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カテゴリ:最近撮った写真
レンズの良さを生かした撮り方とは フルサイズのレンズメーカー製の35㎜ F1.8(TAMRON) のレンズで散り果てかけている庭のモミジを撮ってみた。定評のレンズだがピントが甘いように感じて満足のいくショットがなかった。 開放で撮れば極端に被写界深度は浅くなるし、かといって絞り込んでも35㎜という短い焦点距離の割には被写界深度は浅い。難しいレンズである。 「落葉」 (甘い描写だが、拡大すると中央の葉にピントは来ている) F 4 1/200 ISO 200 今日の試写だけではよくわからないが、このレンズは甘い描写を楽しむレンズのようだ。それでいて、ピントはちゃんとつかんでいるところにファンがいるんだろう。 「紅葉1」 (ピント位置をはずれるとボケ具合は極端に大きい) F1.8 1/1000秒 ISO200 「紅葉2」 (背景が煩雑で写真としてはいい構図でもないのだが) F 3.5 1/1250 秒 ISO250 ノートリミングの上の写真をトリミングして、ピントが来ている一番下の葉を拡大してみた。すると、しっかりと葉脈まで解像していることがわかる。 「紅葉2を大きくトリミング」 (こういうところにこのレンズの魅力があるのだろう) この場合はレンズの周辺部での描写であるが、なかなか切れ味がいい。中心部であるともっと良い描写をしてくれるのだろう。ちょっと大きくて重いが、使い方を間違えなければ面白いレンズである。 ※カメラ EOS 5D MarkⅣ ※レンズ タムロン SP 35mm Di VC USD ↓ランキングに参加しています。よかったら下のアイコンをクリックしてください。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/02/11 09:03:45 PM
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