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テーマ:ツーリング(412)
カテゴリ:アーカイブスシリーズ
ぶるぶる震えながら、真冬の雲仙(1995年1月5日)
真冬に走るということは結構気合いが要るものである。ご覧のようにツーリングスタイルも真冬対応ではあるが、日帰りツーリングとあって、荷物が少なくてすむのが、ほんとうにお気楽なのである。 佐賀県鹿島市から長崎県諫早市、小浜町を過ぎるまでは順調であったが、小浜温泉の湯煙を後ろに見ながら雲仙登山道に入りだんだん標高を上げていくうちに手足の感覚がなくなってくる。 やがて、ホテル街に近づいたところでなんと雪が降ってきたのだ。路面は濡れた状態であったので、走るには支障はなかったが、まさか雪になるとは思わなかったので驚いた。まあ冬の雲仙では当たり前のことかも知れないが。 (左は諫早付近、右は雲仙のホテル前、愛車は~YAMAHAディバージョン400) 早速露天風呂に入り体を温める。なんといってもこれが最高である。写真は慌てていてレンズが曇ってしまい、よく写っていなかったが、雪が舞い散る中での露天風呂もまた一興であった。 「体が温まって昼食」 (まず外から体を温め、次に中から温める鍋焼きうどん定食) 昼食後には空模様も回復してきた。雲仙地獄を見学する。そのあと、そこで売っていた温泉たまごを食べて帰途につく。このときには青空が見えていたのだが、最後の最後にどんでん返しが・・ 「目新しくはないが雲仙に来たので…」 (仕事始めも過ぎ、雲仙の地獄も観光客の姿もまばらだった) 島原半島をまわって有明海沿いに国道207号線を走っているときに突然の雨に見舞われる。それも半端じゃない降り方だ。しかも、真冬の冷たい雨。折角、温泉と鍋焼きうどんで体の内外から温まっていたのに、寒さで体はがちがちに震えが止まらなかった。 この時の国道207号線の遠かったこと。この時ほど、狭い佐賀県がとてつもなく広く感じてしまったことはなかった。 ↓ランキングに参加しています。良かったら下のバナーをクリックして下さい 写真日記ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022/12/01 09:43:06 PM
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