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テーマ:■大阪探検■(691)
カテゴリ:国内の旅
コロナ感染拡大以降初めての集まり
大阪までなら新幹線が手軽だ。今日は土曜日だが自由席もガラガラの状態だった。知らなかったが、予約の段階で自由席も座席が指定できる。海側の窓際の席だったがトンネルが多くて景色を楽しむ気分にはならない。しかも天気は曇りだ。 「新幹線から見えるマツダスタジアム」 (写真の見栄えが悪いのは曇天の上に、窓ガラス越しの撮影だからだ) 前回は確か2015年のことだった。阪神地区には3名いるので時折会っていたそうだが、全員集まるのは8年ぶりということになる。余裕をもって新大阪に着き、梅田で昼食をとった。この余裕が結果的には遅刻の原因となった。 集合場所の天王寺動物園が駅から全く見えない。田舎者だから、駅のすぐ近くといえば「歩けば棒にあたる」程度に考えていた。怪我が治っていない足で歩き回り、何人かに訊いても要領を得ない。大阪人はアバウトな人が多いのだろう「動物園なら反対側や、あの建物の向こう辺りやで」というおじさんもの声に、折角来た道を引き返したりもした。 4人目ぐらいに尋ねたおばあさんが「人に訊いてもあきまへん、わしについてきい」といって、200mほど先の突き当たりまで連れて行ってくれた。自分は完治していない右足を引きずるように後をついていってやっと集合場所に着いた。 「天王寺動物園」 (こちらは出口であるが、高層ビルとの対比が印象的) 日本でも古い方から3番目(1915年開園)という天王寺動物園は、都会の真ん中でライオンやカバ、サイなどサファリの生き物を見ることができる稀有な動物園だった。勿論動物園が先で、後で周囲が急に都会化したのだろう。動物園の周辺に下町情緒の残る商店街があったのが印象的だった。 「これぞ大阪」 (ほとんどの人がマスク姿で、コロナにに関しては大阪人もまだ用心深い) 天気は午後から晴れてきたが、動物園を出る頃には太陽は高層ビルの陰に沈み夕暮れ時となって来た。大坂の旅友が予約していた「鉄板焼き」の店に入る。たこ焼き、お好み焼き、串カツなど何でもありの店で結構にぎわっていた。 「串カツも出てきた鉄板焼き」 (「鉄板焼き」と書いたが、地元大阪人は何と呼ぶのか聞き忘れた) 2人が亡き人となり、今回の集まりはこの5人だった。3か月間の船旅を共にした仲間は北海道から九州に分かれていたが、北海道の方が一番先に亡くなり、今回は大阪の先輩が旅立たれた。残る我々はできるだけ時間を作って再開することを誓った。 「旅友5人」 (今回は最近亡くなった先輩を偲ぶ会となった) 鉄板焼きからカラオケに行った。カラオケはコロナ以来初めてだ。みんなそれぞれ得意な歌を披露する。しかし、令和の歌はほとんどわからない。30代から70代という世代差を埋める歌は、かろうじて90年代ポップスだったようだ。まあ人が何と言おうと歌いたい歌を歌うというのがこの仲間の流儀ではあるが…。 天王寺駅で別れて20時半ごろホテルに入る。運よくホテルは目立つところにあり、無駄足を避けることができた。スマホのナビの使い方が判らず、今回も仲間を待たせることになった。反省しながら眠れない旅の夜を過ごす。 ↓ランキングに参加しています。応援のクリックをお願いします。 写真日記ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/02/14 08:21:15 PM
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