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テーマ:欲しいもの・買ったもの(741)
カテゴリ:好きな歌・好きな曲
世界へとどけ平和への歌声-ピースフルワールド- アグネスの岩波ジュニア文庫「みんな地球に生きるひとPart4」を読んだことをきっかけに、彼女の貧困や病気、内戦で苦しんでいる子どもたちへの支援活動のことを具体的に知った。本に書かれているアグネスの言葉は、体験者ならではのリアルさがあって衝撃的でさえあった。 1972年、17歳のとき「ひなげしの花」で歌手デビューしたアグネス・チャンは、1974年に上智大学に入学、1976年には芸能歌手を休止してカナダのトロント大学に編入学して社会児童心理学を専攻している。そのころから、世界の経済格差や児童労働の問題などに目覚めていったと思われる。 1978年に日本に戻った彼女は、アイドル好みの吉田拓郎作曲の「アゲイン」で芸能活動を再開する。中国人歌手としては初の武道館コンサートも実現させた。しかし、70年代の自分が聴いていたのは吉田拓郎、井上陽水のフォークソング、松任谷由実らのいわゆるニューミュージックだった。 今回初めてアグネス・チャンのアルバムを買った。それも、最新作ではない。2007年発売の「世界に届け平和の歌声」である。このアルバムは「平和」をテーマとしたシリーズの第1弾で、全11曲中10曲が自身の作曲で、4曲は作詞作曲ともに自身でやっている。 「世界に届け平和の歌声」 作詞家には故日野原重明、山田洋次、遠藤実など、そうそうたるメンバーが連なっている。この中に、上に上げた本の名前と同じ「みんな地球に生きるひと」という曲もアグネス自身の作詞・作曲で入っている。 2007年といえば、国内外でのいろいろな研究や体験を経て、世界の児童問題や人権問題を中心に関心を深めていた時期である。 1984年 国際青年年記念平和論文で特別賞を受賞 「11曲からなるアグネスのメッセージ」 けっして印象的なメロディや歌詞があるわけではない。人として地球人としてこうあるべしという正攻法の歌である。しかし、そこには自身の実際の見分や体験がもとになっていて、実際にボランティア活動を続けてきた彼女ならではのメッセージが込められている。
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Last updated
2019/08/02 06:01:16 PM
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