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カテゴリ:最近撮った写真
手入れがされていない
大賀ハス(オオガハス)は、古代のハスの実から発芽・開花したハスで、1951年(昭和26年)に千葉県千葉市検見川(現・千葉市花見川区朝日ケ丘町)にある東京大学検見川厚生農場内の落合遺跡で発掘された。 落合遺跡は縄文時代の船溜まりとされ、戦争中は燃料にするための草炭が発掘されていたが、戦後になって丸木船やハスの花托が発見された。1951年に3粒のハスの種が発見され、植物学者の大賀一郎(当時・関東学院大学非常勤講師)が発芽を試みたところ、その中の一粒が発芽して大輪の花を咲かせた。 この古代ハスは、1954年に「検見川の大賀ハス」として千葉県の天然記念物に指定され、1993年には千葉市の花に制定された。現在は千葉公園のハス池で栽培されている。その後、大賀ハスの種は、友好親善と平和のシンボルとして、日本各地や世界各国へ根分けされている。 「今年はハスの花がまばら」 (十年ほど前に植えられた大賀ハス、つぼみにも元気がない) 国土交通省の自然再生製事業の一環として造成された市内の「アザメの瀬」にハス池が作られた。数年前まではもっと花が元気よく咲いていたのだが、最近は手入れがされていないようで元気がない。ハス田にも空白がある。 「何とか良いアングルを探したが」 (花の咲き方が寂しいので写真的にもいい構図が見つけられない) ハスの苗が立ち枯れていたり、根が失われている部分は、再度植えなおすしかないようだ。折角の二千年ハスなので、「アザメの瀬」の管理者にはもっと真剣に取り組んでもらいたい。 ↓ランキングに参加しています。良かったらクリックをお願いします。 写真日記ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/07/10 01:49:12 PM
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