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テーマ:新型コロナウィルス(56)
カテゴリ:最近のニュース
再び増え始めた感染者数
新型コロナウィルスの感染者数が2万人から3万人になるのに3週間しかかかっていない。検査数が増えていることもあるのだろうから、数字に一喜一憂することはないと思うが、東京や大阪などの都市部を中心に急増している。 「3万人超えの新聞記事」 (再び増加してきた新規感染者、若い年齢層が増えてきた~7/26佐賀新聞) そういうなかで、経済回復のため政府が打ち出している「Go To キャンペーン」も迷走している。観光業者や小売業者のための需要喚起策であるが、東京を起点、あるいは目的地とする旅行が除外されるなど二転三転している。 1日あたりの感染者数の、第1回目のピークは4月11日の720人だった。4月6日に7都府県に出された緊急事態宣言が、4月16日には全国に拡大されて感染は全国に広まっていった。 しかし、5月に入って感染者数は減少し、5月14日には39県で緊急事態宣言が解除され、5月25日には全国で解除された。この期間の感染者数は全国で50人を下回る状況が続いた。この時点では、「自粛」とか「Stay Home」といった呼びかけも過去のものになるかと思われた。「Withコロナ」とか「ポストコロナ」という言葉がマスコミからも流れるようになった。 しかし事態は甘くなかった。7月に入って新規感染者数が増加し始めたのだ。そして、累計感染者数はついに3万人を超えた。 「都道府県別の感染者数」 (7月25日時点での感染者数~佐賀新聞7/26) 2020年は、歴史に残る年となった。2020東京オリンピック、パラリンピックの開会式が7月22日に予定されていた。本来なら、国内消費だけでなくインバウンド効果も最高潮で好況となり、全てがいい方向に回転していただろう。 しかし、中国武漢市で最初の感染が発生して1年にもならないのに全ては暗転した。こんなことを誰が予想しただろう。7月の最終週の現時点で、全世界では約1700万人が感染し、死者は約67万人となっている。1年延期された東京オリパラだが、現在の状況では開催の可能性は限りなく小さくなったようだ。 日本は、外国と比べて死亡率が低く軽症者が多い。しかし、重症化する感染者が増えた場合に備えることは大切だ。医療従事者の緊張はまだまだ続く。有効なワクチンが開発されるまで、ホモサピエンスとCOVID-19との戦いは続くだろう。 ↓ランキングに参加しています。良かったらクリックをお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/08/01 01:09:07 PM
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