすると桜色が少し強調されるようだ)

　ここのさくらは花の付き方が普通に見る吉野桜とはちょっと違うようだ。上の写真を見ればわかるが、花のかたまりが大きな綿菓子のように丸くなっている。

　桜前線を追いかけて撮ると面白いと思うが、この時期は自分には最悪の季節である。数日撮影のために外出したら、毎夜アレルギーの症状に悩まされている。

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