Shige & Happy の 気まぐれ写真日記

​​インスタントカメラ​​

　これまではちょっと武骨なデザインが多かったので、気に留めなかったが最近ちょっとスマートなデザインのインスタントカメラが発売された。これまではFujiフィルムの独壇場だったが、Canonも売り出したようだ。

　以前、ポラロイドカメラを買ったがほとんど使わないままだった。ポラロイドはボディが大きくて扱いにくかった。今回買おうと思ったのは、旅先でスナップした子どもたちに写真をあげるためだ。デジカメで撮っても、プリンターがないとその場で渡せない。インスタントカメラは、スマホで撮った写真も転送してその場でプリントできる。

(スクエアな形より、横長の形が使いやすいと思ってこの製品にした)

　過去の海外の旅で特にそう思った。笑顔で写ってくれた子どもたちに、記念に写真を渡してあげたら喜んでくれたろうと思った。特に貧しい国の子どもたちには喜ばれたろうと思う。そこで、今度海外に行く機会があるかどうかわからないが、一台買っておこうと思ったのだ。

(液晶の映り具合も価格の割にはまあまあいい)

　問題はフィルムの値段である。プリンタは機械は安くてもインク代がばかにならない。それと同じように、インスタントカメラもフィルム代が高い。名刺大の印刷用紙10枚入リパックが2セットで1,250円だから、一枚当たり60円である。L版のプリント代の２倍である。

(撮ったらすぐ横から排紙され、徐々に現像される点がなかなかギミックである)

　買ってみて一番問題だと思ったのはボデイの形状だ。大きさはほぼ手のひらに隠れるくらいの大きさで、何とかズボンのポケットにも入るのでOKである。しかし、ボデイに角がなくて丸みを帯びている。うっかり手に持ったら滑り落してしまいそうだ。

　やはり手に持って操作する機器であるから、指がかかる部分にはグリッブが欲しい。うっかりすると捜査しているときに落としてしまいそうだ。表面の素材も滑りやすいプラスチックなのだ。

　チェキという愛称で発売を続けていたFujiに信頼性を感じて買ったのだが、通販で買うとこんな失敗もある。新規参入したCanonの製品と持ち比べて買うべきだったかな。

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