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テーマ:野鳥写真(157)
カテゴリ:野鳥の写真
ハスの花はまだ早かった
今日は、午後から会議があったが2時間で終わった。6月の陽はまだ十分に高い。十数年前に人工的に作られた湿地に行った。 この地はもともと遊水地だった。しかし、戦後の食糧難で、新田開発が進んでなかなかの美田に変わった。我が家はこの地域一帯では最大の地主だった。中高校生のころまでは家族総出で田植えや草取り、稲刈りに汗を流したものだ。 しかしコメ余りによる減反政策の一環としてだろう、自然観察ができる人工の湿地帯に復元された。今は、汗を流した美田の面影は全くない。 その一角の湿地に、2000年前の種子から芽を出した「大賀ハス」が植えられている。今年はやや生育状態は良くない。葉がまばらな部分があるようで肥料分が不足しているのかもしれない。 「花の時期にはまだ早い」 (一番咲きを目指すつぼみが2個だけ色づいていた) ハス池にはトンボの姿もまだ見えない。つぼみが付き始めるとトンボも見かけるようになるのだが…。そこで、野鳥がいないか見回してみた。すると反対側の湿地でサギを狙っている人がいたので、自分もその近くに行ってみた。 「アオサギの飛翔」 (いきなり飛んできたアオサギにとっさに望遠レンズを向けた) 夕陽が徐々に傾きだしていて逆光状態だった。だから、露出不足は仕方ない。ピントはまあまあ合っているようだ。 このアオサギは湿地の中の枯れ枝にとまったので、できるだけ近づいて飛び立つ瞬間を待って狙い続けた。しかし、なかなか飛び立たない。 「ただじっと、枝にとまっている」 (ときどき羽繕いをするだけで、なかなか飛び立たない) 仕方なく、枝に停まった状態を何回か連写してみた。逆光なので露出は+0.7ほど補正している。すっかり湿地の木々も芽吹いて、野鳥を狙うシーズンは終わっている。 この次にこの湿地に来るときはハスの花が咲き誇る時期。多分、7月に入ったころだろう。 ※OLYMPUS OM-D E-M1 Mark2 40-150mm F2.8 PRO + MC-20 ↓ランキングに参加しています。良かったらクリックをお願いします。 写真日記ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/06/13 10:00:28 PM
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