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テーマ:思うこと(3073)
カテゴリ:最近のニュース
防災への意識を高める 新型コロナウィルスは南極を除く五大陸に広まり、WHOも「パンデミック」を宣言をする準備に入っているようです。WHOは、新型コロナウィルスが「世界的な大流行」に入ってきているという認識を固めているようです。 そのような中、無観客での実施を考えていた高野連も、春の選抜高校野球の中止を決めました。出場が決定していた選手がかわいそうという声も多いようですが、新たな感染者が出ている現状では、感情に流されている時ではないと考えます。 そのような新型コロナ騒動の中で、あの大震災から9年目の慰霊の日を迎えました。各地での慰霊行事も縮小されていますが、被災者や遺族の方々にとっては、3月11日は何年たっても消えることはなとても心重く辛い日だと思います。 9年前の今日、旧大川小学校(石巻市)では、74名の児童と11名の先生方が亡くなりました。地震発生から51分後の15時37分、大津波が学校を襲いました。写真は私が2回目に旧大川小学校を訪ねた、1年半前(2018.9.13)に撮ったものです。 「震災遺構として保存される予定」 (犠牲者を悼むようにコスモスが揺れていました) 右後方の山に避難していたら犠牲者は出なかったろうと言われます。しかし、学校が避難場所になっていて地域の高齢者もいたことや、責任を持って決断する人がいなかったことから、津波が来るまでの50分間が無駄に流れていったのです。 地震があったらまず逃げる、それも、できるだけ高いところに向かってということを徹底しておくべきだった。悔やんでも悔やみきれません。 「前回訪ねた時はなかった祭壇」 (悲しみで私の心もレンズも曇っていたのか、写真はピンボケ) 自然の猛威の前には人間のどんな叡智も技術も無力です。謙虚な気持ちで、災害から「」いのち」を守ることを最優先して、学校や地域社会での防災教育に力を入れてゆくことが求められています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/03/19 08:39:19 PM
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