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テーマ:海外クルーズ旅行(28)
カテゴリ:アーカイブスシリーズ
野球の盛んなドミニカ共和国
10年前の今日(2011年9月27日)、ドミニカ共和国の首都サントドミンゴに入港した。自分は「地元野球チームとの交流」というツアーに参加した。 ドミニカ共和国は、エスパニョーラ島の東部約3分の2を占める。かつてコロンブスによって植民都市の建設が進められ、スペインの中南米侵略の拠点となった。現在のドミニカ共和国の人口は1080万人(1916年)となっている。 「コロンブス像」 (サントドミンゴ市内にはコロンブスの邸宅も残されている) スペイン人の植民活動で、先住民の多くが殺されたりスペイン人が持ち込んだ病気によって病死した。その暗い過去は中南米諸国の各地に、豪華な支配者の邸宅や要塞として残っているが、現在は観光名所として貴重な外貨を稼いでいる。 「ドミニカ共和国の位置」 (カリブ海の島々の中では、エスパニョーラ島はキューバ島に次いで大きい) 野球が盛んで、大リーグにも多くの選手を送っているし、日本のプロ野球で活躍している選手も多い。広島カープは「カープアカデミー」によって若手選手の発掘・育成を計っている。 「交流試合の様子」 (我々チームがアンダースロー投手の好投で勝利した) この島の西側のハイチ共和国は、世界の最貧国の一つとして政情が不安定だが、ドミニカ共和国は比較的安定している。しかし、この島に来て初めて貧富の格差を知らされた。それは、バスから眺める民家のほとんどが鉄格子で厳重に囲まれていたからだ。暴動が起こった時に備えているのだろう。 「カープアカデミーにて」 (彼らの夢は日本のプロ野球で活躍して金持ちになることだ) 自分は根っからのカープファンである。赤いユニホームを着た若者たちを見ていると、彼らの夢がかなうようにと願わずにはいられなかった。 船はこれからパナマ運河に向かう。いよいよ、大西洋から太平洋へと乗り出してゆくのだ。地球を一周しているという実感が高まってきた。 ↓ランキングに参加しています。良かったらクリックをお願いします。 写真日記ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/10/06 12:37:46 PM
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