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カテゴリ:ギターと音楽
断捨離で2台手放し、また新たに2台
ギターのスケール(ナットからブリッジの間)は650mmが普通である。要するに弦の長さである。しかし、最近気づいた。普通のスケールは自分にとっては大きすぎたのだと。ギター所有歴40有余年にして初の気づきだった。 40数年前に買ったギターは想い出深いので持っておくとして、ここ数年の間に買った2台をオークションで売る予定にはしていた。そしてめでたく断捨離できたところで、上記のように「スケールの違い」に気付いたのである。 「フルサイズのギター」 (K.YairiのYW500P、1979年製。40年近く離さない良く鳴るギターだ) ネットもない時代によくもこの銘品を買ったものだ。生音だけで十分な音量だが、数年前にL.R.BAGGS のピックアップを付けてエレアコに改造した。中古でもある程度の値がつくが、手放すつもりはない。スケールは標準の650mmだ。 ずっと1台しか持っていなかったが、ガットギターが欲しくなり、5年前にK.YairiのCE-3D(エレガット)を買い、2020年には同じくK.YairiのKYF-2(エレアコ)を買って3台持ちになった。2台ともスケールは645~650mmだった。 いずれにしても、買い足した2台は売って断捨離した。ところが先月楽器店でTaylorのGS miniに触って弾いてみて、小さいながらもすごくいい音がするのに驚いた。スケールはほとんどミニギターの範疇で600mだという。 そこでネットで調べ、まず台湾のウクレレメーカーの610mmサイズのエレガットを見つけた。これだけ小さいとかえって弾きにくいかもと思って弾いてみたら、小柄な自分に完全にフィットする。しっかりした造りで音も文句ない。 次に、Taylorのアカデミー・シリーズを知った。これは「ビギナーが途中でやめてしまわないよう」ということで開発され、理想のフルサイズ・ギターをうたっている。スケールは635mmで、ネックも細めで握りやすい。 このアカデミーシリーズは、現材料産地の人たちの暮らしを考えてフェアトレードの仕組みで生産されている。また環境破壊を防ぐため、ギター一本売れるごとに木を一本植えるという、そんなメーカーの姿勢に大いに賛同して買うことにした。 「再び3台に~中央がK.YairiのYW500P」 (左がaNueNue aNN-MN14E エレガット、右がTaylor Limited Academy12e ) こうして、また3台体制に戻った。更にまだ、TaylorのGS miniにも魅かれている。スケールが小さいとメリットが2つある。まず持ち運びが楽だということ。次に、弦のテンションが低くて弦が押さえ易いということである。弦長が短くなるほど高い音が出るからテンションは低めでチューニング出来るのだ。 スケールの異なる3台。これにTaylorのGS miniが入れば、600mm、610mm、635mm、650mmが揃う。Taylorは一般に30万、50万の世界であるが、アカデミーシリーズやGS miniシリーズは10万円台前半で手に入るのも魅力だ。 今までネックの太さは気にしていた。でもスケールには気付かなかった。みんなエレアコ仕様にしているのは、気に入ったアコースティックギター用アンプを持っているからだ。RolandのAC60はとても音が良くて使い勝手もいい。 ともあれ、ギターは弾いてなんぼのモノだ。これからはまじめに練習し、とりあえず楽譜なしで弾いて歌える曲を増やしたい。 ↓ランキングに参加しています。良かったらクリックをお願いします。 写真日記ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/09/13 06:03:04 PM
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