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テーマ:ツーリング(412)
カテゴリ:バイクツーリング
トラブルてんこ盛りの4日目 9時すぎ、道後温泉本館の近くの旅館を出て記念写真を撮る。今回のツーリングで良かったこと2つある。第一には全期間を通じて天候に恵まれたこと。第二に、コロナウィルスの感染が第7波の終わりらしく沈静化していたことである。 「道後温泉本館前で」 (玄関部分は塗装前みたいだ、裏側は足場があって修築途中だった) 松山城にのぼろうとしたが、ロープウェイ乗り場に行ったら、上り下りに最短でも1時間がかかるということだった。これは、ロープウエーの時刻の関係だろうが、ちょっとそんな余裕はなかった。そこで、「坂の上の雲ミュージアム」に行った。 「坂の上の雲ミュージアムで」 (当時の日本馬は体高が140センチぐらいだったそうだ) 日露戦争の特別展示をしてあったが、パネル説明が中心で実物の武器や軍事物資などがあるわけではなかった。ザーッとみて、とりあえず松山港に向かった。フェリーの時間を確認しておくことにした。結果的にはこの動きが幸いした。 乗り場に着いて係の人に訊いたら、松山から別府へのフェリーは無いとのことだった。ネットで調べ、13時出航の便で別府に向かう予定だった。ホームページにはちゃんと時刻表も載っていたが今年5月に廃止されたという。 これがまず第一のトラブル。どうしようかと大いに困惑したが、九州に渡るには佐田岬の三崎港から佐賀関港に向かうか、宇和島港から別府港に向かうかの二択しかない。幸い松山城の見学をパスしたので2時間弱の余裕はある。 すぐに三崎港をめざす。国道九四フェリーは一時間おきに出ている。今からなら2時半の船に間に合いそうだ。基本的に西に向かって走ればよい。12時半過ぎ、途中の道の駅で休憩し、船の中で食べる予定で買っていた弁当を食べる。 道の駅を出発しようとして第二のトラブル発生。弟のGSR250のセルモーターが回らない。結局昔やっていたように押しがけでエンジンをかける。電気系統のトラブルのようだ。このあと国道九四フェリーの乗り場まで数回押しがけをすることになる。 岬までの道、国道197号線は何回も走っている。車は少なくて適度なカーブがバイクには心地よい。気持よく走っていたら、急に後ろからパトカーのサイレンが鳴って停止させられた。ここでもう観念した。2時30分には間に合わないのは勿論、反則金も1万を超えるだろうし悪くすれば免停だ。これが第三のトラブル。 警察官が降りてきて「ちょっとスピード出てますね。」。「すみません、フェリーに間に合うためついスピード出しました。」。すると、「計測はしていないから切符は切りませんが、気をつけて走ってください。」と言われた。なんと、地獄に仏とはこのことだ。「有難うございます気をつけます」と素直に反省して走り出した。 もう完全に2時30分には無理だ。そこで、宇和島港に行ったら別府行きは13時に出ていた。時間のロスをした。三崎港に着いたら15時30分の便に5台のバイクが待機していて、我々は14時30分の便になった。九四フェリーにはバイクは5台しか乗れない。過去何回か待たされたことを思い出した。これが第四のトラブルである。 「九四フェリーから佐田岬灯台を望む」 (すでに陽は傾き、大分県佐賀関港に着いた時には完全に陽は落ちていた) 「国道九四フェリーの航路」 (16時30分発、17時40分着、所要時間が70分であることが確認できる) 予定は大幅に遅れたが九州に着いた。後は湯布院の宿まで無事に走るだけである。予定外だったのは、以前は佐賀関港から一般道で大分に向かっていたが、バイパスができていてスムーズに大分、別府と走り抜けることができたことだ。 湯布院への登坂はずいぶん寒かった。バイクのメーターに表示された外気温は8度程度だったが、時速60kmプラスアルファで右に左にコーナリングしながら登ってゆくと、どんどん寒くなる。体感温度は1度か2度くらいだったろう。 湯布院の宿についたのは20時前だった。トラブル続きに関わらず、予定より2時間ほど遅れたがなんとか無事に着くことができた。 ここでオドメーターは6417km、家を出てから758km走ったことになる。 本日の走行は222km。 ↓ランキングに参加しています。応援のクリックをお願いします。 写真日記ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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