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テーマ:中学校社会科(59)
カテゴリ:教育全般と社会科教育
最終回、第一次世界大戦から戦後の日本 1985年(昭和60年)の社会科通信NO18は、この一年間取り組んできた、生徒に「歴史川柳」を作らせる実践の最終発表をしている。題材は第一次世界大戦から戦後までの歴史的な出来事である。 この当時、歴史学習はせいぜいサンフランシスコ講和条約までが精いっぱいだった。経済の高度成長なども教科書には載っていたが、授業時間不足のため、現代史の大半は3年生で学習する「公民的分野」に事実上任せた形になることが多かった。
★ウィルソンの考え無視するベルサイユ ★あまりにも調子づかせた真珠湾 ★敵国も今は黒字のお客様 最終回には「一年間の授業を振り返って」というテーマを設定したが、なかなか厳しい作品が多くて反省させられた。眠たい生徒を目覚めさせるような目覚ましい授業が少なかったのだろうと反省する次第である。 その反面、多くの生徒は社会科を嫌いではなかったという自負もある。それは、作品を見ても良くわかる。回数を経るにつれて、歴史的事実を自分なりの言葉で表現できるようになっていて、知識・理解や興味の深まりが見られて成長の跡が見える。 冗談も真剣だからかわからない ★地理はだめ歴史もダメなら公民だ ★授業中頭の中は原始人 社会だけぼくのとりえは社会だけ これまで、6回にわたって発表してきた歴史の授業における「歴史川柳」づくりの作品集を発表してきた。昔の実践記録を整理し処分するにあたって、目にとまったので本ブログに遺すことにした。 生徒の名前にはモザイクをかけているが、一人一人の顔はほとんど鮮明に思い出す。なお翌年度に行った「公民川柳」の実践は地方新聞でも紹介されたが、研究発表としてはまとめていない。今となれば、それがもったいなかったと思う。だが、多忙な中に学級通信の他に教科通信を出していた時代があったことを懐かしくも思う。
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Last updated
2019/04/18 04:52:30 PM
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