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独裁者の狂気をどう止めるか
北京冬季オリンピックが閉幕したら始まる兆候はあった。2月24日、ついにロシア軍のウクライナ侵攻が始まった。武力で制圧して国境を変更するやり方は、2014年のクリミア半島への侵略と同じやり方である。 ウクライナにも新ロシア系の住民がいて、特にクリミア半島やウクライナ東部には、今回の侵攻を歓迎するロシア人がいるという。ウクライナでは武装した親ロシア勢力との紛争も起きていたことを知った。 首都キエフを奪って現政権を倒し、ロシアの傀儡政権を樹立するのが狙いだという。冬季オリンピック期間中から、ウクライナとの国境沿いに10万のロシア軍が集結して軍事演習を行っている様子はアメリカの監視衛星がとらえていた。 「第一報」 (ウクライナとロシアの軍事力の差は歴然としている) ソ連崩壊後多くの東欧諸国が独立を果たし、さらに西側陣営に入りNATOに加盟した。ロシアは冷戦時代の力を失い、民族自決は時代的な流れだと思った。しかし、ロシア、いやプーチンは、ソ連時代の栄光を取り戻そうと危険な賭けに出た。 ウクライナがNATOに入るのを阻止し、武装解除して中立化を図るというのがロシアの大義名分である。しかし、今のNATOが軍事的な脅威をロシアに与えているとは思えない。実際にアメリカはアフガニスタンから撤退した。 「多方面から迫るロシア軍」 (経済制裁でプーチンを止めるアメリカバイデン大統領の思惑は外れた) 今のロシア政権はプーチンの言いなりである。専制国家に成り下がっている。富と権力を掌握しているプーチンは、国益のためと言いながら自分の権力の盤石化を図っている。2030年代まで権力の座にいる事を目指している。 だが、プーチンも不死身ではない。その時ロシアはどうなっているのか。それはロシアにとってとても虚しい未来予想図だ。ロシア国民は自国の将来を暗澹たる思いで想像するしかない。政権内部や軍部には版プーチン派はいないのだろうか。 ソ連軍は一般人を狙った戦争犯罪を行なっている。末端の軍人は訓練の続きだと思っていて、国境を越えたことを知らされていないものもいるようだ。 ともかく今はウクライナ支援の輪を全世界に広げることだ。一日でも早く停戦が実現するよう、国際社会はあらゆる手段でロシア包囲網を構築するべきだ。 ↓ランキングに参加しています。良かったらクリックをお願いします。 写真日記ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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